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【管理栄養士監修】大麦の栄養と効能|栄養図鑑

【管理栄養士監修】大麦の栄養と効能|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2020年2月10日

ダイエットや健康によいとされ爆発的に人気になった「大麦」。身体に良さそうだからと、なんとなく食べていて、どんな種類があるのかを知っていたり、それぞれの栄養素等についてをしっかりと理解している人は少ないであろう。ここでは、大麦と小麦はどう違うのかや、炊飯器を使った大麦の炊き方について、美味しく大麦を食べ続けられるための方法などを紹介していきたい。

  

1. まずは大麦の主な種類について知ろう

大麦にはいくつかの種類がある。どんな種類があるのかを知ってそれぞれの特徴を理解していれば、料理によって使い分けができる。そうすればレパートリーも増え、より大麦を楽しむことができるだろう。まずは基本的な種類について紹介していこう。

【押し麦】

押し麦は、大麦を平たく加工したもの。押しつぶすことでしっかりと水分を含むようになり、消化しやすく美味しくなるのだ。食物繊維は白米の17倍あり、ミネラルやビタミンも含んでいるので、健康にも良いとされている。ごはんと一緒に炊くと、プチプチとした食感を楽しむことができるだろう。

【もち麦】

もち麦は、もち性の大麦を精麦したもの。食物繊維やβ-グルカンが豊富に含まれている。食物繊維は白米のなんと20倍ある。食感はもち麦という名の通り、モチモチとしている。こちらも、ごはんと一緒に炊くと美味しく食感も楽しめると人気だ。

2. 栄養素が豊富でダイエットにも最適!大麦の栄養素とは

大麦には栄養素が豊富に含まれている。お米と比べて、カルシウムは3倍、カリウム少なくとも2倍あるといわれているのだ。そして、食物繊維にいたってはなんとお米の17倍以上もあるとのことだ。そのため健康によいといわれていて、健康志向の人にはとても人気が高い。白米よりもカロリーが若干低く、太りにくいのでダイエット中の主食にもおすすめだ。

3. 大麦と小麦の違いってなに?

前項まで述べてきた大麦以外に、小麦についても耳にしたことがあるだろう。だが、両方とも「麦」が付いており、これらの違いがわからない人は意外と多い。どちらもイネ科の植物なのであまり変わりはないのではないか、と思っている人もいるようだ。

小麦はイネ科コムギ属の植物で、パンやうどん、パスタなどに使用される。そして、大麦はイネ科オオムギ属の植物で醤油や麦茶、麦飯などに使用される。

4. 炊飯器を使った大麦の炊き方と美味しい配合

「炊飯器を使って大麦を炊いて食べたい」と思っても、きちんと炊き方についてわかっていなければ、美味しく食べることはできない。だが、麦飯は自分の好きな分量で作ることができるので、好みの配合を探すのがおすすめだ。初心者なら白米に対しての配合を少量にすることからはじめ、慣れてきたら多くしていくのがポイントだ。こうすることで、麦の食感に慣れ、より美味しく味わえて続けやすくなる。

ここで注意すべき点は、水分量だ。大麦は白米よりも吸水量が多いからだ。炊飯器のクセにもよるが、いつもの水加減にプラスするのであれば、大麦50グラムに対して100mlの水を追加するのが基本だ。

結論

大麦は栄養素も豊富で健康やダイエットにもとても効果のある食べ物だ。とくに、食物繊維の量は白米の比べ物にならない。最低でも17倍含まれていて、「主食を麦飯にしたら便秘がすっかり解消した」という人も多い。炊飯器で炊く時は、大麦に対して水を2倍にすることを目安にして覚えておくと便利である。配合は少量からはじめ、慣れてきたら徐々に多くしていくと飽きずに美味しく続けられるだろう。

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  • 公開日:

    2019年2月16日

  • 更新日:

    2020年2月10日

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