1. 白菜なしでも作れる!キャベツと豚の中華丼

冬に美味しかった白菜の旬が終わったら、春キャベツの甘さを中華丼で楽しもう。中華丼の具材としては最もメジャーな豚肉と合わせれば、温かいごはんがさらに美味しくなる丼となる。
豚肉とキャベツでシンプルに
歯ごたえのよいキャベツは、2人分の中華丼を作る際には葉を4枚ほど使うとちょうどよい。キャベツはあまり小さく切ってしまうよりも、ざく切りにして食感を楽しむことをおすすめする。豚肉は150~200gとキャベツを炒めて、頃合いを見計らって中華スープを加える。塩や胡椒で味を調え、最後に片栗粉でとろみをつければシンプルな中華丼ができあがる。
冷蔵庫にある食材を活用して
シンプルに2種だけの中華丼も悪くないが、彩りも考えて寂しいなと思ったら玉ねぎやにんじん、パプリカ、チンゲンサイ、きのこ類など冷蔵庫にある具材を加えても問題ない。うずらの卵を茹でて加えても中華料理屋風となる。
ごま油と生姜で香り付けも
具材を炒める時の油は、通常のサラダ油でも問題ない。香り付けがほしい場合には、ごま油や細く切った生姜を活用しよう。また、中華スープの素だけでは心もとない場合は、醤油や酒を加えて味わいを出すのもよいだろう。
2. 海鮮の旨みたっぷり!シーフードミックスとキャベツの中華丼

中華丼は豚肉だけではなく海鮮類も具材として入れると美味である。海鮮の処理の手間を省くために、シーフードミックスを使うと非常に手軽に美味しい中華丼ができあがる。キャベツとシーフードの中華丼の作り方を見てみよう。
酒を使って風味をつける
シーフードミックスは解凍後に水分をよく切っておく。ごま油でシーフードミックスを炒めるときには、酒を加えると臭み対策になり風味がよくなる。いったんフライパンからシーフードを取り出して、キャベツをはじめとする野菜類を炒める。にんじんや玉ねぎなど、野菜を炒めるときには生姜を入れてもよいだろう。シーフードと野菜を混ぜ合わせたら、市販の鶏ガラスープなどで味付けをし、最後にとろみをつければ完成である。炊きたてのごはんで具沢山の中華丼が堪能できる。
凍ったまま使えるシーフードミックスも
各社から販売されているシーフードミックスの中には、解凍せずに凍ったまま使用できるタイプもある。時短料理の味方ともいえるシーフードミックス、購入時に使用法をよく読んで手軽に使えるタイプを選ぶのも手である。シーフードの美味しさを生かすために、味付けはあっさりとすることをおすすめする。
3. オイスターソースでコクを出す!こってりキャベツの中華丼

中華丼の味付けは鶏がらスープなどを使ったあっさり系が主流であるが、いつもとは異なる味わいを楽しみたい場合にはオイスターソースを加えても美味しい。その作り方を見てみよう。
あらゆる食材と相性がよいオイスターソース
鶏ガラスープや醤油を使用する味付けと比べると、オイスターソースを使った中華丼は濃厚な味わいになる。オイスターソースをメインにして醤油や酒で味付けしてもよいし、鶏がらスープと合わせてもよいだろう。全体的にコクが出るため、キャベツをはじめとする野菜をたっぷり投入して豪快に食べたいものである。もちろん、定番の豚肉やシーフードとも相性がよい。たけのこやしいたけ、きくらげなど好みの食材を加えて彩りも味わいも豊かな中華丼をオイスターソース風味で楽しんでほしい。
結論
白菜を使用することが多い中華丼であるが、冷蔵庫に常備しているキャベツを使用することも可能である。中華丼には不可欠な豚肉との相性もバツグンである。海鮮の中華丼は、シーフードミックスを使えば数種の海の幸を気軽に楽しむことができる。具材も味付けもいつもとは異なる挑戦をすると、新鮮な味わいの中華丼を堪能できるだろう。
この記事もcheck!