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ホタテの卵の部分は捨てるのか食べるのか?生食は避けるべき?

ホタテの卵の部分は捨てるのか食べるのか?生食は避けるべき?

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年12月16日

ホタテ缶や貝柱の部分だけならば問題なく処理できても、貝付きのホタテで困惑するのが卵の部分である。ときには口にするのがはばかられるような色合いをもつホタテの卵、何も考えずに廃棄する人も多いだろう。ホタテの卵は実は食べることができる。その美味しい料理法を紹介する。

  

1. ホタテの卵はどの部分?ホタテの名称を紹介

まずは、ホタテの内部構造を見てみよう。ふだんは貝柱の刺身やホタテ缶を使用することが多いためホタテは扱いにくそうに見える。しかし、実際はそれほど複雑な作りではない。

ホタテの構造

ホタテの2枚の貝が閉じる部分を上にすると、上部にあるのがウロ(中腸腺)である。ウロは暗褐色をしており、ここは食べることができない。中心にあるクリーム色の円が貝柱で、もっとも調理しやすい部位である。さらに、ホタテ全体を包むように位置する細長い部位がひもである。貝ひもの独特の食味を愛する人は多い。貝柱の横に位置しているのがエラで、こちらも食べることはできない。そして、エラの隣にあるのが俗にいう卵である。実際にはホタテの生殖巣にあたる。

オスとメスの違い

ホタテには当然のことながらオスとメスがある。オスの生殖巣は精巣で、白っぽい色である。メスのそれは卵巣であり、オレンジ色やピンク色をしている。生殖巣部分は2~4月にかけての産卵期に大きく膨らむ特徴を有している。俗に卵と呼ばれるこの部分は食べることができる。しかし生食は避けて調理して食べるのが通常である。

2. ホタテの卵って美味しい?食べられるの?

三日月の形状をしたホタテの卵の部分はふだん食べ慣れないだけに廃棄してしまう人も少なくない。しかし、魚卵と同じくホタテの卵も美味しく食べることができるのである。扱い方のコツなどを見てみよう。

卵独特の食感

貝柱や貝ひもに比べるとマイナーなホタテの卵は、非常にデリケートであるため貝から取り外すときには優しく取り扱う必要がある。オスとメスで色に違いはあるものの、味わいにはそれほど相違はない。ホクホクっとした食味の卵は食べ慣れるとやみつきになる美味とされているのである。

ホタテの卵はどうやって食べるのか

新鮮なホタテ貝が手に入る地域では、ホタテの卵を刺身として食べる風習も残っている。しかし通常は加熱して食べることが推奨されている。ホタテのほかの部分と一緒にバター醤油風味で炒めたり、焼いてポン酢であっさりと食べる方法が一般的である。また、魚卵と同じように甘辛く煮つけると白いごはんがすすむおかずとなる。

3. ホタテの卵の美味しい食べ方3選!

実際にホタテの卵を食べる場合の料理方法を紹介する。

王道のバター炒め

ホタテといえばバターで炒める調理法がメジャーである。醤油バター風味もよく知られている。貝柱や貝ひもと同様に卵もこの味付けで美味しく食べることができる。

伝統的な煮つけ

ホタテが採れる地域では伝統的に卵の部分を甘辛く煮つける風習がある。場所によっては「こっこ煮」の愛称で知られるこの料理は、醤油、みりん、酒などで煮つけるシンプルな料理である。生姜をきかせるとおつまみとしても美味である。

貝ひもとガーリック風味で

貝ひもと卵をニンニクをきかせたオリーブオイルで炒めると、ワインにも合うオシャレなおつまみになる。臭みをとるためにわずかに酒かワインを加えて、最後はパセリを散らすと見た目も美しい。

結論

ホタテのほかの部位に比べるとマイナーな卵であるが、独特の食感で美味しく食べることができる。ホタテの卵は柔らかくホクホクとした味わいを有し、バター炒めや煮つけに向く食材である。扱い慣れていないためにこれまでは廃棄していた卵も、好みの味付けで美味しく食べてほしい。
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  • 更新日:

    2020年12月16日

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