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【ゴーヤ】の種類と選び方。美味しい旬の食べ方も紹介

【ゴーヤ】の種類と選び方。美味しい旬の食べ方も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年11月20日

ゴーヤの苦さは苦手、という人も多いが、色やイボを見れば苦さの度合いがわかるという。下拵え次第で苦味を取り除くことができるので、上手に選び、苦味を気にせずモリモリ食べて、熱い夏を乗り切ろう。

  

1. 種類と旬

熱帯アジアが原産のゴーヤの旬は夏だ。沖縄では古くから栽培され、豆腐や豚肉と炒めたゴーヤチャンプルーはよく知られている。「ニガウリ」や「レイシ」とも呼ばれ、味はとても苦い。
最近では真夏の日除けになるとして、軒先でゴーヤを栽培してカーテン代わりにしている家庭も多い。また、栄養が豊富であることから、夏バテ予防やダイエットの味方にもなる食材として注目を集めている。
ゴーヤの種類はそれほど多くはないが、変わりダネの品種では、イボがないものや白っぽいものも出回っている。

◆(一般的な)ゴーヤ/短いものは20cm、長いものだと40cmくらいになる。独特の苦味があり、歯ごたえがいい。

◆なめらかゴーヤ/縦に溝があるがイボはなく、表面はなめらか。苦味が少ないので食べやすい。

◆白ゴーヤ/全体的な形はふっくらとして丸みがあり、イボの先端も丸くなっている。長さは15cmほど。一般的なゴーヤの濃い緑色に比べ、果皮の色はかなり薄い緑。苦味が少ないので、サラダなどに向いている。

◆ミニゴーヤ/文字通り、長さが10~15cmで手のひらサイズ。味は普通のゴーヤと同じ。実が小さいので、ゴーヤカーテンに向いている。

2. 選び方

新鮮なゴーヤを食したいなら、全体的に青々とした緑色でツヤがあり、みずみずしいものを選ぼう。形は大きすぎず、ふっくらとして、持った時にずしりと重く感じるものがいい。
先端を見ると、フレッシュな状態かどうかわかる。黄色くなっているものは、熟して枯れ始めた証拠なので避けよう。尻側の方は丸みをおびたものよりも、細くとがっているものを選びたい。また、色は緑が濃いほど味はよいが、苦味が強いとされている。苦さが苦手な人には、緑色が薄いものがオススメだ。
さらに、イボの大きさでも苦味を判断することができる。イボが密で小さいものは苦味が強く、逆にイボが大きいものは苦味が弱いとされている。表面を見た時、イボにツヤがあり、密で硬いものがよい。イボが黒ずんでいないか、また、潰れていないかもチェックしよう。

3. 旬の美味しい食べ方

ゴーヤは皮を剥かないで食べるので、表面をしっかりと水洗いしよう。
まずは縦半分に切る。中の種と白いワタをスプーンで取り除く。ゴーヤの苦味の元は種とワタなので、苦味が苦手な人は、白っぽいところをそぐようにしっかり取り除こう。
中身をくり抜いてカヌーのような形になったら、3mmくらいの厚さにスライスし、ゴーヤチャンプルーなどに調理しよう。
苦味をマイルドにしたい場合は、スライスしたゴーヤを塩でもむ。15分ほど放置すると苦味がしみでてくるので、水にさらして塩を抜き、ザルにあげて水気を切る。
また、スライスしたゴーヤを塩もみした後、水にさらす前にサッと茹でると、さらに苦味が抜ける。しかし、火を通しすぎると歯ごたえがなくなるので、湯通しする時は手短に。
茹でたものは酢味噌で和えたり、ツナ缶と混ぜてサラダにすると美味だ。
また、縦半分に切らずに3cmくらいの輪切りにしてから種とワタをくり抜き、空洞になった部分にひき肉を詰めてオーブンで焼いても実にうまい。

結論

最近では北海道でも家庭菜園で栽培され、すっかり全国区の野菜となったゴーヤ。新鮮なものを選ぶコツや下処理の方法はわりと簡単で、色の違いやイボの大きさで苦味の強弱を判断できることがわかった。加熱してもビタミンCが壊れにくく、夏バテ気味の体を助ける栄養を豊富に含んでいるので、積極的に摂りたいものだ。

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  • 公開日:

    2020年3月31日

  • 更新日:

    2020年11月20日

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