1. もち麦リゾットの作り方

もち麦リゾットの作り方は3つある。大きな違いは調理器具だ。ここでは定番のフライパンでの作り方だけでなく、レンジやスープジャーでの作り方も紹介する。
フライパンでもち麦リゾットを作る
フライパン1つあればリゾットを作ることができる。もち麦をほかの具材と一緒に軽く炒めたら水を加えて煮る。煮るときに気を付けてほしいのが弱火であるかどうかだ。水を加えたらふたをして15分ほど煮るのだが、火が強いと水分が蒸発して焦げ付いてしまうおそれがある。くれぐれも火加減には気をつけよう。15分たったらふたを外し、さらに5分ほど煮る。このときにもち麦の硬さを確認しよう。最後に味を調えれば完成だ。
レンジでもち麦リゾットを作る
もち麦にしっかりと火を通すため調理時間自体はフライパンで作るときと変わらないが、火加減を気にする必要がなくスイッチを押してしまえば放置できるのがメリットだ。まず耐熱ボウルにもち麦と水を入れたら600Wで10~12分加熱する。一度取り出し、具材を加えたら再び600Wで5分ほど加熱する。火が通りにくい具材の場合は下茹でが必要だが、基本的にはレンジだけで作れる。
スープジャーでもち麦リゾットを作る
最近のスープジャーは保温機能が高く、調理器具としても使える。スープジャーに入れる前にもち麦とそのほかの具材はフライパンで炒めて軽く煮ておく。煮る時間だが、3分ほどで十分だ。熱々の状態でスープジャーに入れれば放置しておくだけで火がじっくりと通りリゾット状になる。完成までに2時間ほど放置しておかなくてはならないが、持ち運びもできるためランチにおすすめだ。
2. 牛乳でも豆乳でも!もち麦のミルクリゾット

もち麦リゾットはどんな味付けにするかで大きく印象が変わる。ここではミルクリゾットを紹介する。ミルクリゾットといえば牛乳で作るイメージが強く、濃厚でミルキーな味わいのもち麦リゾットを楽しめる。しかし、牛乳が苦手という人もいるだろう。そんなときは豆乳を使ってみよう。牛乳よりもあっさりとしているが、優しい味わいを楽しめる。ここでは牛乳または豆乳を使ったミルクリゾットを紹介する。
ミルクリゾットにおすすめの具材は?
きのこやベーコンなど旨みのある具材を合わせるのがおすすめだ。牛乳にきのこの旨み成分やベーコンの塩気が加わることで食べやすい味わいになる。きのこはマッシュルームとしめじがおすすめだ。早く火を通したい場合は細かく切ったほうがよいが、存在感を出したいなら小房に分ける程度でよい。
ミルクリゾットの作り方
フライパンにオリーブオイルを入れて熱したら、みじん切りにしたにんにくを入れ香り付けする。しめじやベーコンなどの具材を加え炒める。具材に火が通ってきたら、もち麦を加えて炒める。もち麦が透き通ってきたら水とコンソメを加え、ふたをして15分ほど弱火で煮る。牛乳または豆乳を加えて、ふたをせずに10~15分ほど煮る。最後に塩とこしょうで味を調えれば完成だ。牛乳で作る場合はピザ用チーズをトッピングする。ちなみに、レンジやスープジャーでも作ることはできるが、牛乳を最初から入れて加熱すると吹きこぼれの原因となるため、水でもち麦を加熱して最後のほうで牛乳を加えるようにしよう。
3. さっぱり食べられる!もち麦のトマトリゾット

ミルクリゾットと同じくらい人気なのがトマトリゾットだ。トマトの酸味がアクセントになり、さっぱりとした味わいを楽しめるのが特徴だ。トマトリゾットはもち麦でも作ることができる。
生のトマトじゃないとダメ?
トマトリゾットを作るときは贅沢に生トマトで作りたいところだが、旬の時期ではなかったりトマトが高かったりするとなかなか手が出ない。そんなときはトマト缶やトマトジュースを活用しよう。ケチャップでも作れそうだが、トマト以外にさまざまな調味料が入っているためトマト本来の味わいとはかけ離れている。トマト缶やトマトジュースを使ったほうが生トマトに近い味わいを楽しめる。
トマトリゾットの作り方
生トマトとトマト缶、トマトジュースのどれを使っても基本の作り方は変わらない。トマトは生のままでも食べることができ、加熱があまり必要ない。そのため、生トマトはほかの具材と一緒に炒めず、もち麦を入れるタイミングで一緒に加えて加熱する。トマト缶やトマトジュースを使う場合でも同じタイミングに入れよう。一緒に煮ることでもち麦にトマトの旨みや酸味がしっかりとしみ込む。トマトだけだと味付けが少しもの足りないのでコンソメを少し加えるとよい。最後に塩とこしょうで味を調え、粉チーズをふりかけたら完成だ。
結論
食べ慣れないもち麦でもリゾットにすると美味しく食べることができる。作るのが面倒に思えるもち麦リゾットだが、実はレンジやスープジャーを使えば簡単に作ることができる。手軽にもち麦リゾットを作りたい場合はぜひ活用してみよう。牛乳や豆乳を加えてミルクリゾットにしたり、トマトを加えてトマトリゾットにしたりと味付けの幅も広いためいろいろな味のもち麦リゾットに挑戦してみよう。
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