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ひなあられの作り方を紹介!関東風も関西風もどっちも楽しめる!

ひなあられの作り方を紹介!関東風も関西風もどっちも楽しめる!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年3月 1日

春の訪れとともに女の子の成長を祝うひな祭りで、欠かすことのできないひなあられ。スーパーで購入するという人も多いだろうが、実は家で簡単に作ることができる。ひなあられは餅から作ることもできるため、正月に食べきれなかった餅をリメイクするのにもおすすめだ。ここでは関東風と関西風の両方を紹介するため、ぜひ手作りして食べ比べてみよう。

  

1. ひなあられには2種類ある!作り方の違いは?

日本全国で食べられているひなあられだが、実は関東と関西では形も味も異なる。ここでは、関東風ひなあられと関西風ひなあられ、それぞれの作り方を紹介する

関東風ひなあられの特徴と作り方

米粒くらいの大きさで甘いのが関東風ひなあられの特徴だ。うるち米またはもち米を爆ぜさせて作るポン菓子をもとに作られている。現在はメーカーによって作り方が異なるため一概にはいえないが、家で作る際はポン菓子と同じように作る。砂糖で味付けしているため甘い。

関西風ひなあられの特徴と作り方

関東風ひなあられと比べると大きく、1cmくらいの大きさがある。また、関西風ひなあられは醤油や塩で味付けしているため、おかきに近い味わいだ。ひな祭りで飾った菱餅を砕いて作ったのが起源といわれており、家で作る際は餅から作る。

2. 餅を使ったひなあられの作り方

正月のような祝い事には欠かせない餅だが、意外と余ってしまうことが多い。ここでは餅を使ったひなあられの作り方を紹介する。ちなみに余っている切り餅はもちろん、ひな祭りに使う菱餅でもできる作り方だ。

切り餅を使ってひなあられを作る

まず、切り餅を5mm角くらいの大きさに切る。すぐに作りたいところだが、軽い食感を出すため放置して乾燥させる。2~3日ほど放置して乾燥させるのがおすすめだ。乾燥させた餅を170~180℃の油で揚げる。きつね色になる手前くらいで取り出せば揚げすぎを防げる。あとは味付けすれば完成だ。

菱餅を使ってひなあられを作る

基本的な作り方は切り餅の場合と変わらない。切って乾燥させた菱餅を油で揚げ、味付けすれば完成だ。菱餅を切るときのポイントだが、色の分かれ目に沿って包丁を入れると簡単に切れる。色ごとに分けてから5mm角くらいの大きさに切ろう。

味付けの仕方は?

関東風の甘いひなあられにしたい場合は粉砂糖を、関西風のしょっぱいひなあられにしたい場合は塩をまぶそう。食紅や抹茶パウダーなどを一緒にまぶせば、ひなあられらしいかわいい色合いになる。ポリ袋を使えば簡単にまんべんなくまぶすことができる。

3. オーブンを使って簡単!揚げないひなあられの作り方

一般的にひなあられの作り方では揚げることが多いが、家で揚げ物をしたくないという人もいるだろう。ここではオーブンを使うひなあられの作り方を紹介する。

材料は切り餅!

オーブンを使ってひなあられを作るには切り餅が必要だ。オーブンで餅をカリッと焼くことで、ひなあられの軽い食感を生み出すことができる。ちなみに餅を揚げる場合は2~3日乾燥させる必要があったが、オーブンで焼く場合は乾燥させる必要がない。

オーブンを使うひなあられの作り方

オーブンを150~170℃に予熱しておく。その間に切り餅を5mm角くらいの大きさに切り、クッキングシートを敷いた天板に並べておく。餅同士がくっつくのを防ぐために間隔を空けて並べよう。あとは15~20分焼けば完成だ。粉糖や塩で味付けし、抹茶パウダーで色付けすれば完成だ。

4. もち米を使ったひなあられの作り方

ここまで餅で作る方法を紹介してきたが、餅がなくてもひなあられを作ることができる。その際に使用するのがもち米だ。いわゆる昔ながらの関東風ひなあられの作り方だ。ちょっと余ってしまったもち米を使い切りたいときにもおすすめの方法だ。

作り方のコツ:もち米は洗わない

もち米でひなあられを作るときには決してもち米を洗ってはいけない。なぜなら、もち米を揚げるからだ。洗ったもち米には水分が付着しているため、揚げるときに油がはねて危険だ。そのため、もち米は洗わずそのまま使うようにしよう。

もち米を使うひなあられの作り方

170~180℃の油にもち米を入れる。もち米を加熱するとポップコーンのように膨らむ。大量に作る場合は一度に全部入れず、少量ずつ揚げるようにしよう。膨らんだもち米はすぐに取り出し、油を切る。粗熱がとれたら味付けと色付けをして完成だ。

5. ごはんを使ったひなあられの作り方

餅ももち米もないけど、ひなあられを作りたいというときに使ってほしいのがごはんだ。炊きたてのごはんである必要はない。余っているごはんをひなあられの材料として使ってもよい。ごはんを使ったひなあられの作り方を紹介する。

作り方のコツ:ごはんには下処理が必要

ごはんは粘り気があり、そのまま揚げると団子状になってしまう。そのため、まずはごはんを水洗いして粘り気を取らなくてはならない。洗ってバラバラにしたごはんは水気を切り、オーブンで焼いて乾燥させる。ごはんの量によって加熱時間は異なるが、160℃で15分ほど加熱して様子を見る。

ごはんを使うひなあられの作り方

乾燥させた米をバラバラにしたら、170~180℃の油で揚げる。一度加熱しているため、もち米のように膨らむことはない。そのため、サッと揚げる程度でよい。油を切り粗熱をとったら味付けと色付けをして、ひなあられの完成だ。

結論

関東風ひなあられは米から作られ甘い、関西風ひなあられは餅から作られ塩辛い。このような違いがあるひなあられだが、家では簡単にどちらも作ることができる。餅から作る場合は揚げるだけでなくオーブンで作ることもできるため、揚げ物が苦手な人でも安心だ。残ったごはんからも作れるため、ひな祭りにはぜひ手作りひなあられを作ってみよう。きっと忘れられないひな祭りになるだろう。
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  • 公開日:

    2021年2月27日

  • 更新日:

    2021年3月 1日

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