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黒キャベツは栄養素が高く家庭菜園向き!おすすめパスタと和風レシピ

黒キャベツは栄養素が高く家庭菜園向き!おすすめパスタと和風レシピ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2020年10月24日

最近スーパーなどで、まだなじみのない名前の野菜が売られていることはないだろうか。使ってみたらカフェ飯のようにオシャレになりそうだが、使い方もわからない。そんな野菜の一つが黒キャベツだ。黒キャベツと聞いても、見た目や食べ方を想像できる人は多くないだろう。そこでここではいま話題の黒キャベツについて、特徴や食べ方などを紹介していく。

  

1. イタリア野菜の黒キャベツって知ってる?おすすめの調理方法は?

黒キャベツといわれると、あの緑色のキャベツが黒いの!?と驚く人もいるはずだ。日本ではまだ当たり前に使われている食材ではない黒キャベツだが、注目されてきている。ここでは知っておきたい黒キャベツの特徴を解説していこう。

丸くならないキャベツ「カーボロネロ」

黒キャベツの本当の名称は「カーボロネロ」という。一般的にスーパーで見かけるキャベツは、葉が重なり球状になっている。しかし黒キャベツは丸くならないのが最大の特徴だ。地面から一枚ずつの大きな葉を伸ばし、まるで大根の葉のような形で成長する。ケールの一種である黒キャベツは、葉が通常食べるキャベツのようにツルっとしていない。また、葉の表面がちりめんの状態になっているのがポイントだ。

原産地はイタリア

黒キャベツはもともとは地中海方面、とくにイタリアのトスカーナ地方で栽培されている。涼しい気候を好む傾向があるため、育てたい場合は苗を植えるのは夏の終わりがベスト。秋から冬まで楽しめる野菜となっている。

家庭菜園にもおすすめ!

黒キャベツはなじみがないため、家で作ることが難しいと思われがち。しかし、実は家庭菜園にぴったりだ。成長して収穫をしても、次々と葉を出すのが魅力。しかも大きくなればなるほど黒キャベツは、どんどん寒さに強くなる。霜が降りる日本の冬でも、寒さに負けることなく収穫ができるのだ。

栄養素が豊富

気になる栄養成分だが、食物繊維やカルシウム、カリウム、β-カロチン、ビタミンC、Eなどが豊富だ。

2. 煮崩れずにキレイに仕上がる!黒キャベツのロールキャベツ

それでは黒キャベツはどのように調理をするのがよいのだろうか。黒キャベツを料理で使うときのメリットや特徴などをふまえて、おすすめの料理を紹介していく。

煮込み料理が最適!

黒キャベツの葉は一般的なものよりも繊維質である。そのため、やや固さがあると感じる人も多いが、気になるときは真ん中にある太い芯を取り除いてみよう。繊維がしっかりしていることから煮込んでもくずれにくく料理がしやすいのが嬉しい。見た目の色が濃く味の想像が付きにくいが、思っているよりクセがないのもポイントだ。どんな料理に黒キャベツを使うか悩んだら煮込み料理に挑戦してみよう。

ロールキャベツがおすすめ!作り方は?

黒キャベツを丁寧にはがしたら、まず芯のほうから茹でていく。その間に玉ねぎのみじん切りと合挽き肉、豆腐、塩、コショウなどをボウルでよく混ぜよう。粗熱をとった葉にタネをのせ、グルグルと巻いていく。芯が太い場合は、薄くそいでおくと調理しやすい。何個か完成したら鍋に隙間がでないように敷き詰め、そこに水とコンソメなどのスープの素を入れよう。スープに味付けをしたら、ふたをして煮込んで完成だ。スープはトマトや和風ベースなど、好みのものでよいだろう。

3. やっぱりイタリアンと相性よし!黒キャベツとベーコンのパスタ

黒キャベツはもともと原産地がイタリアのトスカーナ地方である。そのためイタリアの食材やベーコンなどとよくあい、中でもパスタとの相性がよい。イタリアではなじみの黒キャベツを使ったパスタのレシピを紹介していく。

黒キャベツのシンプルパスタ

黒キャベツをせっかく味わうのだからシンプルな味付けがよい、という人におすすめのレシピがこちらだ。芯をカットした黒キャベツを一口サイズにして、にんにくもみじん切りに。オリーブオイルを引いたフライパンでにんにくを炒め、その後黒キャベツとベーコンを入れていく。茹でたパスタの茹で汁とパスタをそこに入れ、塩とコショウで味付け。皿に盛ったら粉チーズをかけて完成だ。
上手に作るコツは、いつもの茹で時間よりも早めにあげること。ベーコンではなくウインナーでも美味しい。

黒キャベツと明太子パスタ

フライパンにオリーブオイルを引き、細かく切った黒キャベツとにんにくを炒める。そこに茹でたパスタとほぐした明太子、パスタの茹で汁を加えて混ぜるだけ。簡単で美味しいパスタのできあがりだ。

4. 和風な一品にも!黒キャベツのおかか和え

黒キャベツは実は和風のレシピにもあう。とくに酒のつまみにも最適な、和え物にするのがおすすめである。家庭菜園にも向いている黒キャベツは、和風レシピとの相性もバツグン。忙しい日でも獲りたてで食べられるのが嬉しい。ここでは簡単に作ることができる黒キャベツの和風レシピを紹介しよう。

黒キャベツのおかか和え

黒キャベツを芯から茹で、一口サイズにカット。よく水気を切ったら、そこにおかかと醤油を混ぜるだけの簡単に作れるのが魅力の和え物料理である。

黒キャベツの味噌汁

黒キャベツは一般的なキャベツと同じく、味噌汁にするのもおすすめだ。茎をとり一口サイズにちぎったら、出汁を入れて沸騰したお湯の中に入れる。一緒に油揚げなどを入れてもよいだろう。葉が柔らかくなったところで火を止め、味噌を溶かす。豆腐と少量の柚子を入れて完成だ。

結論

こちらではイタリア原産の黒キャベツについて特徴や、おすすめのレシピなどを紹介してきた。馴染みがなく手を出しづらいが、ぜひ家庭菜園などで育てながら、料理のバリエーションに加えてほしい。
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  • 更新日:

    2020年10月24日

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