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太刀魚の煮付けの作り方と韓国の「カルチチョリム」を紹介!

太刀魚の煮付けの作り方と韓国の「カルチチョリム」を紹介!

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年9月10日

今回紹介するのは、太刀魚を使った美味しい煮付けの作り方と、韓国でよく食べられている「カルチチョリム」という太刀魚を作った料理。太刀魚は少し珍しい魚で、調理したことがない人も多いだろう。太刀魚で作られたカルチチョリムが一体どんなものなのか、太刀魚の基本の煮方と一緒に見ていこう。

  

1. 太刀魚の煮付けの下処理

スーパーなどで売られている太刀魚のほとんどは、ぶつ切りなどの切り身になっているだろう。太刀魚は小骨の多い魚としても知られているが、基本的にはそのまま調理する。まるごと購入してきた場合は頭としっぽを取り除き、大きめのぶつ切りにしておこう。小骨が気になる場合は、背と腹に切り込みを入れて取る方法もある。小さな子どもがいる家庭などは、中骨以外の小骨を取り除いてから煮付けにしてもよい。スーパーで太刀魚を買うときは、皮目のツヤがよいものを選ぼう。美しく銀色に光っているものは鮮度が高く、より美味しい煮付けが作れるだろう。

2. 太刀魚の煮付けの基本レシピ

煮魚は作るのが難しいイメージが強いが、太刀魚の煮付けは意外と簡単に作れる。まずはフライパンに臭み消しの生姜と水、醤油やみりんなどの調味料を入れる。火を付けて沸かし、味の調整をする。煮る工程で煮汁が煮詰まるため、少し薄味にしておくのがポイント。味が調ったら太刀魚を静かに並べ、アルミホイルなどで落しぶたをして味がしみるまで煮れば完成。煮ている最中に菜箸などで太刀魚を触ってしまうと、形が崩れたり皮がはがれたりして見ためが悪くなってしまうので注意しよう。また、火加減は弱火が基本。ぐつぐつと煮えた状態で長時間煮てしまうと、せっかくの切り身の形が崩れてしまう。ふつふつと沸くくらいの弱火で様子を見ながら煮ていこう。完成した太刀魚の煮付けは、煮汁と一緒に皿に盛って仕上げる。

3. 韓国風太刀魚の煮付け「カルチチョリム」とは

太刀魚の煮付けの中でも人気なのが、韓国でよく作られているカルチチョリムと呼ばれる料理。カルチは太刀魚、チョリムは煮付けという意味がある。つまりカルチチョリムは韓国風太刀魚の煮付けなのだ。カルチチョリムは出汁に唐辛子やごま油、ニンニクやショウガなどの香辛料にはちみつの甘みなどを加えて煮るため、かなり辛いのが特徴。唐辛子の量を調整すれば、食べやすい辛さのカルチチョリムも作れる。太刀魚のほか、じゃがいもなどの野菜を加えて一緒に煮ても美味しく食べられる。唐辛子を抑え、はちみつやみりんで甘みを強くすれば子どもでも食べられる甘辛いカルチチョリムも作れるだろう。

4. 圧力鍋で作る骨まで美味しい太刀魚の煮付け

煮魚は魚をまるごと煮たり、切り身で煮ることが多いため小骨が気になる人も多いはずだ。そんなときに活躍してくれるのが、短時間で中までしっかり煮てくれる圧力鍋。圧力鍋を使えば、小骨だけでなく固い中骨まで美味しい煮付けが作れるのだ。作り方も簡単で、切り身の太刀魚と調味料を圧力鍋に入れて煮るだけで完成。圧力鍋は短時間で仕上げてくれるが、煮崩れしやすいので大きめの切り身を選ぶのがおすすめ。魚の骨には豊富なカルシウムなども含まれているため、まるごと食べたほうが栄養価も高くなる。圧力鍋を持っている人は、ぜひ骨ごと食べられる煮魚にチャレンジしてほしい。

結論

太刀魚の煮付けといえば日本料理のイメージが強く、醤油やみりんなどで煮ていた人も多いだろう。しかし、じつは唐辛子やニンニクなどをたっぷり使った韓国風の煮付けもあるのだ。カルチチョリムは作り方次第で自分好みの辛さに調整できるので、辛いのが苦手な人もぜひ一度は作ってみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年9月10日

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