1. どん兵衛とは

どん兵衛は、言わずと知れたカップうどんの王道。コンビニエンスストアにも必ずといっていいほど、陳列されていることからもわかるように、不動の人気を誇る存在である。誕生は、1976年。当時カップ麺のカップ容器は、まだまだ均一であったなか、業界初の丼型容器として華々しくデビューした。以後、44年に渡り、さらなる美味しさを求めて、進化し続けている。
出汁の違い
どん兵衛は、地方によって出汁の味わいが異なる。東日本は鰹の風味が強い色の濃い出汁に赤唐辛子の辛味が際立つ七味、西日本は鰹と昆布のバランスがいい薄い色の出汁に、和山椒を効かせた七味と地域の好みに合わせたアレンジをしているのだ。さらに北海道は、道産の利尻昆布を使った北のどん兵衛シリーズが存在する。
代表的なラインナップ
どん兵衛といえば、やはりきつねうどんと天ぷらそばであろう。これは全国で展開されているラインナップである。きつねうどんの油揚げは、出汁をたっぷりと吸ってジューシーな味わい。丸大豆100%、しかも豆腐屋が作るような伝統的な製法で作りあげているというこだわりっぷり。天ぷらそばの天ぷらは、1992年にこちらも業界初、あとのせ式が登場。サクサクとしたあの食感は、ほかでも味わうことができない旨さだ。
2. どん兵衛で作るとろけるチーズアレンジ

どん兵衛には過去にチーズを使用したラインナップが登場している。代表的なものは、2015年発売のカルボナーラうどん。どん兵衛の真骨頂であるもっちりとしたうどんにパルメザン・チェダー・エメンタールの3種のチーズが溶け込んだスープを合わせたオリジナリティーあふれる商品。このことからもわかるようにチーズとの相性も実はいいのだ。
どん兵衛きつねうどんに
とろけるタイプのチーズを使ったアレンジ術第1段は、どん兵衛の定番!全国各地で手に入るどん兵衛のきつねうどんを活用したもの。いつもの手順でスープを入れ、お湯を注いだら、その上にチーズをたっぷりとのせるだけ。5分後には、まろやかなチーズうどんが完成している。和風の出汁とチーズが、なかなかいい相性。
坦坦うどんに
現在販売されているシリーズの中でも坦坦うどんはとろけるタイプのチーズとの相性がバツグン。こちらもお湯と同時にチーズをトッピング。スパイシーな坦坦うどんのスープがチーズを加えることによってまろやかになり、ぐっと食べやすくなる。
3. どん兵衛で作る粉チーズアレンジ

どん兵衛のきつねうどんに
粉チーズは、とろけるタイプのチーズよりも簡単にアレンジが可能。いつも通りに作り、ふたを開けたら、チーズをトッピングするだけ。付属の七味を一緒に合わせるとまろやかとピリ辛がいいバランスだ。とろけるタイプのチーズよりもなじみがよく、食べやすいところも嬉しい。
汁なしどん兵衛釜たま風うどんに
現在販売されている、汁なしどん兵衛釜たま風うどんに粉チーズをトッピングすると即席カルボナーラのような味わいに。出汁醤油と特製まろやかたまごタレでほんのり和風な仕上がりに。こちらも意外に七味を合わせると味が締まる。
結論
どん兵衛は、日清食品から発売されているロングセラー商品のひとつ。和風のうどんながら、チーズをプラスしたアレンジにも意外に合う。まずはうどんから始めて、そばに移行するのがおすすめだ。期間限定商品には、とくにチーズに合うものが多いので、オンラインストアから購入してみてもいいかもしれない。
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