1. 牡蠣の燻製は自家製が絶品!作り方やコツ
牡蠣の燻製は市販のものや缶詰のものもいいが、やはり自家製はひと味違う。牡蠣が手に入ったらぜひ燻製にしてみてもらいたい。
ソミュール液を作る
燻製を作る際に、必ず必要になるのがソミュール液だ。ソミュール液とは、水と塩、砂糖、胡椒を合わせて火にかけたもので、その液を牡蠣にしみ込ませてから燻製にしていく。
作り方
牡蠣は塩を使ってよく洗い、熱湯で7分ほど弱火でゆっくりと茹でておく。粗熱が取れたら、ソミュール液に2時間ほど漬けて、流水でさっと塩分を洗い、水分を取って2時間ほど乾燥させておく。乾燥させる場所は日陰の風通しのよい場所か冷蔵庫にラップをせずに入れておくのがおすすめだ。あとは、燻製器や深めの鍋にスモークチップを入れ網を置いて牡蠣を燻製にするのだ。
燻製時間
燻製にかかる時間は、どのように燻製をしていくかによって違ってくる。自宅のコンロで鍋を使ってやる場合は強火で加熱し、煙が出てきたら弱めの中火で13分ほど燻すと完成する。
キャンプで作る場合
キャンプで牡蠣の燻製を作る場合は、ソミュール液を洗い流さずキッチンペーパーで水分を拭き取ることで時間や手間を短縮できる。さらに、乾燥させずにすぐに燻製にさせることで、より手軽に牡蠣の燻製を作ることができるので、キャンプなどのアウトドアでも手軽に楽しめるようになる。
2. 牡蠣の燻製はオイル漬けで保存OK
牡蠣の燻製は、オリーブオイルで漬けることで保存も可能だ。保存期間は冷蔵庫で2週間ほど可能なので、作り置きして食べたい時に自家製の牡蠣の燻製を楽しんでみるのもいいだろう。
作り方
完成した牡蠣の燻製はしっかりと粗熱を取って、消毒した瓶などに詰めてオリーブオイルを注ぐことで、オイル漬けにすることができる。オイル漬けにすることで、牡蠣のふっくらとした食感をそのまま保つことができる。作った牡蠣の燻製オイル漬けは、冷蔵庫に入れて翌日以降に味わうと味がなじんで美味しい。
3. 牡蠣の燻製の食べ方やアレンジ
牡蠣の燻製は、そのまま食べても美味しいが、さまざまな食べ方やアレンジを楽しむこともできる。おすすめの食べ方やアレンジ方法を見てみよう。
おすすめの食べ方
オイル漬けにした牡蠣の燻製は、トーストにのせたり、パスタに合わせて味わうのもおすすめだ。さらに気になるのが、牡蠣の燻製ともずくの和え物だ。牡蠣の燻製に市販の味付きもずくを和えただけのメニューだが、あっさりとしたもずく酢と濃厚な牡蠣の燻製がよく合い、つまみとしても最高だ。ほかにもアボカドとグレープフルーツに、牡蠣を漬けたオイルと白ワインビネガーや塩などで味を調えてサラダとして味わうのもおすすめだ。
牡蠣の燻製のアレンジ方法
牡蠣の燻製をオリーブオイルで漬ける際に、一緒に鷹の爪やローリエなどのハーブを一緒に入れておくのもおすすめだ。時間が経つにつれ、ハーブなどの味わいが牡蠣の燻製のアクセントになって普段とは違った牡蠣の燻製が楽しめる。また、燻製は使うスモークチップの種類によっても香りや風味が違ってくるので、自分好みのチップを使って燻製を作ってみるのもおすすめのアレンジ方法だ。
4. 通販できる牡蠣の燻製おすすめ2選
自家製の牡蠣の燻製もいいが、手間をかけずに味わいたいのなら市販の牡蠣の燻製を購入するのもいいだろう。おすすめの牡蠣の燻製を紹介しよう。
カルディ「燻製牡蠣のオイル漬け」
輸入食品など珍しい食品も多く取り扱っているカルディで人気なのが、燻製牡蠣のオイル漬けだ。若牡蠣の柔らかい食感とスモークの香ばしさが絶妙にマッチしており、そのままでもパスタなどに加えても美味しいと評判だ。
木の屋石巻水産「牡蠣の燻製油漬け」
宮城県産の牡蠣を燻製にしたもので、牡蠣の旨みをしっかり感じられると評判だ。旨みたっぷりの牡蠣の燻製油漬けは、つまみとしてやパスタなどの料理にも使うことができる。
結論
牡蠣の燻製は、手間がかかるように思えるが、作り方さえ覚えてしまえば自宅やキャンプの際にも手軽に作ることができる。完成した牡蠣の燻製はオリーブオイルに漬けて保存することも可能なので、作り置きメニューとしても楽しめるだろう。
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