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【ホンビノス】とは?チャウダーが絶品なアメリカ生まれの貝を紹介!

【ホンビノス】とは?チャウダーが絶品なアメリカ生まれの貝を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年3月27日

アサリよりも殻が厚くて硬く、白いのが特徴のホンビノス。現在、東京湾、特に千葉や船橋で採れるのだが、元々は日本にはなく、1990年にアメリカから移入してきた二枚貝である。最近ではアサリよりも多く採れるようになったが、アサリよりも身が固く味はやや劣る。しかし、価格はアサリよりも安く、調理法によってはほど良い旨味が出る。このアメリカ生まれの貝、ホンビノスに注目してみよう。

  

1. ホンビノスは保存もきき、生命力が半端ない

ホンビノスの和名は漢字で「本美之主貝」と書く。これは、この貝が以前から北海道で採れていた別名ビーナスと同属だということからそう呼んだのだという。ビーナスとはご存じギリシャ・ローマ神話の愛と美の女神のことだ。
このホンビノスはまさに外来種だが、現在は東京湾に定着し、どんどん漁獲量も増えてきて、スーパーでも頻繁にみかけるようになった。生命力が強く、アサリや蛤は足が速いが、ホンビノスは購入してから一週間は保存できる点も嬉しい。寿命も長く、何とこのホンビノス、数100年も生きたものが海外で見つかったこともあるという、驚愕的な生命力を誇る貝なのだ。

2. アメリカのクラムチャウダーはホンビノスで作っていた

成長すると10cm前後にもなる大きめの貝・ホンビノス。殻には同心円状の筋がくっきりと刻まれ、大アサリに似ている。殻は白い物が多いが、育つ環境や場所によって黒っぽくなることもある。殻は厚いが身が小さいので、選ぶなら大きめの物がいいだろう。
元々はアメリカに生息し、北アメリカ東岸では重要な食用貝。現地では、クラムチャウダーやワイン蒸しにしてよく食べられている。というのも加熱すると身は固くなるが、旨みがスープに移り濃厚な出汁が出るから。まさにスープごと食べる料理などには、もってこいの貝である。

結論

旬は春だが通年で獲れるため、出荷数も豊富で価格が安い。また、いい出汁が出るので様々な料理に活用できる。寒い時期、このホンビノスであったかチャウダーを作れば、出汁もよく出て本場アメリカの味になること請け合い。シチューや味噌汁にも合うので、一度お試しいただきたい。
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  • 更新日:

    2020年3月27日

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