目次
1. シーフードミックスを使ったクラムチャウダーの作り方

シーフードミックスを使う、クラムチャウダーの作り方を説明しよう。クラムチャウダーに加える食材の簡単なアレンジ方法も紹介する。
基本の作り方
冷凍状態のシーフードミックスはサッと洗って解凍する。じゃがいも、にんじん、玉ねぎをカットしたら、バターを熱した鍋で炒めよう。ここで解凍しておいたシーフードミックスを投入し、軽く炒めてから水とコンソメスープの素を加えて煮込んでいく。最後に牛乳と塩コショウで味を調えたらできあがりだ。
アレンジ方法
基本の作り方を参考に、食材を変えてアレンジするのもおすすめだ。たとえば、牛乳を豆乳にして風味を変えたり、ベーコンやショートパスタを加えて具だくさんにしたりしてもよい。とろみのある食感が好みなら、水分と一緒に市販のクラムチャウダー缶やルーを加えてみてもよいだろう。
2. シーフードミックスのクラムチャウダーを作るなら解凍方法も重要!

クラムチャウダーに使うシーフードミックスは、そのまま加えると臭みや水っぽい食感が出てしまう。解凍してから使うことが必須だ。しかし、正しい方法で解凍しなければ、縮んで硬くなったり臭みが出たりする原因になってしまう。せっかくクラムチャウダーに加えるのだから、シーフードミックスの旨みが生かせる解凍方法を紹介しよう。
塩水で解凍する
最もおすすめしたいのは、塩水による解凍。シーフードミックスの旨みや水分が失われず本来の味を保つことができる。食感もプリっとして弾力があり、塩気もさほど気にならないのだ。解凍方法は、まず海水と同程度の3~3.5%の塩水を用意し、凍ったシーフードミックスを浸けて30分~1時間程度置く。解凍できたらキッチンペーパーで優しく水気を拭き取ろう。あとは作り方に従ってクラムチャウダーに加えればよい。
熱湯で解凍する
シーフードミックスには、表面に「グレース」という酸化や乾燥を防止する氷の膜が付いていることが多い。そのまま調理すると水っぽくなってしまう。そこで、熱湯を使ってグレースを溶かすことで、臭みを取り除き水っぽさも解消できる。熱湯で解凍するには、流水で半解凍したシーフードミックスに熱湯をかけて、仕上げに水気を拭き取ればよい。ただし、塩水解凍のほうが弾力や色みがよいため、時間がないときに有効な解凍方法と覚えておこう。
3. 生クリームで濃厚リッチなシーフードミックスのクラムチャウダー

基本のクラムチャウダーをもっと美味しくリッチな味わいにしたいなら、コクを与えてくれる食材を加えてみよう。
白ワイン
シーフードミックスの臭み消しや、クラムチャウダーの風味付けにおすすめなのが白ワインだ。解凍したシーフードミックスの臭みが気になる場合には、白ワインをサッとかけるとよい。風味付けに使う場合は、水やコンソメと同じタイミングで入れ、食材とシーフードミックスを加えて煮込もう。あとは牛乳を加えて味を調えればできあがりだ。
生クリーム
同じ乳製品でも、牛乳よりクリーミーで濃厚な味わいが特徴の生クリームは、リッチな味わいのクラムチャウダー作りにぜひ使いたい食材だ。牛乳の分量の3分の1程度を生クリームに変えて、基本のレシピに沿って作ってみよう。いつも作っているクラムチャウダーが、人にふるまいたくなるような贅沢な味に生まれ変わる。
粉チーズ
料理に塩気とアクセントを与えてくれる粉チーズも、リッチなクラムチャウダーを作るのに加えたい食材。粉チーズを加えるタイミングは、味を調える仕上げの段階だ。分量は好みに合わせて、たっぷり大さじ数杯分を加えてもよいし、軽くふりかける程度でもよい。もしクラムチャウダーが残ってしまった場合には、粉チーズとごはんでリゾット風にアレンジするのもおすすめだ。
結論
シーフードミックスを常備しておけば、クラムチャウダー作りがグンと簡単で身近なものになる。魚介の旨みが効いたスープはどんな具材にもよく合い、アレンジしやすいのもうれしい点だ。味の決め手となるシーフードミックスの解凍だけには注意して、絶品のクラムチャウダーを作ってほしい。
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