1. プロのでき栄え!鯛のあら汁の下処理と作り方

鯛のあら汁の基本的な下処理方法や作り方を紹介していく。プロのように美味しく作るためのコツについても触れていくので、ぜひ参考にしてもらいたい。
鯛のあら汁の下処理方法や作り方
材料
- 鯛のあら
- 塩
- 水
- 酒
- 出汁昆布
- 醤油
- 生姜
- 長ネギ
作り方
鯛のあらにまんべんなく塩をふりかけて、30分程度置く。生姜は薄切りにして、長ネギは小口切りにする。鯛のあらに熱湯をかけて霜降りにしてから、流水にさらしながらうろこや血合いをしっかりと取り除いていく。うろこ落としを使うと便利だが、ない場合は包丁の背を活用するとよいだろう。鍋に鯛のあら、水、酒、出汁昆布を入れて中火にかける。沸騰したら弱火にしてアクをこまめに取る。醤油で味を調えたら器に盛り付け、長ネギを散らしたら完成となる。
美味しく作るためのコツ
鯛のあらの下処理がとても重要であり、美味しさのポイントとなる。しっかりと塩をふり霜降りにしたあと、ウロコや血合いをきちんとキレイに取り除くこと。そして、アク取りも丁寧に行うことで、濁りと臭みを取り除くことができる。また、生姜を加えることも、魚の臭み取りに一役買っている。
圧力鍋を使う場合の作り方
上記の方法で、鯛のあらは下処理しておく。圧力鍋に水、調味料、生姜を入れて煮立たせる。沸騰したら鯛のあらを加えて、オモリがしっかりと揺れて加圧されるまで強火で加熱する。オモリが揺れたら、そのまま弱火で15分加熱していく。火を止めて減圧するのを待ってから、ふたを開け、そのまま5分煮込んだら完成となる。
2. 鯛のあら汁に人気の具やアレンジ

みんなが大好きな鯛のあら汁の具材や味付けアレンジについて紹介していくので、試してみてもらいたい。
鯛のあら汁の具材や味付けアレンジ
- 大根
いちょう切りにして加えるとよい。 - にんじん
いちょう切りにして加えるとよい。 - 豆腐
食べやすい一口大にしておく。 - 水菜
最後に添える形で加えることで、水菜のシャキシャキ感を保つことができる。 - みつば
上から飾るだけで、風味豊かなあら汁になるのでおすすめしたい。 - 味噌味
比較的さっぱり味のあら汁を味噌味にアレンジすることで、コクと旨みが強い濃厚な汁になる。
3. 鯛のあら汁の簡単リメイク

あまった鯛のあら汁を使用したリメイク料理を紹介していくので、活用してもらいたい。
鯛の炊き込みごはんの作り方
材料
- 米
- 鯛のあら汁
- みりん
- 塩
- 万能ネギ
- 水
作り方
米はといでザルにあげておく。万能ネギは小口切りにし、鯛のあら汁は少し温めて固まっているのを溶かして液状にしておく。あら汁をザルでこし、汁はごはんを炊く用に取っておき、身の部分はほぐして取り分けておく。炊飯器に米、こしたあら汁、みりん、塩を入れて、炊飯器の目盛りに合わせるように水を加えて炊いていく。炊きあがったら、ほぐしておいた身を加えて全体を混ぜ合わせ、器に盛り付け、万能ネギを散らしたら完成となる。
あら汁そばの作り方
材料
- そば
- 鯛のあら汁
- 醤油
- みりん
- 万能ネギ
作り方
そばは表示時間とおりに茹でておき、万能ネギは小口切りにしておく。鯛のあら汁は少し温めて固まっているのを溶かして液状にしてから、ザルでこしておく。鍋にこしたあら汁を入れて温め、醤油とみりんで味を調える。そばにあら汁をかけて、万能ネギを散らしたら完成となる。
4. 鯛のあら汁におすすめの献立アイデア

鯛のあら汁にピッタリな献立アイデアを紹介していくので、挑戦してみてもらいたい。
献立アイデア1
- ごはん
- 天ぷら盛り合わせ
- 白和え
- 鯛のあら汁
天ぷらは、エビや茄子などに加え、冷蔵庫に余っている食材を活用して、野菜たっぷりのかき揚げを作ってもいいだろう。さらに副菜で白和えをプラスする。両方とも野菜をしっかりと摂れるおすすめメニューだ。
献立アイデア2
- ごはん
- 肉豆腐
- 浅漬け
- 鯛のあら汁
主菜の肉豆腐がボリューム満点なので、副菜はあっさりめの浅漬けを合わせるとよいだろう。
献立アイデア3
- ごはん
- 厚揚げの卵とじ
- ほうれん草のゴマ和え
- 鯛のあら汁
厚揚げは見ためのボリューム感があり、さらに卵でとじることで食べごたえが増すので主菜に使いやすい食材である。
どの献立も、鯛のあら汁と合うように和風の組み合わせにしたので、参考にしてもらいたい。
結論
本記事では、鯛のあら汁について紹介してきた。基本的な下処理方法や作り方からはじまり、みんなが好きな具材なども挙げているので、ぜひ参考にしてもらいたい。さらに、鯛のあら汁のアレンジ方法やリメイクメニューにも大きく触れているので、積極的に活用してもらいたい。
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