1. サザエのレンジ調理の仕方

サザエは生でも食べることができるが、加熱するとまた違った食感を楽しめる。サザエの加熱方法はいろいろあるが、ここではレンジを使ってサザエを加熱するメリットと調理する方法の2つを紹介する。
レンジを使うメリット
サザエの料理と聞くとつぼ焼きが真っ先に思い浮かぶだろう。屋外でバーベキューをしながらサザエのつぼ焼きを作るのなら問題はないが、家の中で作ろうと思うとちょうどよい調理器具がなくて困ってしまう。魚焼きグリルで焼くこともできるが、そもそも魚焼きグリルを持っていなかったり、火加減が難しく失敗してしまったりといったデメリットもある。しかし、レンジはいまやどの家庭にもあり、ワット数と時間をセットしてしまえば火加減を調整する必要もない。料理初心者でも安心してサザエを加熱して、つぼ焼きを作ることができる。
レンジでサザエのつぼ焼きを作る
サザエは殻ごと使うため特別な下処理は必要なく、殻の表面を軽く洗う程度でよい。耐熱容器にサザエを乗せ、貝の中に酒や醤油などの調味料を垂らす。そのままレンジに入れて加熱すればサザエのつぼ焼きの完成だ。サザエを加熱したいだけの場合は、調味料を入れずにそのままレンジで温めればよい。レンジで加熱したサザエを使って、いろいろなサザエ料理を作ってみよう。
2. サザエをレンジで加熱する時間の目安は?

レンジでサザエを加熱する最大のメリットはワット数と時間をセットするだけで、あとは自動的に加熱されるという点だ。だからといって適当にワット数と時間をセットしてしまうとサザエに火が通っていなかったり、逆に火が通り過ぎてしまったりといった失敗をしてしまう。ここではレンジでサザエを加熱するときの目安を紹介する。
目安のワット数と時間
使っているレンジによって設定できるワット数は異なる。当然ながらレンジはワット数が高いほど温度が高くなり、短い時間で加熱することができる。逆に、低いワット数で同じくらいに加熱しようと思うと、さらに長く加熱する必要がある。たとえばサザエを800Wで加熱するなら加熱時間は4分が目安となるが、500Wでは7分が目安となる。
大きさや個数で調整しよう
ワット数と時間はあくまで目安であるため、サザエの大きさや個数によって変動する。同じワット数と時間で加熱しても、大きいサザエであれば火が通りにくい。また、個数が多いと加熱にムラが出るため、長時間の加熱が必要になる場合もある。そのため、目安の時間で加熱したら一度サザエのふたをチェックしてほしい。サザエのふたが浮き上がっている、またはグラグラしていたら火が通っている証拠だ。
3. サザエをレンジで加熱すると爆発する?

サザエをレンジで加熱するときに気になるのが爆発しないのか、という点だ。結論からいってしまうとレンジで加熱するとサザエが爆発することはある。ここでは、サザエの爆発を防ぐ方法と爆発に備える方法を紹介する。
爆発を防ぐ方法
サザエが爆発する原因は加熱のしすぎによる肝の爆発だ。肝は身と同じく殻の奥にあり、火は通りにくいがレンジで長時間加熱すると爆発してしまう。肝は食べても問題ない部位だが、苦みがあり苦手な人は食べられない部位でもある。肝が爆発すると身にも付着するため、身の美味しさが損なわれてしまう。肝の爆発を防ぐためには、目安の加熱時間を守ることが重要だ。目安の加熱時間だけでは不十分だった場合も、30秒ずつ時間を追加して加熱すれば肝の爆発を防ぐことができる。
爆発に備える方法
レンジ加熱中にサザエが爆発したときにもっとも危険なのが、サザエのふたが飛んでくることだ。レンジ庫内を傷つけ、故障の原因にもなる可能性がある。そのため、レンジでサザエを加熱したときはサザエのふたが飛ばないように備えておかなくてはならない。ふたが飛ばないようにするために使うのがラップだ。ラップだけでは耐えられないと思うかもしれないが、3重にすると万が一サザエのふたが外れても飛ぶのを防げる。短時間の加熱でも3重のラップで備えておこう。
結論
レンジを使えば短時間でサザエを加熱することができる。調味料を垂らしてから加熱すれば、レンジでつぼ焼きを作ることもできる。サザエの大きさや個数にもよるが、800Wで4分、500Wで7分を目安に加熱しよう。加熱中にサザエが爆発して、ふたが飛ぶ可能性もあるため必ず3重にしたラップでサザエを覆うようにしよう。
この記事もCheck!