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柚子の冷凍保存方法と保存期間を解説!果汁と皮は分けて保存すべき?

柚子の冷凍保存方法と保存期間を解説!果汁と皮は分けて保存すべき?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年1月14日

毎年、年の瀬に柚子をたくさんいだたくという人もいるだろう。また、庭になっている柚子の処理に困っている人もいるかもしれない。そんなときは、柚子の冷凍保存をおすすめする。今回は、柚子の皮と果汁の保存について紹介しよう。

  

1. 柚子を長持ちさせるなら冷凍保存がおすすめ!

香り付けに皮を少量のみ使用することが多く、中途半端に余りがちな柚子。まるごと使い切れなさそうと感じたら、冷凍保存がおすすめ。とくに皮と果汁を分けて保存すると、必要なときに必要な分を使えて便利だ。また常温や冷蔵保存よりも冷凍保存が一番長く美味しさを保てる方法である。
具体的な冷凍保存の方法を紹介すると、ひとつは柚子をまるごと冷凍すればよい。基本的に皮と果汁に分けて保存するのがおすすめだが、まるごとは大量保存するときに便利だ。冷凍方法は柚子をひとつずつラップで包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍室へ。保存期間の目安は3ヶ月だ。
まるごと冷凍保存した柚子の使い方は、凍った状態の皮をおろし金でおろし、パウダー状にして、唐揚げやポテトフライにふりかけて食べると美味しい。または15分くらい常温におくと皮をそぎ切りにでき、さらに45分おけば果汁を搾れる。ただし解凍した柚子を再冷凍するのはNGだ。

2. 柚子の冷凍保存!皮の保存方法とは

晩秋から冬にかけての時期に、最も香りが高まる柚子。鍋物や汁物の香り付けや和え物の彩りとして、冬の食卓に登場させたい食材のひとつだ。しかし一度に使用する量は少量という人がほとんどでは?残りを上手に保存したいところだが、独特の香りを失わないよう冷凍保存するには、ちょっとしたコツがある。では柚子の香りを保ちながら冷凍保存するにはどうすればいいのだろう。ここでは柚子の皮の冷凍保存方法について解説する。
柚子の皮を保存するときのポイントは、大きめにむいて冷凍し香りを保つことだ。まず柚子の皮を2cm幅になるようにむく。次に皮と皮が重ならないようにラップに並べてピッタリと包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍室へ。保存期間の目安は約1ヶ月だ。
冷凍保存した柚子の皮は、凍ったまま細切りにして使うとよい。料理のトッピングや香り付けにおすすめ。ほかにも鶏団子に混ぜたり、うどんのような麺類にのせたり、アイスクリームに添えたりして食べても美味しい。
ちなみに、一般財団法人日本educe食育総合研究所によると皮の栄養価が高いという柚子。抗酸化作用のあるビタミンCが多く含まれており、ビタミンA(クリプトキサンチン)も豊富で、喉の粘膜を守る働きが期待できるという(※)。

3. 柚子の冷凍保存!果汁の保存方法とは

最後に柚子の果汁の冷凍保存方法について解説しよう。柚子の果汁の冷凍保存方法のひとつがアルミカップを用いて冷凍する方法だ。まず柚子の皮をむいて果汁を搾る。金属製のバットにアルミカップを並べて果汁を流し入れる。そのままこぼさないよう注意して冷凍室に入れて凍らせる。
アルミカップがなければ、製氷皿を使用すればよい。果汁が凍ったらいったん取り出し、冷凍用の保存袋に入れて再び冷凍室へ。保存期間の目安は約1ヶ月だ。柚子の果汁を使用するときは、冷凍室から取り出し常温に10分ほどおけばよい。
自然解凍した果汁はしょうゆや昆布、かつお出汁に加えてポン酢にしたり、はちみつや湯と混ぜてホットはちみつ柚子ドリンクにして飲んだりしても美味しい。柚子は乾燥に注意し、正しい方法と適した温度で保存することが大切なポイントのひとつだ。

結論

香りやみずみずしさを長持ちさせるため、冷凍保存するのがおすすめの柚子。大量保存したいときはまるごとでも構わないが、先述したように皮と果汁を分けて保存すると、必要なときに必要な分を使えて便利だ。すべて使い切れそうにないときは、ぜひ冷凍保存してもらいたい。
(参考文献)
※ 一般財団法人日本educe食育総合研究所
実は皮の栄養価が高い?!旬の柚子を楽しもう
https://www.educe-shokuiku.jp/news/speciality/yuzu/
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2021年1月14日

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