1. 粕漬けは洗う?上手な焼き方のコツ

魚の粕漬けを美味しくいただくことを目指して、焼く前の処理や焼き方のコツについて紹介していく。難しくなく、ちょっとしたひと手間でできることなのでぜひ取り入れてもらいたい。
魚の粕漬けの焼く前の処理
魚が焦げてしまう一番の要因は、魚についている水分が十分に取りきれていないことが挙げられる。この問題を解消するための焼く前の処理として、魚についている粕は軽く水洗いしてから、ペ-パ-タオルなどを使い水分を拭き取るようにすることである。この作業は、少し手間に感じるかもしれないが、焦がさずに焼くための最重要ポイントである。魚の美味しさや見ためがまったく変わってきてしまうので、必ず行うようにしたい。
魚の粕漬けの焼き方のコツ
まずアルミホイルをよくもんで皿を作っておき、上に魚をのせるようにする。アルミホイルをもむことで魚の身がホイルに付きにくくなり、身割れしにくくキレイに焼くことができる。さらにアルミホイルを使うことで、後片付けが劇的に楽になるという利点もあるのでおすすめしたい。
そして粕漬けはとにかく焦げやすいので、焼いている途中でこまめに焼き具合をチェックしながらじっくり焼いていくといいだろう。
2. 粕漬けの焼き方:グリルやオーブントースター

グリルやオーブントースターを利用した、魚の粕漬けを焼く方法やコツを紹介していくので参考にしてもらいたい。
グリルを利用した魚の粕漬けの焼き方
上述のようによくもんだアルミホイルを敷いて、上に魚をのせる。グリルを予熱してから、アルミホイルとともに魚を入れて弱火で5~6分程度焼いたら、裏返して反対側も焼いていく。魚の皮や身に美味しそうな焦げめがうっすらと付くくらいが理想的である。グリルは網焼きに近く、余計な水分がしっかりと落ちるので美味しく仕上げることができる。両面焼きグリルであれば、途中で裏返す作業が不要のため、魚が身崩れすることもなくとても便利だ。
オーブントースターを利用した魚の粕漬けの焼き方
上述のように、よくもんだアルミホイルで魚を包み込み、上の部分を少しだけ開けておく。この状態でオーブントースターに入れて、弱火で10分ほど焼く。そのあとで、少しだけ焦げめを付けるために、アルミホイルを開いた状態で2~3分焼いたら完成となる。最後にアルミホイルを広げることで、適度に美味しそうな焦げめがつくので、このひと手間を惜しまずていねいに仕上げたい。
3. 粕漬けの焼き方:フライパンとクッキングシート

フライパンを利用した、簡単な魚の粕漬けを焼く方法やコツを紹介していく。このフライパンを使った焼き方が最も簡単になるので、初めて挑戦する人にぜひ試してみてもらいたい。
フライパンを利用した魚の粕漬けの焼き方
フライパンにクッキングシートを敷いて、魚をのせ弱火で7~8分焼き、裏返してもう片面を焼いていく。最後にフタをして、少し蒸し焼き状態にしたらできあがりとなる。調理中に魚から出てくる水分は、こまめにペーパータオルなどで拭き取るように心がけるとよいだろう。フライパンを使用した魚の焼きあがりの美味しさは、網焼きやグリル焼きに比べると少し劣ってしまうが、手軽さは一番なので初めての人や時間がない時の調理にはとくにおすすめしたい方法である。
4. 粕漬けの焼き方:冷凍の粕漬けの場合

冷凍の魚の粕漬けの扱い方や焼く方法を紹介していくので、参考にしてもらいたい。
冷凍の魚の粕漬けの焼き方について
冷凍の魚の粕漬けは、解凍してから焼いていく流れになる。解凍方法はいくつかあるが、最も一般的なのは、冷蔵庫に移して半日程度解凍させる方法だ。それ以外には、魚を袋ごと水につけて1時間程度放置しておく方法もよいだろう。
そして最も短時間で解凍させる方法には、40分ほど流水解凍する手段が挙げられる。その日のスケジュールなどと照らし合わせながら、最善の策を選んでもらいたい。解凍したあとは、なるべく早めに加熱調理をして食べることをおすすめする。解凍した魚は、上述したいくつかの方法を参考に焼いていこう。
結論
本記事では、魚の粕漬けを美味しく食べるための上手な焼き方について紹介した。重要なのは焼く前の下処理と焼く際に焦がさないように気を付けることである。焼き方は、グリル、オーブントースター、フライパンなどを使って好みの方法で仕上げてもらいたい。魚を冷凍で購入したり冷凍保存した場合には、上記で紹介した「冷凍の粕漬けの焼き方」を参考にしてもらいたい。
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