1. 魅惑のカマンベールチーズフライを作ってみよう
カマンベールチーズフライを作ったことがない人にとっては、揚げているうちにチーズが出てきてしまうのでは?という不安があるのではないだろうか。ほかの食材に比べて中身が出やすいというリスクは確かにある。そこで、カマンベールチーズフライを失敗しないためのポイントをおさえておくことが大切だ。
コツ1.カマンベールチーズはしっかり冷やしておく
ご存知の通り、カマンベールチーズはとても柔らかい。そのため常温で放置していると形が崩れて扱いにくくなるし、揚げている間に溶け出しやすくなってしまう。そのため、衣の準備を先に済ませておき、ギリギリまで冷やしておくとよい。
コツ2.衣をしっかりつける
カマンベールチーズを6~8等分に切ったら、衣を全面にしっかりとつけよう。小麦粉、溶き卵、パン粉の順でまぶしていく一般的な方法もあるが、チーズの流出を防ぐには小麦粉と卵を混ぜ合わせてバッター液を作る方法がおすすめだ。バッター液にカマンベールチーズをくぐらせてからパン粉をまぶすことで、チーズがしっかりとコーティングされるのである。バッター液は水っぽいサラサラな状態ではなく、粉がやや多めのぽってりとした液にするのがポイントだ。また、よりしっかりとコーティングするために衣を二度づけするという方法もある。
コツ3.表面だけをサッと揚げる
チーズが流れ出てしまう原因の多くが揚げ過ぎといわれる。そもそもカマンベールチーズは生食できる食材のため、中まで火を通す必要はない。表面がカリッと揚がればOKだ。目安としては、180℃ほどの温度で衣がきつね色になるよう表面だけを1分程度揚げる。油の量はフライパンに2cm程度で十分だが、カマンベールチーズを一気に入れると温度が下がってしまう。揚げ時間が長引き失敗しやすくなるため、少しずつ入れるようにしよう。
2. 卵なしでもできる!カマンベールチーズフライの作り方
カマンベールチーズフライの衣には卵を使うのが一般的だが、バッター液を使う方法なら卵なしで作ることもできる。卵の代わりにマヨネーズを使う、水や牛乳で代用などさまざまな方法がある。
マヨネーズで作る方法
小麦粉、水、マヨネーズを混ぜ合わせてバッター液を作る。カマンベールチーズをくぐらせてパン粉をつけたら、揚げ方は基本の作り方と同じ。ちなみに、マヨネーズを直接食材に塗るという方法もあるようだが、パン粉がつきにくいためカマンベールチーズフライには不向きである。
水や牛乳で作る方法
卵の代わりに水や牛乳で小麦粉をのばす方法でも、フライ用のバッター液は作れる。卵を使う場合と同様に、水っぽくない粘度が高めの液にするのがポイントだ。マヨネーズを入れなくても作れるため、卵アレルギーの場合などにおすすめである。
3. カマンベールチーズフライと相性バッチリのトッピングは?
カマンベールチーズフライはそのまま食べても美味しいが、ソースをつけるのもおすすめだ。ケチャップなどつまみ系の味ももちろん合うが、甘いジャムなどスイーツ系のソースで食べても意外と美味しい。好みの味をいくつかディップスタイルで用意して、カマンベールチーズフライを食べ比べてみてはいかがだろう。
定番!つまみ系ソース
ケチャップ、マヨネーズ、オーロラソース、バジルソース、チリソースなど
甘みとチーズが絶妙!スイーツ系ソース
はちみつ、マーマレードジャム、ブルーベリージャム、ラズベリージャム、イチゴジャムなど
オシャレなつまみにアレンジ
カマンベールチーズフライを生ハムで巻いて黒こしょうをかければ、大人の味わいを楽しめるつまみに。
結論
カマンベールチーズフライは、衣をしっかりと全体につけて表面をサッと揚げるのが上手に作るコツだ。自宅で作れば好みのソースを用意してパーティー気分で楽しむこともできる。大人だけでなく子どもも食べやすいため、ぜひ家族でカマンベールチーズフライを楽しんでほしい。
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