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【洋梨】の種類と選び方・食べ方を紹介!旬の時期や特産地も解説!

【洋梨】の種類と選び方・食べ方を紹介!旬の時期や特産地も解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2020年3月31日

濃厚な香気とクリーミーでとろけるよう味わいが、何とも贅沢な果実「洋梨」。極上スイーツにも匹敵するその味わいで、年々普及しているようだ。ラ・フランスをはじめとする多彩な品種、特産地、旬、追熟させて美味しくいただく食べ方などを伝授しよう。

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1. 洋梨の種類

日本に洋梨(西洋梨とも呼ぶ)がもたらされたのは、明治初期の頃だという。イギリスやフランスなどヨーロッパ生まれの洋梨は、なかなか高温多湿な日本の風土になじまず、さらに追熟を必要とする収穫から出荷までの不慣れなど、さまざまな要因により普及するまで長い歳月を要したようだ。

近年になり、缶詰需要から生で食すフルーツへの嗜好の変化、グルメブームなどに伴い、次第に人気が高まり、今やすっかり定着した感がある。さまざまな品種が続々登場し、まさに百花繚乱の趣。食べ比べも楽しめる。

◎ラ・フランス
フランス本国で「国を代表するにふさわしい」と、この名がついた名品種。日本においても洋梨のなかでは知名度NO.1だ。大きさは中位で重さは300g程度。見た目は、表面がごつごつして色も冴えなく不揃いだが、完熟後の肉質は緻密で柔らかく、味は洋梨の王者格。バターのようなねっとりした口当たりが楽しめる。

◎バートレット
イギリス原産の洋梨で世界的な品種。いわゆる洋梨型の形状でやや小さめの180g~280gの重さ。実が崩れにくいため缶詰にもよく用いられる。

◎マルゲリット・マリーラ
フランス産。果実は大きく400g~500gくらい。若干、繊維質だが、多汁でとろけそうに柔らかい。

◎オーロラ
アメリカ産のマルゲリット・マリーラとバートレットの交配種。300g~400gと大きめで下側に重みを感じる形。きめ細かく舌触りが滑らか。

◎ル・レクチェ
1903年(明治36年)頃にフランスから苗木を導入したという長い歴史のある品種。栽培や追熟が難しいが、新潟で主に栽培され、その美味しさは世界レベル。果肉は締まり滑らかで、果汁が多く甘味が強い。

◎シルバーベル
平均500gの大玉の山形産。クリスマスベルのような形で、甘さの中にほのかな酸味があり、甘酸のバランスが絶妙。年末年始のお歳暮、クリスマスシーズンなどの贈り物に人気。

◎メープルレッド
小豆色の果皮の色が、追熟すると、カエデの紅葉のように美しく色づく品種。見た目の珍しさ、甘味も酸味もほどよい味わいで、人気上昇中。

◎ゼネラルレクラーク
日本では青森産が多い400g~600gある大玉種。フランスのパリ郊外で発見されたドゥワィアンヌ・ドゥ・コミスの流れをくむ逸品。芳醇な甘味と香り、酸味の均整がとれた濃厚な味わい。

2. 洋梨の旬と特産地

洋梨の旬は、品種によって異なってくる。一般的に立秋の頃から年内いっぱいと幅広いので、時期によって異なる品種を食べることができる。また、洋梨全般にいえることだが、収穫直後は硬くて食べることができないため、収穫後2週間~3週間の追熟期間が必要。その期間も加味して、最も美味な食べ頃を見極めたい。

日本国内での洋梨の特産地は寒冷地域。突出しているのが山形県で、日本の生産量全体の65%を占めている。山形ではさまざまな洋梨を生産しているが、主力代表品種はラ・フランスで、旬は10月下旬~12月上旬。

山形県に続き生産量が多い青森県は、ラ・フランスのほか、ゼネラルレクラークの産地。ゼネラルレクラークは、9月下旬頃から収穫可能で、ラ・フランスより早く食べ頃を迎える。このほか、長野県、新潟県、北海道が主な特産地で、それぞれに力を入れている品種がある。

3. 洋梨の選び方&食べ方

2で説明したように、洋梨は日本の梨と違い、木で完熟したものを食すものではない。ある程度熟したものを収穫し、収穫後に一定期間低温の場所に保存して、果実を成熟させる方法「追熟」がとられる。この追熟を経て、初めて洋梨はとろりととろけるように甘く香り高く美味しくなるのだが、品種によって追熟期間も食べ頃も異なってくるので選び方には気をつけたい。

たとえばラ・フランスの場合、皮が緑黄色で実はまだ固い状態で売られていることも多いので、購入後の追熟が必要となる。暖かい場所へ置くことにより追熟が早くなったりもするので、柔らかさを頻繁にチェックして食べ頃を逃さないようにするのが肝心だ。

軸が茶色く乾燥し、その周辺の肩のあたりを軽く押すと、耳たぶくらいの柔らかさになっていればOK。冷蔵庫で少し冷やしてからいただこう。
このほかの洋梨では、皮の色が黄金色に変化することで見極めることもできる。品種によって異なるので、入手時にあらかじめ確認しておくことをおすすめしたい。

洋梨は一般的に下にいくほど甘いので、櫛形にカットしたら、上部から食べていこう。次第に濃厚になる甘さを心ゆくまで堪能できる。

結論

洋梨の産地、山形ではその昔、実った果実がまずくて捨てたところ、次第に黄ばんで香りがしてきたので、拾って食べたら美味しかったという記録が残されている。追熟して初めて美味しくなる洋梨。入手した際は、食べ頃をしっかり見極めて、とろけるような美味しさを満喫してほしい。

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