1. 手作り栗きんとんの日持ちはどのくらい?
手作りの栗きんとんには保存料や防腐剤が入っていないため、日持ちはかなり短い。常温では1~2日程度、冷蔵庫で保存すれば2~3日程度は日持ちする。常温で保存する場合は、室温10℃以下の場所に置くように注意しよう。また、できるだけ空気に触れないようにラップをしておくなど、工夫して保存するのがおすすめ。
基本的には砂糖の量が多いほうが日持ちしやすいが、あまり入れると甘くなりすぎるため注意が必要。より日持ちさせたいときは、レモン汁を少量入れておくのがおすすめ。おせちの時期は室温が低いため常温で保存してもOKだが、日持ちさせたいときは清潔な保存容器に入れて冷蔵庫に入れておくとよい。
2. 市販の栗きんとんは日持ちする?
和菓子屋で売られている栗きんとんの日持ちは、店にもよるがだいたい3~5日程度。岐阜の栗きんとんの中でも有名な「すや」の栗きんとんは、製造日を含めて常温で5日が消費期限とされている。手作りで作られている栗きんとんが多いため、日持ちはほとんどしないのだ。
同じく岐阜にある「恵那川上屋」の栗きんとんは、常温で3日しか日持ちしない。おせちなどでよく見かける黄色い栗きんとんの市販品の日持ちは、冷蔵庫で5日程度。手作りのものよりは日持ちするが、それでも消費期限は短いので開封後はできるだけ早く食べ切るのがおすすめ。
同じく岐阜にある「恵那川上屋」の栗きんとんは、常温で3日しか日持ちしない。おせちなどでよく見かける黄色い栗きんとんの市販品の日持ちは、冷蔵庫で5日程度。手作りのものよりは日持ちするが、それでも消費期限は短いので開封後はできるだけ早く食べ切るのがおすすめ。
3. 栗きんとんは冷凍すると日持ちする
栗きんとんを長く保存したい場合は、冷凍するのがおすすめ。おせちに入っている栗きんとんを冷凍するときは、空気に触れないようにラップでくるんでからジッパー付きの袋に入れて冷凍する。和菓子の栗きんとんは1つずつ丁寧にラップで包み、同じくジッパー付きの袋に入れて冷凍しよう。冷凍保存なら、1ヶ月程度は日持ちする。
食べるときは、冷蔵庫や常温で自然解凍するのがおすすめ。前日に冷蔵庫にうつし、じっくり自然解凍させれば風味を損なわずに美味しく食べられるだろう。ちなみに、「恵那川上屋」には冷凍の栗きんとんのたねが売られている。茶巾で絞る前の状態の栗きんとんが冷凍されていて、解凍後に自分で好きな形に成形して食べられる商品だ。冷凍で6ヶ月日持ちするため、好きなときに好きなだけ栗きんとんが楽しめる。
4. 日持ちしない栗きんとんを食べきる方法
余った栗きんとんはアレンジしたり、リメイクしたりして食べ切るのがおすすめ。ここでは、栗きんとんの食べ切りアイデアをいくつか紹介しよう。
モンブラン
栗を使ったケーキといえば、モンブランだろう。滑らかにした栗きんとんをスポンジケーキの上に絞れば、簡単なモンブランが作れる。
パウンドケーキ
栗きんとんをパウンドケーキの生地に加えるだけで、栗風味の美味しいケーキが作れる。生地の甘さを控えめにして栗きんとんを入れると、ほどよい甘さに仕上がるだろう。
スイートポテト
さつまいも入りの栗きんとんは、成形してからオーブンで焼いてスイートポテトにリメイク。パイシートで包んでスイートポテトパイにしたり、タルトに入れて焼いても美味しい。
コロッケ
栗きんとんといえば甘いものにリメイクしがちだが、ひき肉や塩を加えてコロッケにするのもおすすめ。パン粉を付けて揚げれば、栗の甘さが美味しいコロッケが作れる。
結論
栗きんとんはとても美味しいが、あまり日持ちしないのが難点。とくに手作りの栗きんとんは日持ちしにくいため、長く保存したい場合は冷凍するのがおすすめ。自然解凍をすれば風味も損ないにくいため、傷んでしまう前に早めに冷凍しよう。また、上手にリメイクすれば飽きずに最後まで美味しく食べられるだろう。
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