1. ほうれん草とささみは、いずれも栄養満点でヘルシー!

ほうれん草とささみの食材としての特徴を確認していこう。いずれも身体に嬉しい食材だ。
ほうれん草
ほうれん草は鉄分などのミネラル、ビタミンAなどがとくに豊富で、幅広い栄養を摂れる野菜だ。葉物野菜の中では少し値が張るものの、相応の食べるメリットがある。アクが強いため、基本的に加熱して食べるのが前提だ。加熱するとかさが大きく減るため、量を多く食べるのにはむしろ向いているといえる。また、風味は強めだ。
ささみ
ささみは、鶏肉の中でもとくに脂肪分が少ない部位だ。ヘルシーにたんぱく質を摂れるため、健康志向の人や筋トレをしている人にとくに人気が高い。食材として使う場合も、たんぱく質を気兼ねなく摂れるものと考えて差し支えないだろう。一方で水分も少なめで、調理法によっては食感がパサパサしていると感じるかもしれない。
以上の特徴をふまえ、美味しい食べ方を考えていこう。
2. ほうれん草とささみを、あっさりシンプルに食べる

ほうれん草とささみはどちらもあっさりした食材だ。そのため、まずはシンプルな調理でヘルシーに食べることを考えよう。それでも栄養をしっかり摂れるのが嬉しい。例をいくつか紹介する。
和え物
ほうれん草と茹でたささみをシンプルに和えるだけでも十分に美味しい。また、定番の料理でもある。出汁しょうゆなどを使っておひたしにするだけでも美味しい。ほかにもごま和えにする、ポン酢で和えるなどもおすすめだ。調味料などを自由に工夫したいが、基本的にはほうれん草やささみ自体の味や食感をじっくり味わえるように仕上げるのがよいだろう。なお、きゅうりや炒り卵など、あっさりした具材を組み合わせるのも美味しい。
煮物
ほうれん草とささみは、煮物にするのも美味しい。もちろんほかの具材を加えてもよいのだが、ほうれん草とささみだけを煮て小鉢として仕上げるのもおすすめだ。あまり味付けを濃くせず、出汁を味わえるような薄めの味付けで楽しむのがよいだろう。なお、ささみは煮過ぎると固くなるほか、ほうれん草も色がくすみやすい。ささみに十分に火を通したうえで、ほどほどの加熱時間で仕上げるのがおすすめだ。
スープ
和風出汁あるいはコンソメなどを使い、シンプルなスープに仕立てるのもおすすめだ。軽い食事で済ませたい場合、ごはんとこのスープだけでもそれなりに栄養を摂れる。アレンジの幅も広いのが嬉しい。
3. ほうれん草とささみは、ボリュームのある料理の食材にもおすすめ!

ほうれん草やささみを、よりボリューム料理に使うのも美味しい。カロリーや脂質をそれほど増やさず、かつビタミンやたんぱく質をしっかり補えるのがメリットだ。例をいくつか見ていこう。
グラタン
グラタンを作ると炭水化物が多くなりがちだが、ほうれん草とささみを使えば栄養を補える。また、オーブンで焼くとほうれん草とささみの味もしっかり楽しめるのが嬉しい。チーズなどを多めに加えてさらに風味を強調するのも美味しい。
カレーライス
カレーライスの具にほうれん草とささみを使うのもおすすめだ。全体的にあっさりしたチキンカレーになり、食べやすくなる。ほかの具材の栄養もしっかり摂れるため、ぜひ試していただきたい。
パスタ
パスタの具材にほうれん草やささみを使うのもよい。ほうれん草とささみをあらかじめ茹でておいてから、茹であがったパスタと絡めて味付けするだけでも美味しい。あるいは、ほうれん草とささみを使ってソースを作るのもよいだろう。好みのソースなど、いろいろ試していただきたい。
結論
ささみはヘルシーなうえにたんぱく質をしっかり摂れるので、ほうれん草との組み合わせはとくにおすすめだ。簡単でシンプルな料理にすると、ヘルシーかつ栄養豊富に仕上げられる。また、料理の具材としても優秀だ。いずれにしても栄養面のメリットが大きいので、ぜひ好きな食べ方で楽しんでいただきたい。
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