鶏団子スープの作り方とおすすめの献立を紹介！食材の旨みが凝縮！

最初に紹介するのは、鶏団子スープに使用する食材の選び方だ。さまざまなメーカーの公式サイトで鶏団子を使用したスープのレシピを調べた結果、出汁を水と昆布のみでとるレシピもあれば、水・昆布・かつおぶし・煮干し・薄口醤油・みりん・酒を使用するレシピもある。また鶏がらスープの素を使用して中華風スープにしたり、ホールトマト缶やコンソメスープを使い洋風スープに仕上げたり、和風味のみならず、いろいろな味を楽しめるようだ。

鶏団子スープを作るときに使用する食材のひとつが白菜である。1年を通しスーパーの店頭に並ぶ白菜だが、旬は冬で寒くなるにつれ肉厚になり甘みが増す。一般的に1玉3～4kgのものが多いが、中には1kg前後の小さいサイズもある。スープはもちろん鍋・クリーム煮・漬物など、幅広い料理に使えるのが特徴だ。選び方のポイントは先端がしっかりと巻き閉じており、持つとズッシリしているものが良品である。カットし販売されている白菜は切り口を見て、みずみずしいものを選ぶとよい。芯が盛りあがっている白菜や青いものは、切ってから時間が経過している。

白菜以外に鶏団子スープに使用することの多い食材のひとつが青ねぎである。葉の部分が長く冬も成長し続ける九条ねぎ群という品種のねぎを一般的に青ねぎや葉ねぎと呼ぶ。青ねぎ選びのポイントは葉の先端までキレイな緑色で、ツヤがあり葉先がピンと張ったものが新鮮である。加えて白い茎の部分がなるべく少ないものを選ぶとよい。

次に紹介するのは、鶏団子スープの作り方だ。使用する食材は鶏団子・白菜・青ねぎ・春雨・チキンスープの素・塩・こしょう・黒こしょう・水だ。作り方は春雨をキッチンばさみで食べやすい長さにカットする。戻して使うこともあるが、今回は鶏団子に火が通るタイミングで春雨もやわらかくなるので直接鍋に入れる。

白菜は千切りに、青ねぎはみじん切りにしておく。鍋に水とチキンスープの素を入れ強めの中火で煮立て鶏団子を入れ、春雨と白菜を加え4～5分ほど煮る。煮立ったら塩こしょうで味を調えればOK。あとは器に盛り付け青ねぎをトッピングし、黒こしょうをふれば鶏団子スープの完成だ。

彩りがもの足りないというときは細切りにした人参や小房に分けたしめじ、食べやすい大きさにカットした椎茸を加えるとよい。食感を楽しみたいときは食べやすくカットしたたけのこ、ザク切りにしたチンゲン菜、ほぐしたえのき茸を加えるのがおすすめだ。

次に鶏団子スープと相性のよい献立を紹介しよう。見た目めシンプルな鶏団子スープにおすすめの献立のひとつが、切り口がキレイなパンプキンロールカツだ。また野菜不足を感じている人におすすめなのが、にんじん・白菜・きくらげ・豚肉・うずらの卵など、いろいろな栄養素を補える具だくさんの八宝菜だ。中華味の鶏団子スープと相性がよく、食べごたえある料理だ。

さらに洋風の鶏団子スープと相性のよい献立が、老若男女を問わず大好きなカレー味のピラフやオレンジ色が鮮やかな人参のピラフだ。和風の鶏団子スープにはほっくりとしたサツマイモの甘みが美味しい炊き込みごはんや、貝柱から出る旨みがクセになる貝柱の炊き込みごはん、炊きたてのごはんにしらすや白ごまを混ぜてすだちを添えたすだちしらすごはんも味の相性がよくおすすめしたい献立である。

鶏団子スープの作り方や使用する食材の選び方、相性のよい献立を紹介した。具材に鶏団子のみならず鶏もも肉やささみを加えて鶏肉のさまざまな食感を楽しむのもありだろう。野菜は冷蔵庫に残っているものでも構わないので、お腹が空いたなと感じたときに小腹レスキューとして鶏団子スープを作ってみてはいかがだろうか。