1. 豆苗は冷凍してストックできる
豆苗の鮮度を保つには、冷蔵庫の冷蔵室と野菜室のどちらで保存するのが正しいのだろうか。豆苗が未開封の状態ならどちらでもOK。根を切り落としてから保存するときは、より温度の低い冷蔵室のほうがおすすめだ。ただし冷気が当たる所で保存すると、葉が凍り傷む可能性があるので注意すること。当然チルド室はNGだ。
豆苗の保存方法でとくに注意したいのは、葉を傷めないこと。パックするときは容器にふんわりと入れ、保存するように。では冷凍保存する場合、どんなことに注意すべきなのだろうか。ここでは豆苗の正しい冷凍保存の方法と解凍方法を解説する。冷凍保存するときは、根を切り落としてから冷凍用の保存袋に入れて冷凍室へ。
冷凍保存のポイントは豆苗の根を切り、水洗いして水気をよくきり、冷凍用保存袋に入れて封を閉じ、冷凍室に保存することだ。あるいはザク切りにした豆苗と水をミキサーに入れて撹拌してからペースト状にし、製氷皿に移し入れて冷凍庫で凍らせてもよい。調理するときは解凍せず、凍ったままの状態で温めたり、汁ものに使ったりして構わない。
2. 冷凍豆苗を使ったおすすめ料理法
次に冷凍した豆苗を使った料理について紹介しよう。献立の主菜や副菜をはじめ、弁当のおかずにと、万能に使える豆苗。冷凍した豆苗を使ったおすすめのレシピのひとつが、ごはんのおかずにぴったりの豆苗と豚肉のオイスターソース炒めだ。しょうがの香りがほんのりと香る中華風のおかずで、豆苗は冷凍のまま加えてOK。豚こまも切らずに調理できるので時短で作れるのが嬉しいポイントだ。
3. 弁当にぴったり!豆苗の冷凍おかず
豆苗を使った料理で冷凍できるおかずについて紹介しよう。作ったものを冷凍保存しておくと、弁当に使えて便利だ。豆苗を使った料理で冷凍できるおかずのひとつが、卵焼きだ。冷凍保存しても美味しい豆苗入り卵焼き作りのコツは、中までしっかりと火を通すこと。冷凍保存する卵焼きは半熟はNGだ。ふっくら&しっとりとした食感を保ちたいなら、マヨネーズと水溶き片栗粉を入れて焼くこと。マヨネーズに含まれる油や酢が卵のふわふわとした食感を保ち、片栗粉の保湿力によりしっとり感が保てる。
豆苗を使った料理で冷凍できるおかずのひとつが、巻いて焼くだけの肉巻きだ。保存方法は粗熱がとれたら小分けにし、ラップで包み冷凍用の保存袋に入れて冷凍室へ。保存期間の目安は1ヶ月ほどだ。小分けにして包んでおくと、弁当のおかずのように少しだけ使いたいときに重宝する。味付けをせず焼かない状態で冷凍した肉巻きを使用するときは、必要な量を冷蔵庫で解凍すればよい。あとはフライパンに油を入れて熱し、肉の巻き終わりを下にして並べ入れて全体に焼きめを付ければOK。
結論
豆苗を冷凍保存する方法を紹介した。えんどう豆の若い葉と茎を食べることができる緑黄色野菜の豆苗。生のまま冷凍保存もでき、料理によっては調理後でも冷凍可能だ。ストックしておくと、いざというときに重宝するので、冷凍保存しておくことをおすすめする。
この記事もcheck!