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【ピエダングロワ】ってどんなチーズ?産地や特徴について解説

投稿者:ライター 田口忠臣(たぐちただおみ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年10月14日

フランスのブルゴーニュ地方で14世紀から作られるピエダングロワは、ウォッシュタイプではあるが、マイルドでクリーミーな味わいが特徴で、ウォッシュタイプのチーズが苦手な人でも食べやすいチーズである。人気もあり生産量も多いため日本にも多く輸入されている。今回は、ピエダングロワの特徴と美味しい食べ方などについて解説しよう。

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1. ピエダングロワの特徴

ピエダングロワは、ウォッシュタイプではあるが、マイルドでまろやかな味わいが特徴で、ウォッシュタイプのチーズの強いにおいや独特のクセが苦手という人でも食べられるチーズ。そのためウォッシュタイプチーズの入門としておすすめである。

一般的なウォッシュタイプのチーズは、塩水や酒などでチーズの表面を洗いながら熟成させるが、ピエダングロワは塩水で洗ったあとに、真水で洗い直してから熟成させる。そのためウォッシュタイプ独特のにおいが抑えられて、まろやかな味に熟成される。また、ほかのウォッシュタイプのチーズのように色素による着色も行われないため、チーズの表面は白い色をしている。その見た目から、初めて見た人にはカマンベールチーズとの区別が難しいほどで、白カビタイプとウォッシュタイプの中間のような味わいと見た目が特徴的なチーズである。

2. ピエダングロワの産地と歴史

ピエダングロワは、フランスのブルゴーニュ地方で作られているチーズである。ブルゴーニュ地方といえば、高級ワインとして知られるロマネコンティや白ワインの女王とも呼ばれるシャルドネ、日本で人気のボジョレーヌーボーなどの故郷であり、ワインの産地として有名な地域。ピエダングロワのほか、シャブリで洗って仕上げた「アフィデリス」や山羊の乳から作った「シャロレ」などさまざまタイプのチーズも作られている。

ピエダングロワの原型は、14世紀に始まったイギリスとフランスによる百年戦争の休戦期間に作られたといわれている。名付けられたのはイギリス軍が優勢だったころで「ダングロワ」がイギリスを意味している。その後、フランス軍が形勢を逆転したころには「ピエ・フランソア」と呼ばれていたというエピソードが残っている。

元々は、修道院で修道士によって作られていたもので、その美味しさが評判となり次第に生産者が増えてきた。いまでは、日本にも多く輸入されていて、チーズ専門店やネット通販でなくとも、スーパーなどで簡単に手に入れることができる。

3. ピエダングロワの楽しみ方

ピエダングロワは、クリーミーでマイルドな味わいのため、ウォッシュタイプチーズの特徴である独特のにおいやクセが苦手な人でも美味しく食べることができる。クリーミーな味わいは62%と高い脂肪分のためで、バターのようななめらかさを感じる。

食べ方としては、クリーミーさを活かして、パンやクラッカー、茹でた野菜にのせるのがおすすめである。クセが少ないのでもの足りないと感じる人は、オリーブオイルをかけたり、ブラックペッパーをふって食べるとよいだろう。

ピエダングロワに合うワインは、脂肪分が多いので、後味が軽いライトボディーの赤ワインや辛口の白ワインがおすすめである。口の中に広がったピエダングロワのクリーミーな味わいを、ワインが洗い流してくれてすっきりと楽しめる。

クセが少ないピエダングロワであるが、熟成が進むと徐々にクセが強くなるので、ウォッシュタイプのチーズが苦手な人は早めに食べるようにしよう。保存する際には、乾燥しないように切り口をアルミ箔など遮光性のあるもので包み、密閉できる保存容器かジッパー付きの袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れると、乾燥と熟成を防ぐことができる。

結論

ピエダングロワは、クセがなくマイルドでクリーミーな味わいが特徴で、ウォッシュタイプの入門におすすめのチーズである。個性的なチーズが好きな人には、少しもの足りないと感じるかもしれないが、オリーブオイルやブラックペッパーをかけても美味しい。日本でも多く流通していて手に入りやすいので、試してみてはいかがだろうか。
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