1. 大学芋も冷凍できる!冷凍するときのポイントは?
大学芋は冷凍するイメージが少ないが、じつは家庭で作った大学芋も冷凍できる。小分けにして冷凍しておけば、弁当などにも便利。しかし、大学芋を冷凍した場合はいくつかのポイントをおさえて作る必要がある。
揚げずに作る
揚げたさつまいもを使った大学芋は、解凍した際にパサパサになりやすい。あらかじめ冷凍すると分かっているときは、レンジ調理や蒸すなど揚げずに作るのがおすすめ。
タレは固まらないよう注意
タレは砂糖やみりん、醤油などで作ると冷めたときにガチガチに固まってしまう。冷凍したい場合、冷めると固まるタレを使ってしまうと解凍した際にタレ部分がベタベタとしてしまうので注意が必要。はちみつなどを使って作るとタレが固まりにくく、冷めてもトロっとした状態が続く。また、いつもと同じタレで作りたいときは少量の酢を加えるとよい。煮詰めれば酸味は飛ぶため、普段と変わらない味付けで冷凍用の大学芋が作れるだろう。
2. 冷凍した大学芋の日持ちはどれくらい?保存方法は?
大学芋を冷蔵庫で保存した場合、日持ちは3日前後。作り方などによって多少前後はするが、手作りの大学芋はあまり日持ちしないのだ。長期間保存したいときは、やはり冷凍保存するのがおすすめ。冷凍で売られている市販品であれば1年程度日持ちするものもあるが、家で作った大学芋なら冷凍庫で2~3週間程度が目安だろう。冷凍するときは必ず冷ましてから小分けにし、密閉容器に入れるなどしてできるだけ空気に触れないようにしよう。熱いまま冷凍すると水滴がついて傷みやすくなったり、冷凍するまでに時間がかかって日持ちしにくくなってしまう。弁当用にしたいときは、レンジで加熱できるカップなどに入れて冷凍しておくと便利。小分けにしておけば、使いたい分だけこまめに解凍して食べられる。
3. 冷凍した大学芋の美味しい解凍方法は?
冷凍した大学芋は、基本的に自然解凍で食べるのがおすすめ。弁当に入れたいときは、朝に凍ったままで入れておけば昼には解凍されているだろう。暑い時期などは保冷剤代わりに冷凍の大学芋を使うとよい。解凍時間は季節にもよるが、常温なら1時間前後が目安。大きめの芋の場合は、少し長めに解凍するとよいだろう。翌日に食べると決まっているときは、前日のうちに冷蔵庫に移しておくとじっくりと解凍される。急いで解凍したいときはレンジを活用しよう。途中で裏返しながら、溶けるまで数十秒加熱する。
半解凍の大学芋はまるで芋アイス!
冷凍した大学芋は解凍して食べてももちろん美味しいが、半解凍で食べるのもおすすめ。少し解凍した状態で食べると、ひんやりと冷たくて美味しい。まるで芋アイスを食べているような感覚で楽しめる。半解凍で食べたいときは、食べやすいスティック状で作って冷凍するとよい。細めのスティックであれば解凍にも時間がかからず、冷凍庫から出したばかりでも食べやすいだろう。
結論
大学芋はとても美味しい食べ物だが、作るのに少し手間がかかるのが難点。しかし、一度にたくさん作って冷凍しておけば、いつでも美味しい大学芋が食べられるだろう。また、半解凍で食べればいつもとは違った美味しさも楽しめる。冷たい大学芋を味わったことがない人は、ぜひ一度試してみてほしい。
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