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さまざまな料理に使えるマイヤーレモン!特徴から育て方までを紹介

さまざまな料理に使えるマイヤーレモン!特徴から育て方までを紹介

投稿者:ライター 高田さおり(たかださおり)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年1月22日

ひかえめな酸味とほどよい甘さで近年注目を集めている、マイヤーレモン。今回はマイヤーレモンの概要や食べ方を中心に紹介する。また、希少といわれているマイヤーレモンの通販情報や育て方も解説。スイーツから料理まで、さまざまなレシピに活用可能なマイヤーレモンの魅力を早速見ていこう。

  

1. マイヤーレモンの特徴や味

マイヤーレモンとは、オレンジとレモンの交雑品種の果物である。自然交雑で誕生したとされており、ふつうのレモンに比べて、オレンジがかった色みが特徴だ。また、楕円形のレモンとはちがい、オレンジのような丸い形をしている。オレンジやレモンより小さいサイズで、一見レモンとは思えない見た目が特徴だ。マイヤーレモンの味は、レモンよりも少ない酸味でやや甘みがある。酸味が強くないため、そのまま果肉を食べることも可能だ。中国が原産のマイヤーレモンだが、日本で多く流通しているのはニュージーランド産のものだ。
また、国内では、紀伊半島を中心に、静岡県でも生産しているがその量は少量である。そのため、国産のものは希少な品種としても知られる果物だ。マイヤーレモンの収穫は10月から始まる。10月に収穫されたマイヤーレモンは、青い状態で収穫されるためグリーンレモンとも呼ばれる。収穫できる時期は3月までで、冬に流通しているマイヤーレモンはオレンジ色をしていることも特徴だ。

2. マイヤーレモンの美味しい食べ方

マイヤーレモンは、皮まで食べられるレモンとしても知られている。一般的なレモンより果汁も多く皮の苦みも少ないため、そのままで食べることも可能だ。スイーツの材料としても人気が高く、ケーキやスイーツの材料として使われることもある。マイヤーレモンのタルトや、マイヤーレモンのクッキーやゼリーなど種類も多い。
また、皮も一緒に煮込んだジャムもある。さらに、マイヤーレモンを焼肉のタレとして使うお店もある。刺激の少ないマイヤーレモンは、肉本来の旨みを引き立てるため、プロもおすすめの食材なのだ。レモンをカットしたものをそのまま凍らせてレモン氷を作り、酒に氷の代わりとして入れて飲むのも美味しい。そのほか、レモンとおなじくはちみつ漬けにするのもいいだろう。作ったはちみつ漬けはそのまま食べるのもよし、パンに添えるのもよしの万能食材となる。さらに、オレンジの味も強いため、ソースやサラダにも向いている。

3. マイヤーレモンの通販情報

マイヤーレモンは、通販サイトで手に入る。三重県で作られた、ワックス・防腐剤不使用の国産マイヤーレモンが人気だ。先述した通り希少な国産マイヤーレモンを手に入れたい場合には、市場に出回る前に予約することも可能。価格は成熟具合や状態により変動する。
また、マイヤーレモンを使った酒の「八幡浜マイヤーレモンのお酒」もインターネット通販で人気の商品である。愛媛県の八幡浜で最小限の農薬で育てられたマイヤーレモンを使用した、アルコール度数7%の酒だ。

4. マイヤーレモンの苗木の育て方

希少性が高い反面、食べやすいため人気となっているマイヤーレモンだが、実は鉢植えでも育てられる果物である。耐寒性もあり比較的育て方も簡単だ。マイヤーレモンの苗木も通販で購入できる。植え付け時期は10月中旬~5月下旬がよい。水はけのよい土に植え肥料を年に5回程度与えることが必要である。
また、冬には表土に腐葉土を敷いたり寒冷紗を巻いたりなどして防寒する。マイヤーレモンの生育適温は15℃で、日当たりがよく風が当たりすぎない場所におくとよい。

結論

マイヤーレモンは食べやすくお菓子や料理にも使えるため、近年注目されている果実のひとつでもある。希少価値の高いマイヤーレモンだが、マイヤーレモンを使った食品も多く流通しているため、ぜひ一度口にしてほしい。また、ガーデニングを得意とするなら、自家栽培してその味を楽しむのもおすすめである。
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  • 更新日:

    2021年1月22日

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