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アスパラを食べると尿が臭気を放つ!嘘みたいな本当の話!

アスパラを食べると尿が臭気を放つ!嘘みたいな本当の話!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年3月20日

春の味覚、アスパラガス。そんなアスパラガスを食べると尿が臭くなるという話を耳にしたことはあるだろうか?この通称「アスパラガス問題」、欧米ではポピュラーで長らく謎とされてきた。今回はアスパラガスを食べると尿が臭くなるその原因を調査。見えてきたのは、においを感じる人とそうでない人がいるというなんともユニークな実態だった!?

  

1. アスパラガスを食べたあとの尿

そもそも尿は、食事で体内に取り込まれたタンパク質などが尿素になって排出されたもの。健康な人であれば、かすかににおうくらいだといわれている。そんな尿だが、アスパラガスを食べると刺激臭が強くなる。そう感じたことがある人は、どのくらいいるだろう?実はこのアスパラガスを食べたあとの尿のにおい問題、古くから欧米では謎とされてきたが、21世紀に入り、ひとつの答えが見出された。

遺伝子がキーワード

アスパラガス問題の解決に乗り出したのは、あのハーバード大学。公衆衛生大学院の研究チームが、6,909人のアスパラガスを食べたことがある人を対象に調査。「アスパラガスを食べたあとの尿がにおうか?」という質問に対し、男性58%、女性61.5%が「においを感じない」と答えたという。実はこれ、アスパラガス嗅覚障害とも呼ばれているもの。においを感じなかった人たちの嗅覚に関する遺伝子を調査したところ、わずかな変異が871個もあったという。においがする、しない以前に、遺伝子レベルでにおいを感じない人がいるということになる。

2. アスパラガスを食べると尿が臭くなる原因

一方でアスパラガスを食べると尿が臭くなることもまた事実である。これはアスパラガスに含まれるアスパラガス酸によるもの。消化とともに硫黄化合物を合成することがわかっている。硫黄化合物とは、異臭の代表格。オナラや卵が腐ったにおいとよく表現されるものだ。

未解決の謎

しかし、ここで大きな謎が登場する。実はアスパラガスを食べても、尿が臭くならない人がいるというのだ。この原因と考えられているのが、硫黄化合物が生成されない人が存在するというもの。さらに硫黄化合物は発生するものの、尿への影響が少ない人も存在する可能性があるのだ。

3. アスパラガスと尿のにおいの関係をまとめると

アスパラガスを食べると刺激臭ある尿が排出される。これ自体は、事実である。しかし、万人がそのようになるとはいえない。独特のにおいを放つ尿が出る人、出ない人、さらにはそのにおいを感じる人、感じない人が混在しているのだ。ご自身は一体どのタイプだろう?ちなみに、硫黄化合物はアスパラガスを食べてから15〜20分くらいとかなり短時間で排出される。

4. アスパラガス以外にも!尿とにおいの関係

コーヒー

アスパラガス以外にもにおいが出やすい食物が存在する。なかでもコーヒーは、嗜好品のなかでも日頃から取り入れている人が多い飲み物。コーヒーの種類にもよるようだが、飲みすぎると尿のにおいにも影響が出る場合がある。

脱水と尿

朝一番の尿は、色が濃く、においも強い傾向にある。これは、睡眠中に身体から水分が奪われ、身体が脱水状態になっているから。濃度が濃くなっていることから、においもきつくなる。

病気の可能性も

尿の様子は、健康バロメーターのひとつ。いつもとは違う色、におい、量など、変化を感じたら、専門医に相談することをおすすめする。

結論

アスパラガスを食べると尿が臭くなるのは、アスパラガス酸によるもの。アスパラガス酸が硫黄化合物に変化するのだが、変化が起こらない人、変化が起こってもにおいを排出しない人、そしてそのにおいを感知できない人がいることがわかった。アスパラガスを食べた直後のトイレに、注目してみたくなったのでは!?
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  • 更新日:

    2021年3月20日

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