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カマンベールチーズの歴史を解説!美味しい食べ方と正しい保存法とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年2月14日

真っ白な表皮の下には、バターのような色合いのクリーミーで柔らかなチーズ。食べやすい風味が日本でも人気で、スーパーなどで広く販売されている。カマンベールチーズとはどのようなチーズなのか改めて説明する。

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1. カマンベールチーズとは

カマンベールチーズは、白カビタイプのチーズの一種である。表皮が真っ白なカビに覆われていて、中はクリーミーで滑らかな食感。濃厚なのだが、一方で優しく上品な味わいも持ち合わせているのが特徴のチーズである。

タイプは2種類あり、古来より伝わっているものは、白カビがタンパク質を分解して熟成がどんどん進むので、濃厚な風味。個性あふれる味わいになる。もうひとつはロングライフタイプと呼ばれ、白カビの熟成が適度な状態にまで進んだら、包装後密閉して加熱殺菌する。それにより乳酸菌などの働きが止まり、熟成もほとんど進まなくなる。そのため、常に一定の品質を保つことができ、安定感のある味わいのチーズである。

チーズ初心者の方など、どなたも親しみやすい風味。なかでも「カマンベール・ド・ノルマンディ」という乳牛ノルマンド種の乳を使ったチーズが有名で、AOPにも認定されている。ノルマンディのポプラの木を使用した容器に詰められているが、チーズが型くずれしないように守るだけでなく、この器には不要なカビの繁殖を留める働きもある。

2. 歴史

カマンベールチーズは、フランスのブリー(チーズ)の製法を受け継いだチーズである。ノルマンディー地方オージュ渓谷南にはカマンベール村があり、そこで現代にも伝わるカマンベールチーズの製法が作られた。

1791年にブリー地方出身の農婦マリー・アレルの手によって初めて作られたチーズだと伝えられ、いまでもカマンベール村の近くにマリーの石像がある。1850年にはパリとオージュ村をつなぐ鉄道が開通し、それをきっかけにカマンベールチーズは広く知られるようになったという。

そして、リデルという技師が、カマンベールチーズが入っている木箱を輸送のために考案し、それがカマンベールチーズを世界に広めるきっかけになったのである。カマンベールチーズを最初に作ったアレル家では、ナポレオン三世にカマンベールチーズを贈ったことでも知られている。

3. 食べ方と保存法

●食べ方
一般にカマンベールチーズは、中心部が熟成しておらず白いまま残っているもの、つまり3分の2ほど熟成が進んだチーズが美味しいと言われている。しかし、熟成が進んで全体にとろっとした食感になったものも、それはそれで風味豊かである。

熟成は表皮から中心部に向かって、中へ中へと進んでいく。そのため、円盤状のチーズを放射状に切り分けると、熟成が進んだところも未熟なところも同じように味わえる。

熟成タイプのカマンベールチーズを選ぶ時は、熟成の期間や度合いについて店頭で尋ねてみるのがおすすめである。そのまま食べるのはもちろん、クラッカーの上に乗せたり、りんごのスライスや薄切りのハムをサンドしたりしてもよい。また、フライにしてストロベリージャムをソースのようにつけて食べるのもおすすめである。

●保存法
チーズ全般に関して言えることだが、白カビタイプのチーズは乾燥を嫌うので、ラップにぴったりとくるんで、さらにフリーザーバッグなど厚手のビニール袋に入れて保管する。冷蔵庫の野菜室くらい、7~8度が適温である。冷蔵庫で保管しても熟成は進むので、早めに食べきってしまう。

結論

マイルドな風味で、しかし白カビ特有のクセも楽しめるカマンベールチーズ。フルーツサラダに入れたり、ピザにトッピングしたり、さまざまな方法で食べられる。いろんな食べ方を試してみよう。
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