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卵持ちの【ししゃも】の特徴を紹介!プチプチ食感がクセになる!

卵持ちの【ししゃも】の特徴を紹介!プチプチ食感がクセになる!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年2月 2日

プチプチとした卵の食感を楽しめる子持ちししゃも。卵なしより卵入りのほうが好きという人や、卵だけを味わいたい人もいるのでは?1年を通して食べることができる魚というイメージだが、スーパーで販売されている子持ちししゃもの多くは実は本物じゃない代用魚だ。

  

1. スーパーの子持ちししゃもって、実は本物じゃない?

焼いて酒のあてに味わっても美味しい卵入りの子持ちししゃも。卵の数が多ければ多いほど、プチプチとした食感を楽しめるのが魅力のひとつだ。スーパーでししゃもを見かける人もいるだろうが、実は多くが本物のししゃもではなく、カラフトシシャモやカペリンという代用魚だ。

本物のししゃもの特徴

本物のししゃもは北海道の太平洋沿岸のみに生息しており、カラフトシシャモやカペリンと見た目は似ていても、うろこの細かさや身の厚さが異なる。また香りがよく、味の特徴は旨みが濃くて甘みが強い。
本物のししゃもが味わえる時期は、ししゃも漁が解禁になる10月初旬~11月中旬にかけての40日前後だ。ほかの時期は禁漁なうえ、そもそもししゃもが川に上ってこないという。ちなみに、ししゃも漁とは、お腹に卵をたくさん抱いたししゃもが川に上ってくる頃に、河口で獲る漁のことをいう。

2. 卵を持ったししゃもはオス?メス?

お腹にたっぷりの卵を抱えたししゃも。スーパーの魚コーナーや居酒屋でよく見かけるという人もいるだろう。お腹がぷっくりとした卵入りの子持ちししゃもは、ごはんのおかずはもちろん、つまみにもぴったりの一品だ。頭から尾までまるごと味わえるので、小さなお子さんから大人まで人気の魚といえるだろう。
このししゃもだが、大きく分けると2種類になる。ひとつは先述した北海道で水揚げされるししゃもで、年間の水揚げ量が少ないため、あまり食べる機会はないようだ。もう1種類はカラフトシシャモで、英名ではカペリン(あるいはキャペリン)という。名前にカラフトと付くのは、オホーツク海の樺太周辺でも獲れるためだ。
スーパーで販売されているししゃもは、卵を抱えた時期に大西洋で獲れたカラフトシシャモがほとんどである。オスとメスの違いは外見で判断でき、オスはメスよりひと回り大きく、産卵期になるとシリビレが大きくなる。産卵は2匹のオスがメスを挟むようにして行い、メスが抱卵するとオスがシリビレを使い卵に精子をかけるそうだ。

3. プチプチ卵の美味しいししゃもの栄養とは?

最後にプチプチとした卵が美味しい、ししゃもに含まれる栄養成分と美味しさの魅力について解説しよう。産卵期のメスは卵に栄養を取られるため、身の脂肪分が低くなるししゃも。ししゃもとカラフトシシャモでは含まれる栄養成分の量が異なる。たとえばししゃも100gあたりにはナトリウムが490mg、リンが430mg、カリウムが380mg、カルシウムが330mg含まれている(※1)。一方のカラフトシシャモ100gあたりに含まれているのは、ナトリウムが590mg、リンが360mg、カリウムが200mg、カルシウムが350mgだ(※2)。
白子が成熟していないオスは身に脂がのっており美味だ。開いてみりん干しにすると、メスよりも美味しいという評価があるが、人気面では卵を持つメスに軍配が上がる。しかしロシアや東欧諸国では日本とは逆で、脂がのったオスが好まれているという。

結論

プチプチとした卵の食感が楽しいししゃもの特徴や、ししゃもとカラフトシシャモの違い、含まれる栄養成分について解説した。何より卵の食感を堪能したいなら、メスのししゃもを食べるのがおすすめだ。スーパーや魚屋でししゃもを買うときは、おなかの膨らみ具合をチェックするといいだろう。
(参考文献)
※1 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
※ 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
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  • 更新日:

    2021年2月 2日

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