1. 白だし漬け数の子の作り方:塩抜き

白だしを使った数の子を作る際に、まずやっておいてほしいのが数の子の塩抜きだ。塩漬けの数の子をそのまま使用してしまうと塩辛くなってしまうので、必ず塩抜きを行うようにしよう。
塩抜きのやり方
まず、ボウルに水と塩を溶かして薄い塩水を作り、数の子を3~4時間ほど浸す。塩水を取り替え、さらに3~4時間ほど浸す。さらに3回目は塩水を取り替えて6~8時間浸したら数の子を取り出す。
下処理もしておこう
塩抜きした数の子は、次に表面の薄い膜を塩水の中でキレイに取り除く。膜をキレイに取り除いておくことで、数の子の食感がよくなるのだ。
2. 白だし漬け数の子の作り方:味付け方法

数の子の下ごしらえが終わったら、いよいよ白だしを使って漬けていく。白だしを使った数の子の味付け方法を見てみよう。
味付けに使う調味料
数の子を白だしで漬ける場合は、白だしだけではなくみりんや薄口醤油を合わせるのがおすすめだ。さらに白だしは濃縮タイプが多いので、水で薄めてから使用する。好みで赤唐辛子の輪切りを入れるのもいいだろう。
作り方
耐熱容器を用意して、水、みりん、白だし、薄口醤油を入れてレンジで2分ほど加熱して粗熱を取っておく。そこに下ごしらえした数の子を入れて冷蔵庫で1日ほど漬け込む。食べる前にかつお節をふりかけたら完成だ。かつお節を食べる直前にかけることで、より風味がよくなるだろう。
味付けは白だしだけでもOK
白だしは、昆布だしやかつおだしに白醤油などを加えて作られているので、白だしだけでも美味しく数の子を漬けることができる。好みで輪切りの赤唐辛子を一緒に漬け込むといいだろう。白だしは使うメーカーや種類によって味に違いがあるので、使う白だしによって異なる味わいを楽しむこともできる。
3. 白だし漬け数の子の作り方:保存方法

白だしを使って数の子を漬けた際に、気になるのが保存方法だ。たくさん作った数の子の賢い保存方法を見てみよう。
保存方法と保存期間は?
完成した数の子は、保存容器に入れ冷蔵庫で保存すれば5日間ほど保存が可能だ。さらに長期間保存したい場合は、冷凍保存すると3週間ほど保存が可能になる。冷凍した数の子は自然解凍すると美味しく食べることができるだろう。数の子を冷凍する場合は、食べる分ずつ解凍できるように一腹ずつ保存するのもいいだろう。
保存して味が濃くなってきたら?
長期間白だし漬けの数の子を保存しておくと、味が濃くなって苦みが出てしまうことがある。そんな時は、塩水に1~2時間ほど漬けてみるのがおすすめだ。そうすることで数の子の味を薄くすることができる。数の子は漬ける時間によって味の濃さが変わってくるので、自分好みの濃さになるよう漬ける時間を調整するのがいいだろう。
味が濃くなった数の子の活用法
長期間漬け込んで味が濃くなってしまった数の子は、塩水に漬けて味を薄くするのもいいが、濃いままほかの料理に活用するのもおすすめだ。たとえば、パスタの具材にしたり、マヨネーズと和えてみたりするのもいいだろう。ほかにも煮物や炒め物などにも活用できる。味がしっかりついているため、料理の具材として活用した際にはほかの調味料を減らせるだけでなく、数の子の独特の食感も活かせるので、料理の幅を広げることができるだろう。
結論
数の子は白だしを使うことで、自宅でも手軽に本格的な味わいに仕上げることができる。白だしで漬け込む前に必ず塩抜きなどの下ごしらえを行うことで、美味しい数の子を作ることができるだろう。作った数の子は、冷蔵庫や冷凍庫で保存も可能なので、たくさん作って保存しながら味わってみるのもおすすめだ。また、漬けすぎて味の濃くなった数の子はほかの料理に活用することもできるので、自宅で白だしを使って数の子を漬けてみよう。
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