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エディブルフラワーを日常で活用する方法は?食卓を花畑に!

エディブルフラワーを日常で活用する方法は?食卓を花畑に!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

鉛筆アイコン 2020年3月13日

何気ないプレートに美しくフォトジェニックな魔法をかけるのが、昨今人気の「エディブルフラワー」。花を食して果たしてうまいのか?と、疑問をもつお父さんもいると思うが、花食の歴史は古く、実は日常にすっかり溶け込んでいる。今や料理もビジュアル先行時代。自作の料理を美的に変える、食べる花の世界を覗いてみよう。

  

1. 花を食するフラワー・クッキング

エディブルフラワー(edible flower)のedibleは「食べられる」「食用に適する」の意。したがって、edible flowerは食用花、食用に用いられる花を意味する。可憐に咲く花を食用にする歴史はとても古く、中東の国で愛されるローズウォーターについては紀元前にまで溯る。バラの花びらやスミレの砂糖漬けなど、花の香りを封じ込めたスイーツは、ヨーロッパの貴族にも愛されてきた。

日本においても、菊の花は昔から食され、お茶や酒などにも用いられてきた。桜の花も塩漬けにされてアンパンのヘソに使われるなど、実は花食は意外と身近なものなのだ。また、ブロッコリーや菜の花、アーティチョークなど、花の部分を食べる野菜も多い。古来から「エディブルフラワー」は身近な存在だったのだ。

エディブルフラワーはここ数年、料理の写真映えが意識され始めるにつれてブームになってきた。食用として安全に栽培されている花の種類も増えたため、スーパーをはじめ、ネットでも気軽に購入できるようになってきた。ビタミンやミネラルも豊富に含むエディブルフラワーは、今や非日常から日常使いへシフトしてきているのだ。

2. いつものサラダが華麗なお花畑に!?

かぐわしいバラやスミレ、ジャスミン、ピリっと辛いナスタチウム、甘味のあるヒソップ、仄かな風味漂うマリーゴールド、ラベンダーやローズマリー、チャイブなどハーブの花々...。これらは、姿も色も味わいも香りもさまざまなエディブルフラワーだが、どのように使うかは、まさにアイデアとセンス次第といえそうだ。

最も手軽なのが、サラダに花びらを散らしてみることだろうか。いつものベビーリーフやジャガイモ、キュウリやトマトなどをドレッシングで和えたサラダに好みの花を加えれば、まるでお花畑のようなプレートボウルの完成だ。

また、スイカやマンゴー、グレープフルーツなどカットしたフルーツに花をちりばめるだけでも、フォトジェニックなデザートになる。パンチやシャンパンに浮かべたり、ゼリーや氷に入れて固めたり、砂糖漬けしたものを手作りショコラやクッキーにトッピングしたり、方法はさまざまだ。花を画材にして絵画を描くように、香りと味と色のハーモニーを楽しむ一皿に仕立ててみては?

結論

庭やベランダーに毎年エディブルフラワーを植えてみるのも一興。一年草のキンレンカやマリーゴールド、タイムやマジョラム、ローズマリーなど花が咲くハーブなどを育てておけば、気軽に摘んでさまざまなレシピに応用できる。時には妻や子どもへのサプライズな贈り物として、花の魔法がかかった料理を用意してみてはいかがだろうか。

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  • 更新日:

    2020年3月13日

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