目次
1. バジルソースより美味しい!パセリで作る万能ソース

オードブルや弁当の横に添えられているパセリは、手をつけずにポイっとしがちな食材だ。栄養たっぷりなのに、それではあまりにももったいなさすぎる。ここではパセリを使う、本格的なパセリソースの作り方を紹介しよう。
ソースの活用方法は多彩で、そのままドレッシングにしたり、チキンのような肉料理やスズキのムニエルのようなフレンチにかけたり、ソースひとつでグーンと高級感のある味になるのが魅力だ。
パセリソースの作り方は下準備として、にんにくをみじん切りにしておく。あとはパセリ・にんにく・オリーブオイル・アンチョビペーストをすべてフードプロセッサーかミキサーに入れ、なめかになるまで撹拌すれば完成だ。パセリを大量消費にするのにおすすめのレシピで、冷蔵庫なら1週間ほど日持ちする。
2. パセリソース活用法:チキンなど肉料理に合う

次にパセリソースの活用方法を紹介しよう。パセリソースにおすすめの活用方法のひとつが、肉料理にかけて食べる方法だ。たとえばチキンソテーにかけるだけで、高級感のある味に変えてくれる。たとえば、レモン入りのパセリソースをチキンソテーにかけると、ソースの色が鮮やかで、レモンのさわやかな香りと酸味がジューシーな鶏もも肉の味を引き立ててくれる。
がっつり食べたいときにおすすめの活用方法がポークソテーにかける食べ方だ。ソテーした豚肉にパセリソースをかけ、ごはんと一緒にワンプレートに盛り付けるとごはんにもソースがしみて美味しい。基本の作り方を覚えたら、ミニトマトやほかの食材を加えたり味付けを変えてみたり、いろいろとアレンジできるので、ぜひ試してもらいたい。
3. パセリソース活用法:フレンチにもぴったり

次に紹介するパセリソースの活用方法は、魚料理にかけて食べる方法だ。基本的に料理の端のほうにちょこんと置かれていることの多いパセリ。そんなパセリがソースの主役になれる、おすすめの活用方法がスズキのムニエルだ。スズキは淡白でシンプルな味の白身魚なので、味付けを工夫すると多彩な表情の料理に変化する。作り方は簡単なのに見ためがオシャレなフレンチになり、さわやかなパセリの香りのソースがスズキと相性ばっちりで美味しい。
ところで皆さんはエスカルゴバターをご存知だろうか。エスカルゴバターとは刻みパセリとにんにくのみじん切りをバターに混ぜて作る香りのよいバターで、フランスの美食の街として知られるブルゴーニュ地方ではなじみの調味料だ。ブルゴーニュの名物料理であるエスカルゴに使用されるバターとしても知られており、パセリソースと混ぜて魚はもちろん、野菜や肉にのせて食べても美味しい。
4. パセリソース活用法:パスタやパンなどアレンジ無限大!

最後にパセリソースを使ったアレンジパスタの作り方を紹介しよう。作り方は簡単でスパゲッティを茹でながら、プライパンにオリーブオイルを入れて熱しベーコンを炒める。焼き色が付いたらパセリソースを入れ、茹でたスパゲッティと茹で汁も加えて全体にからめれば完成だ。青臭さを抑えつつもパセリの風味が楽しめるパスタで、パセリ嫌いの人にもおすすめ。
ほかにもパセリソースをパンに塗って食べても美味しい。作り方は食パンにパセリソースを平らに広げて溶けるチーズをのせ、オーブントースターで3分ほど加熱し、こんがりと焼ければ完成だ。忙しい朝でもパパッと作れ、食べごたえもあり満足度の高い一品だ。食パンのみならずフランスパンに塗って焼くと、カリッとした食感を楽しめるだろう。
結論
身近な食材のひとつであるパセリで作る、簡単で美味しいパセリソース。肉料理や魚料理 にかけたりパスタにからめたり、パンにのせたり、いろいろな食べ方で楽しめるのが魅力のひとつだ。これからは付け合わせとしてではなく、主役の食材として活用してみてはいかがだろうか。
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