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甘栗のむき方をマスターしよう!楽にむける裏ワザも紹介

甘栗のむき方をマスターしよう!楽にむける裏ワザも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年3月23日

甘栗は美味しいが、皮をむくのが面倒に感じる人も多いのではないだろうか。また、うまくむけなくて爪や指を痛めてしまうケースも少なくない。そこで本記事では、甘栗の基本のむき方やむきやすくする方法を紹介していく。

  

1. 甘栗の基本のむき方

まずは、そのまま素手でむく甘栗の基本のむき方をおさえておこう。栗の表面には、焦げ茶色のつやつやとした「鬼皮」という硬い部分と、内側の薄い「渋皮」がある。生栗の鬼皮は非常にむきにくく包丁を使う必要があるが、甘栗の場合は手でむくことが可能だ。むき方のポイントも含め見ていこう。

丸みのある側に横筋を入れる

甘栗は丸みのある面と平たい面がある。まず丸みのある側の鬼皮に爪で筋を入れよう。このとき、縦ではなく横に筋を入れるのがむき方のポイントだ。

割れ目を作って開く

横筋を入れたら、筋の両端の部分を指でもむように押す。すると鬼皮に圧力がかかり、筋の部分から割れ目ができる。パカッと割れたところから爪を入れて開けば、中身が取り出せる。

2. 甘栗のむき方を楽にする方法:フライパンで加熱

甘栗は素手でもむけるが、鬼皮が硬くむきにくい場合もある。そこで、甘栗を温めてからむくと、鬼皮が少し柔らかくなり楽にむけるようになる。また、甘栗自体も温めたほうが美味しく食べられておすすめだ。温める場合にはフライパンで乾煎りするとよい。

弱火で乾煎り

甘栗は加熱しすぎると爆発してしまうことがあるため、強火や長時間の乾煎りはNGだ。フライパンに入れたら弱火で2~3分ほど乾煎りし、速やかに取り出そう。

むき方は簡単!粗熱が取れたら切り込みから開く

乾煎りしたばかりの甘栗は熱くて火傷のリスクがあるが、完全に冷ましてしまうと鬼皮が硬くなってしまう。そのため、触っても熱くない程度になったら早めにむいてしまったほうがよい。むき方は基本の方法と同様に、横に筋を入れて両端から押すようにすれば簡単だ。

3. 甘栗のむき方を楽にする方法:電子レンジで加熱

甘栗を加熱してむき方を楽にしたい場合は、フライパンだけでなく電子レンジを使うこともできる。電子レンジで甘栗を加熱する際には、二通りの方法がある。甘栗を紙袋に入れて加熱する方法と、水に入れた状態で加熱する方法だ。いずれの場合も、一度に大量の甘栗を加熱することはできないため、10個ほどを目安にしておこう。また、爆発防止のため切り込みを入れてから加熱するのもポイントだ。

紙袋に甘栗を入れて15~20秒加熱

切り込みを入れた甘栗を紙袋に入れ、電子レンジで15~20秒ほど加熱する。食品の内側から温める電子レンジの場合、切り込みを入れても爆発する可能性があり、短時間の加熱が推奨されている。そのため、甘栗自体は温まるものの、鬼皮を柔らかくしてむき方を楽にする効果はやや低い。

耐熱容器に水と甘栗を入れて2~3分加熱

もう一つの方法は、甘栗と浸る程度の水を耐熱容器に入れラップをして、電子レンジで加熱するというもの。この場合の加熱時間は2~3分が目安となる。水に入っているため爆発のリスクは低いが、加熱のしすぎは危険で味も落ちてしまうため、目安の時間を守ろう。水に入れて加熱することで鬼皮が柔らかくなりやすいため、むき方を楽にしたい場合はおすすめだ。

4. 栗のむき方を楽にする方法:おすすめの道具

甘栗を頻繁に食べる場合は、専用の道具を持っておくというのもおすすめだ。道具を使用したむき方なら、甘栗を加熱する必要もなく、手を痛める心配や煩わしさからも解放される。甘栗のむき方を楽にしてくれる便利な栗むき器を紹介しよう。

Silky(株式会社ユーエム工業)「くりわり君」

スチロール樹脂で作られた小さな爪のような形状の甘栗専用の栗むき器。ギザギザの部分を栗の丸みに当てれば簡単に切り込みを入れることができる。むき方は、そのまま指で押して開くだけだ。また、ギザギザの反対側はスプーンのようになっており、中身が割れてしまったときに簡単に取り出すことができる。

SUWADA(株式会社諏訪田製作所)「新型栗くり坊主」

はさみのような形状の栗むき器。鬼皮を割るだけでなく、りんごの皮のむき方のようにスムーズに鬼皮全体をはがすことができる。使い方は、ギザギザの刃を鬼皮に食い込ませ、ハンドルを握るだけという簡単さと安全さが魅力だ。甘栗だけでなく生栗にも使用できる。

結論

甘栗は基本的には素手でむけるが、爪を傷つけたくない場合や硬くてむきにくい場合は、裏ワザ的なむき方を知っておくと便利だ。加熱してからむく場合は、弱火や短時間の加熱、栗に切り込みを入れるなど、爆発を防ぐ工夫が必要である。専用の道具を使用すれば、よりスムーズかつ安全なむき方でストレスなく食べられるだろう。
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  • 更新日:

    2021年3月23日

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