チーズフォンデュの栄養や作り方を紹介！アレンジや魅力を解説！

チーズフォンデュのカロリーは一緒に食べる食材により異なるが、低カロリーとは言い難い。だが、チーズフォンデュからはさまざまな栄養素を摂ることができるのだ。身体の基礎を作るために必要なタンパク質や、体内では作ることのできないビタミン、ミネラルも含まれている。ほかの栄養素についても、一緒に食べる食材を工夫することでバランスのとれた食事をすることができる。

チーズフォンデュを作るときには、まず鍋の内側ににんにくの切り口をこすり香り付けをする。そこへ白ワインを入れアルコールを飛ばす。このとき、子どもやアルコールが苦手な人が食べる場合は牛乳で代用するといい。沸騰後に、好みのチーズを数回に分けて加え、こしょうで味付けをしたら完成だ。食べるときに火にかけたままだと、鍋底が焦げる可能性があるので注意しよう。

基本的にチーズフォンデュをするときには専用の鍋を使用するが、あまりチーズフォンデュをする機会がない人は持っていないこともあるだろう。だが、チーズフォンデュは専用鍋がなくても代用できるものがいくつかある。その中でもおすすめしたいのがホットプレートだ。食材をたっぷりのせることができるため、大人数で楽しむことができる。また、温度設定ができるためチーズフォンデュを焦がしにくいことも魅力のひとつだ。

チーズフォンデュがメインのときに合うおすすめの副菜は、アスパラガスの豚肉ホイル巻きやキノコのマリネ、蒸し鶏のピリ辛つけダレなどがある。チーズフォンデュにコクがあるため、野菜サラダなどさっぱりとしたものもおすすめだ。悩んだときはチーズフォンデュと一緒に食べる食材の中でも、足りない栄養素を積極的に補える副菜を選ぶようにしてみてはいかがだろうか。

残ったチーズフォンデュをどうしようか困っている人も多いのではないだろうか。チーズフォンデュは冷凍保存には向かないため、保存するとしても冷蔵庫で保存するといいだろう。だが、なるべく保存しないでいいように食べきることを推奨されている。理由としては、チーズフォンデュの中にパンや野菜など食材のクズが紛れていることもあり、衛生面でもよくないからである。そこで食べきれなかったときは、リメイク料理に活用してほしい。残ったチーズフォンデュを牛乳で溶きのばしたものをグラタン皿に入れ、バゲットやじゃがいもなどを加えてチーズをのせて焼くパングラタンにするのもおすすめだ。

朝食などにもおすすめのチーズフォンデュ風トーストは、電子レンジで簡単に調理できる。作り方は、耐熱容器に牛乳とピザ用チーズを入れ加熱。ベーコンをカットし、×の切り込みを入れた食パンと中心部をくぼませた食パンをそれぞれ1枚ずつ用意する。中心部をくぼませた食パンのくぼみ部分に加熱したチーズを入れ、さらに楊枝などで数カ所穴をあけた卵黄とベーコンをのせブラックペッパーをかける。×の切り込みを入れておいた食パンをかぶせてトーストで焼けば完成だ。

チーズフォンデュはキャンプでも楽しむことができる。鍋などの調理器具を用意しなくても楽しめるのが、カマンベールチーズの白い表皮を器として使用する方法だ。カマンベールチーズの上部を切り落とし、アルミホイルでまわりを覆い鉄板で温める。チーズの中がグツグツしてきたら、白出汁で味を調えて完成と簡単なのでおすすめだ。

最近SNSで話題になっているネクストチーズフォンデュの別名「アリゴ」。アリゴは、フランスにある、オーベルニュ地方で親しまれている料理からきた名前のようだ。マッシュポテトに餅のような伸びをするチーズを混ぜた食べ物である。チーズフォンデュとは似て非なる食べ物だが、ひと味違う食感を楽しめるアリゴはチーズ好きにおすすめしたい料理だ。