1. 新フムスとは

フムスとは
フムスはレバノンやイスラエルで食べられている豆を使ったディップのこと。材料はひよこ豆、タヒニと呼ばれる中近東のごまペースト、オリーブオイル、レモン、ニンニク、塩、胡椒。これらをフードプロセッサーなどで撹拌してペースト状にしたものだ。味わいは豆だけとは思えないほど濃厚。それでいて動物性食材を使用していないので、体への負担も少ない。健康に敏感なセレブから火がつき、多くの人が知るようになったが、マクロビやベジタリアンの間ではよく知られた存在だ。
フムスの食べ方
現地では、フムスは食卓の定番メニュー。ピタパンに挟む、野菜にディップする、そのまま食べるなど、食べ方もさまざまだ。市販品も広く販売されている。
新フムスとは
新フムスはアレンジを加えた、いわば進化版。チョコレートやシナモン風味のデザート系から、さまざまなフレーバー、異素材を加えたものなど、その展開は幅広い。
2. 新フムスのバリエーション

フレーバーフムス
フレーバーフムスは、新フムスのなかでも非常にポピュラー。市販品も多く販売されている。チリ、パプリカ、ガーリック、クミンなど、さまざまなタイプがある。フムス自体がこっくりまろやかなので、フレーバーを加えることでアクセントになる。
デザートフムス
チョコレートやバニラ、シナモンなどを加えたデザートフムスは、注目度大!バニラエッセンスやカカオパウダー、メープルシロップなどを加えて作るだけと簡単なチョコレートフムスは、自宅でも作ることができる。デザートでありながら、高タンパク低カロリーなので、健康にもよい。
異素材フムス
基本のフムスにアボカドやビーツ、かぼちゃ、ハーブなどを合わせたフムスは、より食べやすい印象。さらに見た目にも美しいので、映えるところも優秀だ。またカリフラワーだけで作る進化版フムスを楽しむツワモノもいるらしい。
3. 新フムスを作ってみよう!

基本のフムス
フムスに使うのはひよこ豆。一晩水に浸したひよこ豆を水で茹でる。この時、一晩浸した水は一度捨て、新しい水で茹でること。一度沸騰したら、あとは弱火で茹でて柔らかくなったら火を止め、そのままの状態で置いておく。茹でるのがどうしても面倒という人は、茹でてある加工品を使ってもよいだろう。
あとはひよこ豆200g(乾燥重量)に対して、オリーブオイル大さじ2、タヒニか練りごま大さじ2〜3、ニンニク1かけ、レモン汁大さじ1、塩小さじ1を入れてフードプロセッサーで攪拌するだけ。途中で、茹で汁1/4カップほどを少しずつ加えて、固さを調節するとよい。茹で上がったひよこ豆の薄皮を取り除くとより滑らかな舌触りになる。
あとはひよこ豆200g(乾燥重量)に対して、オリーブオイル大さじ2、タヒニか練りごま大さじ2〜3、ニンニク1かけ、レモン汁大さじ1、塩小さじ1を入れてフードプロセッサーで攪拌するだけ。途中で、茹で汁1/4カップほどを少しずつ加えて、固さを調節するとよい。茹で上がったひよこ豆の薄皮を取り除くとより滑らかな舌触りになる。
チョコレートフムス
チョコレートフムスは、オリーブオイルの代わりに太白ごま油を使用し、上記レシピのニンニク以下を省き、代わりにメープルシロップや蜂蜜とカカオパウダーを入れればOK。ショウガやオレンジなど柑橘類の皮を少し入れても美味しい。
アボカドフムス
アボカドとフムスは相性バツグン。基本のフムスにアボカドを混ぜるだけと非常に簡単なところも優秀だ。水分が少し足りない場合は、オイルやヨーグルトを加えて撹拌するとよい。ハラペーニョを加えると一気にメキシカンな雰囲気に。肉との相性もバツグン。
結論
新フムスはフムスの進化版。まずは基本のフムスをマスターして、さまざまなアレンジを加えながら楽しみたい。サンドウィッチのフィリングはもちろん、肉や魚料理の付け合わせにもぴったり。ポテトサラダ感覚でサラダにプラスすることもできるなど、使い方もどんどんアレンジしたい。
この記事もCheck!