1. シンプルが旨い!ホタテの酒蒸し

ホタテの酒蒸しは定番メニューとしてあまり耳にしないが、ホタテの漁獲量が多い地域では酒蒸しの状態で市販されているほどメジャーな調理法である。自宅でも気軽に作れるうえに、手早く完成するのもメリットである。まずはベースとなるホタテの酒蒸しのレシピを見てみよう。
ベビーホタテを使用して
ホタテの酒蒸しを作る場合には、ベビーホタテを使用すると火が通りやすい。貝が付いている場合は表面をよく洗ってから料理をする。ホタテをフライパンに並べて、酒と水を1:1の割合で投入し中火で加熱する。貝が開いてきたらできあがりである。火が通りすぎるとホタテの身が硬くなるので、早めに火を消して食べるのがベターである。
香味や薬味も利用して
基本はかようにシンプルな酒蒸しであるが、酒と水を投入する際にニンニクを加えれば酒にも合う味わいになる。またできあがりには青ネギや三つ葉を散らすと和食らしい趣となる。夏場であれば食べる際にレモン汁をキュッと絞ると清涼感のあるおかずやつまみになる。
2. 夕飯のおかずにもう一品ほしい!レンジで時短!ホタテの酒蒸し

ホタテの酒蒸しはフライパンや鍋で作ってもシンプルにできる料理である。しかしとくに多忙な日には時短でさらに手軽に作りたいところである。ホタテの酒蒸しの簡単調理法を紹介する。
基本的な酒蒸し
通常の酒蒸しであれば、ホタテの貝の部分をよく洗い耐熱容器に入れて酒をふりかける。電子レンジで3分ほど加熱して貝が開いていればできあがる。耐熱容器に溜まったエキスもしっかりとホタテとともに皿に移して食べてほしい。
刺身用のホタテの貝柱で
活ホタテが手に入らない場合には、刺身用のホタテの貝柱でも酒蒸しを作ることができる。ホタテが大きい場合には半分に切り、酒を加えて電子レンジで3分ほど加熱する。貝柱だけであるとかなりあっさりとしているため、ポン酢などをかけて食べても美味しい。また、一口大に切ったレタスとともに加熱すると色合いもキレイな一品になる。
つまみらしく辛味もきかせて
ホタテの酒蒸しは辛味をきかせて大人の味に仕上げることも可能である。酒だけではなく、ごま油と豆板醤を加えてよくホタテにからめ、電子レンジで2分ほど加熱する。このときに、長ネギを切ったものを入れてもつまみとしては最適である。
3. バターでコクうま!ホタテの酒蒸し

ホタテといえばバターと相性のよいことは万人の知るところである。酒蒸しにする場合も、バター風味にすることは可能である。バターを加えることでコクが出るうえ、子どもも食べやすくなるというメリットがある。
仕上がりにバターや醤油を加える
ホタテの酒蒸しを作った場合には、仕上げにバターや醤油を加えるとそれだけでコクや風味が出る。また、フライパンや鍋を使用して酒蒸しを作る場合には、まずバターを溶かして酒やホタテを加え、数分火を入れるとバターの香りがホタテに移って深い味わいとなる。醤油は最後に垂らしてバター醤油味を演出してみよう。
白ワインで洋風に
バターを使用して洋風の酒蒸しにする場合には、日本酒ではなく白ワインで調理するとレストランのような美味を堪能できる。ホタテ以外にも、イカやエビなどの魚介類を使い最後はレモンをキュッと絞ると白ワインやロゼが美味しくなる一品となるのである。
結論
ホタテの酒蒸しは活ホタテが手に入ったときにぜひトライしたい料理である。とくにベビーホタテと呼ばれる小ぶりのホタテは酒蒸しに向いている。油も使わないシンプルな酒蒸しは、あっさりと楽しむことができる。一方、ホタテとは好相性のバターを使用したり、時短のためにレンジを活用するレシピもある。活ホタテや貝柱の刺身がある場合は、ぜひさまざまな酒蒸しを家族で楽しんでほしい。
この記事もcheck!