1. フライパンひとつ!丸ごと鯛のアクアパッツァ

アクアパッツァを作るなら、挑戦したいのが丸ごと一匹鯛を使う調理法だ。お祝いやホームパーティーなどでも重宝する。見た目に華やかであり、色味もキレイだ。しかし鯛はどうやってアクアパッツァに使えばよいのだろう。作り方などを紹介していこう。
鯛の下処理
鯛を丸ごと一匹使ったアクアパッツァを作る上で、一番困るのが下処理だ。普段から切り身などを好んで買う人は、より難しく感じるだろう。アクアパッツァに使用する場合、鯛のウロコとエラ、内臓を取り除く必要があるが、実は魚の下処理は、購入した店でしてもらえることが多い。もちろん自分で挑戦してみるのもよいが、時短したい人にはお任せしてしまうのもおすすめだ。
クッキングシートがコツ!
アクアパッツァはフライパンだけで作ることができる。これなら料理が苦手な人でも簡単だ。まずはフライパンにクッキングシートを敷き、その上にオリーブオイルをひいてニンニクを炒めていく。このクッキングシートは鯛の身くずれを防ぐために使う。ニンニクの香りが出てきたら塩・コショウで下味をつけた鯛を入れ、焼いていく。フライパンが温まる間に、一緒に添えたい野菜や貝などを準備しておくとよいだろう。鯛の片面に焼き色が付いたら、身をくずさないようにひっくり返す。もう片面にも焼き色が付いたら、準備しておいた野菜や砂抜きした貝類を入れていく。次に白ワインを入れ、水も加えて煮込んでいこう。鯛に火が通り、貝類が開いたらハーブなどを散らして完成だ。
味付けはシンプルに塩味
アクアパッツァの味付けは、鯛や一緒に合わせる魚介類の出汁で十分だ。もし足りないようなら味見をして、塩・コショウを足していこう。しみ出したスープがとても美味しい。
2. 切り身でお手軽!旨みたっぷり鯛のアクアパッツァ

丸ごと鯛を使ったアクアパッツァは自分には難しいと思いがち。しかし実は切り身で作ることができるとしたら、誰でも試してみたくなるのではないだろうか。ここでは鯛の切り身を使った、簡単なアクアパッツァの作り方を紹介しよう。
鯛の切り身をオリーブオイルに漬けるのがコツ
鯛の切り身を用意したら塩・コショウで下味をつける。次にスライスしたニンニクをのせて、オリーブオイルをかけて全体になじませる。鯛の切り身はオリーブオイルに漬けることで、ふっくらと仕上がるのだ。温めたフライパンで鯛を焼いていく。まず皮のほうを下に向けて焼くのがポイントだ。ひっくり返したら、水と白ワイン、オリーブ、ミニトマトなどを一緒に入れてふたをしよう。塩コショウをふり、味を調節したら完成だ。器に盛り付けたらパセリを散らすとよりキレイに仕上がる。
3. 贅沢な一品!鯛とあさりのアクアパッツァ

鯛だけでも美味しいアクアパッツァだが、もっと豪華にしたい場合はシーフードを入れるとよい。とくにあさりを入れると旨みも加わりコクがでるのだ。そこでここでは鯛とあさりを使ったアクアパッツァの作り方を紹介していく。ぜひ、来客があるときなどにも作ってみてはいかがだろうか。
あさりは砂抜きをしよう
アクアパッツァにあさりを入れる場合は、もちろん砂抜きが必要だ。あさりを塩水にしばらくつけ、あさりが十分に砂を吐いたら貝同士をこすり合わせるようにして洗おう。下処理した鯛、または下味をつけた鯛の切り身をフライパンで焼いていく。そこにあさりやそのほかのシーフード、ミニトマト、ブロッコリーを入れていこう。そこにスープの素を溶かした水を入れて煮込んでいく。鯛に火が通り、あさりが開いたら完成だ。
結論
ここでは鯛を使ったアクアパッツァについて、丸ごと一匹や切り身を使った作り方を紹介してきた。アクアパッツァはそれだけで食卓が華やかになるので、ゲストが来る際にも重宝するだろう。あさりやほかの魚介などを上手に使い、自分だけの美味しいアクアパッツァを作ってほしい。
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