1. もう買う必要なし!くるみの黒糖キャラメリゼ
くるみの黒糖キャラメリゼはくるみと黒糖の味わいをダイレクトに堪能することができる。くるみのキャラメリゼというと普通の砂糖を使うことが多いが、黒糖を使うと甘みにコクと深みが出てまったく違う味わいとなる。
くるみの黒糖キャラメリゼに必要な材料は?
必要な材料はくるみと黒糖、水のたった3つだ。くるみはスーパーで売られているむきくるみで構わない。黒糖は固形状と粉末状の2種類あるが、固形だと砕いたり潰したりして細かくしないとうまくキャラメル化できないので、できるだけ粉末状の黒糖を選ぶようにしよう。基本の材料は3つだが、バターやはちみつを加えてアレンジするのも面白い。
くるみの黒糖キャラメリゼの作り方
くるみはオーブンやフライパンを使って軽くローストする。オーブンを使う場合は160℃で15分を目安にしよう。くるみのローストが終わってから黒糖のキャラメルを作っていく。フライパンに黒糖と水を入れたら中火で加熱する。砂糖と違い黒糖は色がもともと黒っぽいため、色の変化だけではキャラメル化しているか判断しづらい。そこで注目してほしいのが泡だ。加熱し続けるとふつふつと泡が出てくるのだが、小さな泡がだんだんと大きな泡に変化していく。泡が大きくなったらくるみを加えて絡ませる。十分に絡んだらクッキングシートなどの上に広げ、キャラメルが冷えて固まるのを待つ。キャラメルが固まったら完成だ。
2. 栄養満点おやつ!黒糖くるみきなこ
くるみの黒糖キャラメリゼは深みがありつつも優しい甘さであるため、それだけでお菓子として十分楽しめる。しかし、ずっと食べ続けていると飽きてしまうときがある。時間を空けて食べるのもよいが、ここでは簡単にできる味変を紹介する。
黒糖キャラメリゼをきなこで味変!
味変する際に活用したいのがきなこだ。くるみの黒糖キャラメリゼにきなこを加えたお菓子は、黒糖くるみきなこと呼ばれる。黒糖ときなこは相性がよく、いろいろなお菓子で一緒に使われる。一方、くるみときなこの組み合わせはあまり見られないため新鮮だ。しかし、黒糖キャラメリゼにきなこが加わることで香ばしさがプラスされ、黒糖の甘みが和らぐ。きなこの量によって風味が変わってくるため、きなこがかかっている部分とそうでない部分で少しずつ味わいが変わるのも黒糖くるみきなこの魅力だ。
黒糖くるみきなこの作り方
くるみの黒糖キャラメリゼにきなこをまぶすだけで黒糖くるみきなこは完成だ。きなこをしっかりとなじませたい場合はくるみと黒糖キャラメルを絡めたあと、すぐにきなこをまぶそう。きなこをまぶすことで黒糖同士がくっついて固まるのを防ぐこともできる。そのため、クッキングシートなどに広げる必要もない。ちなみに、きなこをまぶす際はくるみをボウルに移したりするせず、くるみの黒糖キャラメリゼを作ったフライパンに直接きなこを投入しよう。そうすることで余計な洗い物を減らすこともできる。
3. コクのある甘みが美味しい!くるみと黒糖のパウンドケーキ
くるみと黒糖を使って少し手の込んだお菓子にも挑戦したいというときにおすすめしたいのがパウンドケーキだ。パウンドケーキはしっとり、かつふわふわな生地にくるみのカリッとした食感がアクセントとして活きる。また、黒糖のコクのある甘みはしっとりした生地と相性バツグンだ。くるみと黒糖のパウンドケーキは切り分けてラッピングすればプレゼントにもなる。
くるみと黒糖のパウンドケーキに必要な材料は?
パウンドケーキの生地に必要な材料は卵と無塩バター、黒糖、薄力粉の4つだ。そこにくるみを加えて作る。生地がうまく膨らまない場合はベーキングパウダーを加えても構わない。黒糖のみを入れると当然ながら黒糖の甘みを強く感じる。黒糖の甘みが気になるなら少し減らし、代わりに普通の砂糖を入れるとよい。
くるみと黒糖のパウンドケーキの作り方は?
下準備として薄力粉はふるっておく。また、オーブンは170℃に予熱しておく。ボウルにバターと黒糖を入れ、白っぽくなるまで泡立て器でしっかりと混ぜる。そこに溶き卵を3回に分けて加える。加えたら都度しっかりと全体がなじむように混ぜよう。薄力粉を加えたらゴムベラに持ち替えてサックリと混ぜる。かき混ぜないように注意しよう。最後にくるみを加えて散らばるようにさっくりと混ぜたら型に流し入れる。中央部分を少しくぼませたら、オーブンで30~40分ほど焼く。竹串を刺して生地がくっつかなければ完成だ。ちなみに、焼く前にくるみの黒糖キャラメリゼをトッピングするとより黒糖とくるみの風味を楽しめる。
結論
くるみの黒糖キャラメリゼはくるみと黒糖、水しか使わないのでくるみと黒糖の両方の味わいをしっかりと堪能できる。もし飽きてきたら、きなこをまぶして黒糖きなこくるみとして楽しもう。きなこをまぶしただけだが、香ばしさが加わりまた違った味わいが楽しめる。手の込んだお菓子が作りたいならくるみと黒糖のパウンドケーキに挑戦してみよう。しっとりした生地に黒糖の甘みがよくなじみ、くるみがアクセントとして楽しめる。
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