1. キムチ鍋にはキャベツも合う!しっかり歯ごたえで満足感もアップ

鍋といえば和風のイメージが強かったが、キムチ鍋は定着化し家でも食べられるようになっている。キムチ鍋で欠かせない食材といえば豚肉とニラ、白菜だ。豚肉とニラはほかの鍋ではあまり使わないため目新しく感じるが、白菜は鍋に使う頻度が高くワンパターンになりがちだ。ここでは白菜の代わりにキャベツを使うメリットを紹介する。
キャベツとキムチ鍋は合う
キムチを使った料理にはキャベツを使ったものも多くある。このことからも分かる通りキャベツとキムチは相性がよく、一緒に入れても違和感はない。キャベツも白菜と同様に煮ると甘みが出てくるため、キムチ鍋に入れると辛みを和らげてくれる。そのため、白菜の代わりとして最適の食材だといえる。
キャベツで作るとボリュームたっぷり
白菜は煮るとトロトロとした食感になる。白菜特有の食感が鍋に合うため人気だが、煮れば煮るほど食感がなくなり食べごたえがなくなるというデメリットにもなる。キャベツも白菜と同様に煮ると柔らかくなるが、白菜のようなトロトロ食感にはならない。シャキシャキ感はなくなるが、大きめに切れば煮ても食感は維持できる。そのため、白菜よりも食べごたえのあるキムチ鍋を作ることができる。また、しっかり噛むことで満腹感を得やすいというメリットもある。
2. キャベツでキムチ鍋をするなら合わせる具材は何がいい?

基本的には白菜の代わりにキャベツを使ったからといってほかの具材も変える必要はない。しかし、キャベツで作るキムチ鍋だからこそいつもとは違う雰囲気を楽しむことができる。変化がほしいならキャベツ以外の具材も変えてみよう。ここではキャベツで作るキムチ鍋に合う具材を紹介する。
肉をチェンジ
キムチ鍋で使う肉といえば豚バラ肉が一般的だ。キムチ鍋では鶏団子など和風の鍋で使う肉類はあまり使われない。しかし、キャベツでキムチ鍋を作る場合は肉も変えてみよう。おすすめは鶏肉だ。鶏肉は豚肉に比べると味がしみ込みにくいが、淡白であっさりとした味わいを楽しむことができる。鶏もも肉を一口大くらいの大きさに切って入れよう。
大根や油揚げもおすすめ
大根や油揚げもほかの鍋では入れることはあるが、キムチ鍋では入れないことが多い。しかし大根も油揚げもキムチ鍋の味がよくしみ込むため、実はキムチ鍋と相性がよい。とくに冬の大根は甘みがあるため、食べるとピリ辛と甘みの両方を味わうことができる。大根はいちょう切りにして存在感を出そう。油揚げは適当な大きさに切って入れるのだが、油抜きを忘れないようにしよう。ほかに人参もおすすめだ。人参は短冊切りにして入れてもよいが、型抜きをして入れると見た目もかわいらしくなる。しかし、せっかく型抜きしてもキムチ鍋に入れてしまうと同化してしまうおそれがあるので、別茹でしてトッピングするのがおすすめだ。
3. キムチ鍋に入れるキャベツの切り方は千切りもおすすめ!

キャベツはざく切りにしたほうがかさ増しでき、食べごたえもアップする。しかし、あえて千切りキャベツにするのもおすすめだ。最近では千切りキャベツで作る鍋が注目されている。ここでは千切りキャベツでキムチ鍋を作る理由を紹介する。
千切りキャベツで食べ方をアレンジ
キャベツを千切りにすると、ほかの具材と一緒に口に入れることができる。たとえば、豚バラ肉をしゃぶしゃぶ用の豚肉にすれば千切りキャベツを包みながら一度に食べられる。いつもの鍋とは違った食べ方をできるのはキャベツだからこそだといえる。
キャベツ以外の具材はどうする?
しゃぶしゃぶ用の豚肉に包みながら千切りキャベツを食べられるのは面白いが、ほかの具材に悩んでしまうだろう。ほかの具材も千切りにできるもの、または細いものが望ましい。たとえば人参や玉ねぎであれば千切りにすることができる。また、豆苗や水菜、えのきなどの具材は細いため、適当な長さに切ればそのまま使うことができる。具材を同じ大きさに切り揃えることで火の通りにムラがなくなり、加熱時間が短く済むというメリットもある。千切りにするのが大変であればサラダ用のカット済み千切り野菜を活用してもよいだろう。
結論
白菜の代わりにキャベツを使うだけでもキムチ鍋の雰囲気は大きく変わる。キャベツをたっぷり使えば食べごたえバツグンのキムチ鍋に変身する。キャベツ以外の具材も変えればアレンジキムチ鍋を楽しむことができる。鶏肉や大根、油揚げなどいつものキムチ鍋では使わない具材も使ってみよう。また、千切りキャベツをしゃぶしゃぶ用の豚肉で包みながら食べるのも目先が変わって面白い。いつもとは違うキムチ鍋を堪能しよう。
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