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【ラム肉】を美味しく食べる調理法とは?部位ごとの調理法も解説

【ラム肉】を美味しく食べる調理法とは?部位ごとの調理法も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年3月27日

ラム肉は、ヘルシーさとその美味しさから、一般的に食べられる肉の一つになりつつある。匂いが独特、クセがあると敬遠している人がいるなら、ぜひその固定概念を払拭してほしい。ラムは、調理法をきちんとマスターすれば、美味しく食べることができるのだ。そんなラム肉の調理法について紹介する。

  

1. ラムの基礎知識

ラムとは、羊肉のこと。羊は、古くから人間が用いてきた食肉の1つだ。なかでも生後1年未満の子羊の肉をラム肉と呼ぶ。ちなみに12~24ヶ月の羊肉はホゲット、2歳以上の成羊肉をマトン。マトンはラムよりクセがある、というイメージが強いが、きちんと管理されたものを選べば、心配ご無用、美味しく食べることができる。

ラム肉に含まれる栄養素

ラム肉が注目を集めるきっかけになったのが、豊富な栄養素。特に注目されているのがL-カルニチンというアミノ酸の1種。脂肪の燃焼に効果を発揮するといわれている。含有量は、ラムよりマトンの方が多いとされる。

ラム肉の臭みの原因

ラムは独特の臭みがある。そんな印象をお持ちの方も多いことだろう。この独特の臭みは、草食動物特有のフィトールという物質によるものだといわれている。これは、植物に含まれる葉緑素が変化したもの。また、牛や豚などに比べて、不飽和脂肪酸が多く含まれているので、酸化の影響を受けやすいことも挙げられる。ただ、現在は流通や冷蔵技術も発展しているので、きちんと選べば、においを気にせず食べることができるはず。

2. 美味しいラムの調理法

ラム肉はグリルがおすすめ

家でラムを食べるなら、まずはグリルがおすすめ。どの肉にも共通して言えることだが、火を通しすぎないことが何よりのポイント。中がほんのりピンク色。これが美味しさの証なので、火の通りをしっかり見極めることが重要。常温に戻したラムは、塩胡椒をややきつめに振り、中火で焼き始める。ひっくり返したらやや弱火に。厚みのあるものであれば、にじみ出てきた脂を全体にかけながら、仕上げていこう。焼き上がりは少し休ませてからカットを。鋳物や鉄のフライパンを使用するのが、おすすめだ。

ラム肉はバーベキューや焼肉も美味しい

アウトドアでBBQ、ホットプレートで焼肉をするなら、ぜひラムも一緒に焼いてみてほしい。ラムが苦手、という人であれば、焼肉のたれをつければ、より食べやすい。ラムがお好きな方は、サルサソースや塩胡椒でシンプルに焼き、青唐辛子とライムなどで食べるのがおすすめ。串刺しにしてもいいだろう。

慣れたらラム肉で煮込み料理を

ラムというと、グリルとジンギスカンが有名だが、実は煮込み料理に使っても美味しい。我が家では、豆と一緒に煮込むのが定番。味のポイントは、クミンをメインにしたスパイス。スパイスがラム特有のにおいとマッチし、奥行きをもたらしてくれる。生のトマトや野菜と煮込んで、クスクスにかけても美味しい。グリルよりも、滋味深くやさしい味わいを楽しむことができる。

3. 部位と調理法の関係

グリルならラムラック

レストランやレシピ本などで、よく見かける骨つきのラム。これは、ラムラックと呼ばれる、人気が高い部位だ。肋骨付きのロース肉というのが、正しい解釈。切り分けるとラムチョップになる。

煮込みなら肩肉

適度に脂肪があり、ラムらしい美味しさを楽しむことができる肩肉は煮込みにおすすめ。煮込むと柔らかくなるところもいい。肩といっても、ショルダーだけでなく、肩ロースやネックが含まれていることもある。

初心者はモモ

脂肪が少なく、あっさりとしているモモは、初心者におすすめ。さっぱりと食べることができるので、グリルでも焼肉でも煮込みでも食べることができる。

結論

牛肉、豚肉、鶏肉と並んで、一般的になりつつあるラム肉。においが気になる人は、ぜひ上質なラム肉を取り寄せて食べてみてほしい。きっとその美味しさに驚くことだろう。自宅で調理する際は、紹介した調理法にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2020年2月19日

  • 更新日:

    2020年3月27日

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