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【甲州牛】の魅力を紹介!豊かな自然が育てる極上の味とは。

【甲州牛】の魅力を紹介!豊かな自然が育てる極上の味とは。

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年7月 6日

日本だけでなく海外でも人気の高い和牛。和牛にも黒毛和牛や褐毛和牛などいろいろな種類があるが、今回はその中から甲州牛を紹介したい。自然豊かな土地で育てられた甲州牛の特徴や歴史とともに、おすすめの食べ方やアレンジなどを見ていこう。

  

1. 甲州牛は山梨県で飼育された黒毛和牛

甲州牛は山梨県で飼育されている黒毛和牛の一種で、自然豊かな土地でじっくりと育てられているのが特徴だ。山梨県は多くのワイン工場やウイスキー工場などがあり、水質がとてもよいことで知られている。また、富士山や国立公園など自然が多いのも和牛を育てるのに適しているとされているのだ。飼料も良質なものを使用し、一般的な牛の飼育期間よりも長い2年半~3年程度じっくりと育てられているのも特徴のひとつだ。脂がしっかりと乗っていて柔らかな肉質、美しい見ための甲州牛は一度食べたらやみつきになる美味しさだろう。牛肉の旨みもしっかりと感じられ、加熱してもしっとりとしているのでいろいろな食べ方が楽しめる。

2. 4等級以上の良質な肉のみ甲州牛として出荷

甲州牛は最長飼育期間が山梨県であり、さらには甲州牛出荷組合に登録さている生産者が育てた牛のことを指します。和牛には5段階の評価があるが、その中でも上位の4~5等級に格付けされなければ甲州牛を名乗ることはできない。厳しい基準をクリアした牛だけが甲州牛として出荷されているのだ。同じ黒毛和牛でも、ランクの低いものは甲州牛という名前を使うことができない。上位のランクを獲得するため、生産者たちは愛情を込めて牛たちを育てあげているのだ。黒毛和牛の中でも、ランクの高い牛の遺伝子を受け継いだ子牛を育てることでより質のよい牛を生産しているのだ。

3. 甲州牛の美味しさを引き出すおすすめの食べ方

ステーキ

牛肉の美味しさをダイレクトに味わえるのは、やはりステーキだろう。厚めにカットした甲州牛を香ばしく焼きあげ、適当なサイズにカットしてワイルドに食べてみよう。余計な味付けはせず塩コショウのみで食べると、より旨みをしっかり感じられる。甲州牛は柔らかいため、厚めにカットしても美味しく食べられるのが嬉しいポイントだ。ワサビ醤油やポン酢など、日本特有の調味料で食べるのもおすすめ。

すき焼き

薄くスライスしてすき焼きにするのもおすすめ。火を通しすぎると固くなってしまうことがあるので、サッと煮て熱いうちに食べよう。野菜と一緒に食べると、甲州牛の脂を上手く中和してくれる。すき焼きは野菜も美味しくたっぷり食べられるので、子どもがいる家庭にもおすすめだ。器に残った生卵はごはんにかけて食べると美味しい。

4. 甲州牛の美味しいアレンジ法

しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶと聞くと豚肉をイメージする人も多いが、牛肉のしゃぶしゃぶもとても美味しい。ほんのり出汁をきかせたスープに軽くくぐらせ、ポン酢など好みの調味料で食べよう。甲州牛は旨みの強い牛肉なのでそのまま食べても十分美味しい。出汁のよい香りと牛肉の旨みを存分に楽しんでみよう。

赤ワイン煮込み

牛肉と赤ワインは相性がよいとされているが、甲州牛の産地である山梨県ではワインが多く生産されている。同じ土地で生産されているもの同士を組み合わせ、甲州牛の赤ワイン煮込みを作ってみるのも面白いだろう。煮込みにする場合は赤身の部位を使い、じっくりと長時間煮込むのがおすすめ。パンに付けて食べたり、パスタのソースにしたりして使うこともできる。

結論

甲州牛は山梨県の大自然の中で時間をかけて育てられた良質な黒毛和牛だと分かった。和牛にはいろいろな種類があるため、産地ごとに食べ比べてみるのも面白いだろう。飼育されている環境や土地の特色によって、牛肉の美味しさにも違いがでてくるはずだ。
※ 画像はイメージです
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  • 公開日:

    2020年5月27日

  • 更新日:

    2020年7月 6日

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