1. 年越しそばのおすすめ献立!メインのそば4選

毎年食べる年越しそばとは、どのようなものだろうか。ここでは、メインとなる年越しそばの献立を紹介していこう。
きのこ盛りだくさんのかけそば
しいたけの石づきを取り、細切りにしておく。しめじやまいたけの石づきも取ったあと、小房にする。まいたけを熱湯で軽く茹で、油揚げも油抜きして細切りにしておく。鍋にきのこ類と油揚げを入れ、昆布とかつおの出汁を加える。煮立ったらアクを取り、酒、醤油、みりん、塩で味を調えよう。茹でたそばを器に盛り、きのこの汁をかけて完成だ。
えびやなすの天ぷらそば
茹でたそばを器に盛る。その上に醤油、みりん、かつおの出汁で作ったかけ汁をかけよう。えびやなす、ししとうなど好みの天ぷらをのせて完成だ。ちなみにえびは長寿祈願としても最適といわれ、年越しそばの献立としてもおすすめである。
鴨とネギのそば
食べやすくそぎ切りにした鴨肉と、5cmほどの長さに切ったネギを用意しよう。フライパンに焼き色がしっかりと付くくらいにネギを焼く。取り出したあと、同じフライパンで鴨を焼き、大さじ1杯程度のめんつゆをかけて照りを出そう。茹でたそばを器に盛りネギや鴨肉をのせたら、温めたかけ汁をかけて完成だ。
山かけ月見のそば
茹でたそばを器に盛り、かけ汁を入れる。その上にすりおろした山芋をかけ、うずらの卵や鶏の卵をのせたら完成だ。好みでネギや青のりをかけてもよい。また山芋は、一年の厄を切ってくれるので年越しそばとしてもおすすめの献立といわれている。
2. 年越しそばのおすすめ献立!肉系おかず3選

次に、年越しそばに合う肉を使ったおかずを紹介する。年越しそばだけでは少し物足りないと思ったときに、いかがだろうか。
鶏手羽元の甘辛煮
かまぼこやネギのシンプルな年越しそばを作った際の献立としておすすめするのが鶏手羽元の甘辛煮だ。作り方は簡単で、鍋に醤油、水、酢、砂糖、かつお出汁を入れ、鶏手羽元を加えて煮込むだけである。
豚肉のしょうが焼き
とろろがのった年越しそばに合う献立が、豚肉のしょうが焼きだ。すりおろしたしょうがと醤油、みりんを合わせ、豚肉に3分ほどしみ込ませる。フライパンに油をひいて豚肉が重ならないように焼いていこう。両面焼き色が付いたら、器にのせて完成だ。キャベツやミニトマトなどを置くと彩りよく、食欲がそそられる。
かぼちゃと豚ひき肉の甘辛煮
えびの天ぷらの年越しそばとも合う献立として、かぼちゃと豚ひき肉の甘辛煮がある。フライパンにサラダ油をひき、しょうがとひき肉を炒める。肉の色が変わったら一口大に切ったかぼちゃを加えよう。さっと炒め水を加えて煮よう。さらに砂糖、醤油、酒を加えて煮込めば完成だ。
3. 年越しそばのおすすめ献立!あっさりと箸休めになる副菜3選

最後にメインの年越しそばと合うあっさりとした副菜の作り方を紹介しよう。箸を休めるのにぴったりの献立だ。
昆布と油揚げの炒め煮
鴨肉や鶏肉がのった年越しそばに合う副菜として、昆布と油揚げの炒め煮がある。保存食としても常備できるので、忙しくなる大晦日の前に作り置きしておくのもよいだろう。はじめに、水に浸しておいた切り昆布と油抜きをして細切りにした油揚げを用意しておく。人参も細切りにしておき、小鍋にごま油をひき、すべての具材を加えて炒める。出汁と醤油、砂糖、酒、みりんを加えて煮汁がなくなるまで煮たら完成だ。年越しそばと相性のよい献立として取り入れてほしい。
キャベツと小松菜の炒め物
こちらも、鴨肉や鶏肉といった年越しそばに合う、副菜だ。キャベツをザク切りにし、小松菜を5cmほどに切る。しょうがも皮をむいて千切りにし用意しておく。フライパンにサラダ油としょうがを炒めて、しょうがの香りがしたらキャベツと小松菜の軸を加えて炒める。その後、小松菜の葉も加えてさらに炒めたら、醤油、塩で味を調えて器に盛ろう。白ごまをふったら完成だ。
ほうれん草の和え物
どんな年越しそばにも合う献立として、ほうれん草の和え物がある。人参とちくわを加えれば彩りもよくなる。ほうれん草を湯がき3cmの長さに切り、水気をきる。ちくわも薄く切り、人参は千切りにしよう。醤油、酒、ごま油、いりごまをボウルに入れてほうれん草や人参、ちくわを合わせたら完成だ。器に盛り付けていただこう。
結論
年越しそばは年を越すときに食べるという考えが一般的になっているが、とくに食べる時間の決まりはないといわれている。子どもがいる家庭や年越しに食べるのは胃もたれしそうで気がひけるという人には、夕飯の献立として作るのもよいだろう。メインの年越しそばに合わせてそのほかのおかずや副菜を考えるのは大変だ。ぜひ、今回紹介した献立も参考にしてもらいたい。
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