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ニラは生食できるって知ってた?選び方やおすすめのレシピ・注意点も

ニラは生食できるって知ってた?選び方やおすすめのレシピ・注意点も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年1月22日

ニラといえば鍋料理やレバニラ炒め、餃子などの料理を思い浮かべる方も多いのではないだろうか?だが実は生でも食べられる食材なのだ。本稿ではニラを生で食べるメリットやリスク、新鮮なニラの選び方やおすすめレシピなどを紹介していく。

  

1. ニラを生で食べるメリットとは?

加熱調理に多く用いられるため、生食できるイメージがないかもしれないが、実はニラは生でも食べることができる。とはいえ加熱調理しても美味しいニラをわざわざ生で食べる理由があるのか、疑問に思う方もいるだろう。最初に、どんなメリットがあるのかをお伝えしておく。

栄養をそのまま摂取できる

ニラは、ビタミンA(βカロテン)をはじめとするビタミンや鉄、カルシウムといったミネラルをバランスよく含む緑黄色野菜だ(※1)。このうち、生で食べたときに加熱した場合と比べて栄養価が高いのは、余分な塩分を排出する「カリウム(※2)」というミネラルである。

熱に弱く水に溶け出してしまうビタミンB1・B2・B6・ビタミンC・ビオチン・葉酸・パントテン酸といった水溶性ビタミン(※3)もしっかり摂ることができる。生で食べることで、ニラに含まれる豊富な栄養素を逃さず摂取できるというわけだ。

シャキシャキ感を楽しめる

春に収穫される「春ニラ」は、とくにシャキシャキした食感が楽しめるうえ、柔らかいので茎(白い部分)まですべていただくことができる。疲労回復などに役立つとされる「アリシン」はニラ独特の風味を生む成分であるが、なんと茎には葉の4倍ものアリシンが含まれているといわれている。

2. ニラを生で食べる際の注意点は?

一方、ニラの生食にはデメリットというわけではないが、いくつか気をつけたいポイントもある。あわせて覚えておこう。

口臭が強くなる

お伝えしたように、ニラ独特の香りの元はアリシンと呼ばれる成分だ。疲労回復に役立つのはよいが、同時に口臭の元にもなる。アリシンは吐く息に含まれて体外へ排出されるため、歯磨きでは防げない臭いだ。人と会う前の日の晩など、口臭が気になるときは気をつけよう。

食べ過ぎは禁物

アリシンには殺菌作用もあるのだが、食べ過ぎると逆に効果が強くなりすぎてしまい、腸内環境を乱してしまうおそれがある。ニラに限ったことではないが、なにごとも「ほどほど」にしておこう。

3. 生食用の新鮮なニラの選び方と保存期間

ニラは鮮度が落ちやすい。生食するのであれば新鮮なものを選び、かつすぐにいただくことをおすすめする。

新鮮なニラの選び方

まずは「葉の色」を見てみよう。色が濃くてツヤとハリがあるものがおすすめだ。緑色が薄いもの、しなびているもの、ハリがないものなどは鮮度が落ちているためおすすめしない。次に「葉の厚み」を見よう。葉が幅広で肉厚なニラは栄養が豊富な証拠である。加えて、手で持ったときに重さを感じられるものを選ぼう。

そして、もうひとつが「香り」だ。アリシンが豊富に含まれているニラはあの独特な香りが強い。食べ過ぎは注意だが、疲労回復をはじめさまざまな効果のある栄養素なので、できれば多く含まれている個体を選ぼう。

保存期間の目安

うまく新鮮なニラを選べたとしても、鮮度が落ちるのが早いのでできれば当日、または翌日には食べきることをおすすめする。どうしても保存する場合は冷蔵庫の野菜室に入れよう。このとき、乾燥を防ぐために湿らせたペーパータオルなどを根元に巻き、新聞紙で包んで立てた状態で保存すると鮮度がより長持ちする。保存期間は長くても3日程度だ。

4. 生ニラのおすすめレシピを紹介

ニラは生でも食べられるといわれても「どうやって?」と疑問に思われるかも知れない。そこで、簡単に作れる「ニラ醤油」を紹介しよう。

超簡単!ニラ醤油のレシピ

  • ニラはサッと洗い、キッチンペーパーで水気をしっかりとる
  • ニラを5mm幅に細かく刻む
  • 醤油とニラを混ぜ合わせたら完成
以上納豆や野菜のお浸し、餃子などいつもの醤油にニラを刻んで混ぜるだけだ。細かく刻むほどニラの細胞が壊れ、アリシンが増える。炒め物や肉・魚料理の下味などに使えば、独特の風味が美味しさを引き立て、食欲も掻き立ててくれるはずだ。ただし食べ過ぎると胸やけを起こすおそれがあるため気をつけよう。

サラダや豚しゃぶ・タレにしても美味しい

ニラ醤油以外にも、たとえばきゅうりとの和え物にしたりトマトとのサラダに使ったり、豚しゃぶに使ったりしても美味しい。なお、ごま油に豆板醤と味噌・酢・醤油・はちみつ・生姜そしてみじん切りにした生のニラなどを加えて作るタレも絶品だ。ピリ辛でいろいろな料理に合うので、ぜひ試してみてほしい。

5. ニラは「エネルギッシュ」な野菜

最後に、ニラに関するちょっとした基礎知識を解説しておこう。

エネルギッシュで栄養豊富な緑黄色野菜

ニラが原産地中国から日本に伝来されたのは、奈良時代といわれている。千年以上のときを経て受け継がれてきた歴史ある野菜なのだ。今では年中売られているが、ニラの本当の旬は春である。太陽の日差しを浴びてぐんぐん伸びる葉には栄養がギュッと詰まっている。1株につき多くて10回も収穫できるほど成長が盛んな、エネルギッシュな野菜なのである。

薬膳では「腎」の働きを高める食材とされている

別名「起陽草」と呼ばれるなど、薬膳では身体を温め、精エネルギーを司る「腎」の働きを高める食材として有名だ。そのため、滋養強壮にも役立てられてきた。また冷えた胃腸を温めたり、ストレスなどで滞りやすい気の巡りを整えたりする働きもあるといわれている。

結論

強烈なにおいとスタミナ食の印象が強いニラは、多くが鍋物や炒め物といった加熱調理に使われる。だが、お伝えしたように生でも食べられる。ぜひニラの生食にも興味を持っていただけると幸いだ。いつもの醤油をニラ醤油に変えるだけで、栄養を逃さずしっかり摂ることができる。皆さんのエネルギッシュな日々にぜひとも役立てていただきたい。

(参考文献)

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  • 公開日:

    2020年3月10日

  • 更新日:

    2021年1月22日

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