1. シンプルで美味しい!そら豆の塩茹で

そら豆の塩茹での作り方は難しくない。そのため、料理初心者でも失敗を気にすることなく作ることができる。また、短時間で作ることができるため晩酌のつまみにも最適だ。ここでは、そら豆の塩茹でを作り方を確認するとともにワンポイントも紹介する。
そら豆の塩茹での作り方
そら豆は鞘から取り出し、薄皮に包丁で切れ目を入れる。このときに薄皮をむく必要はない。鍋にたっぷりと水を入れて沸かしたら、塩とそら豆を入れて茹でる。そら豆は火が通りやすいので、2~3分経ったらザルに上げる。柔らかめのそら豆が好きな人は4分茹でて様子を見よう。逆に硬めが好きな人は1分半くらい茹でた時点で硬さをチェックしよう。薄皮が柔らかい場合はそのまま食べられるが、硬い場合はむいて食べるのがおすすめだ。
そら豆に切り込みを入れる理由は?
そら豆を塩茹でにするときは必ず切り込みを入れよう。切り込みを入れる理由は3つある。1つ目は火の通りをよくするためだ。薄皮に切れ目を入れると中までしっかりと火が通るため、短時間の加熱で済む。2つ目は塩をしみ込みやすくするためだ。切れ目を入れないと薄皮にしか味がしみない。しかし、切れ目を入れておけば中の豆までしっかりと味がしみるため、美味しい塩茹でができる。3つ目は薄皮をむきやすくするためだ。切れ目に沿ってむけば、ツルンとキレイにむける。
レンジでも作れる!
レンジで作る場合は、加熱後に塩をふって食べる。鞘から取り出し、切れ目を入れたそら豆を水で軽く濡らす。耐熱容器に入れてラップをしたら、600Wで2分加熱する。加熱時間は変わらないが、湯を沸かす必要がないので手軽に作れる。
2. ひと手間でより美味しくアレンジ:そら豆の塩茹で

ついつい手が伸びてしまうそら豆だが、たくさん茹ですぎて余ってしまうこともある。そのまま翌日以降も食べることはできるが、あまり日持ちしないため早めに食べきりたい。大量に余ってしまった場合はアレンジして早めに食べるようにしよう。そら豆ばかりだと飽きてしまうが、アレンジすることで新しい味わいを楽しめるようになる。ここでは、そら豆の塩茹でを使ったおすすめアレンジを紹介する。
晩酌にぴったり!そら豆のガーリックチーズ
そら豆の塩茹でも晩酌に最適だが、にんにくとチーズを加えることでさらに酒にぴったりのつまみになる。マンネリ化しているときにはぜひ試してほしい。そら豆の塩茹でをオリーブオイルとにんにくで炒める。にんにくの香りが立ってきたら火を止め、粉チーズ、レモン果汁で味を調える。仕上げに黒こしょうをかければ完成だ。
彩りよくサラダに!そら豆のポテトサラダ
そら豆と新じゃがを使ってポテトサラダを作ってみよう。そら豆が入ることで、ポテトサラダも鮮やかな色になる。人参を入れるとよりキレイだ。新じゃがは皮つきで食べられるため、そのまま茹でて軽く潰す。人参はピーラーで薄くスライスする。塩茹でしたそら豆と新じゃが、人参を混ぜ合わせ、マヨネーズやレモン果汁で味付けすれば完成だ。
がっつりおかずに!そら豆のコロッケ
そら豆の塩茹でだけで作るコロッケだ。少し手間はかかるが、切った断面がそら豆色で美しく、弁当のおかずにもぴったりだ。気になる作り方だが、まず潰したそら豆と牛乳、コンソメを混ぜ合わせてタネを作る。適当な形に成形したら小麦粉と卵、パン粉を順にまぶして衣をつける。そのまま油で揚げればそら豆のコロッケの完成だ。
3. そら豆の塩茹では冷凍保存できる

そら豆は2~3日しか日持ちがしない。そのため、購入したらすぐに食べきるのが鉄則だ。だが、購入したものの食べきれないこともあるだろう。そんなときは冷凍保存しよう。冷凍保存すれば日持ちがするだけでなく、好きなときに食べられるようになる。ここでは、そら豆の塩茹でを冷凍保存する方法を紹介する。
そら豆の塩茹でを冷凍するメリットはある?
そら豆は生の状態でも冷凍保存することができる。場所は取ってしまうが、鞘ごと冷凍することもできるため、わざわざ塩茹でしてから冷凍する必要はないように思える。しかし、あらかじめそら豆を塩茹でしてから冷凍しておけば、すぐに料理に使えるというメリットがある。また、味付け済みなので解凍するだけで、つまみとして食べることもできる。場所を取らず、すぐに食べられるようにしておきたいなら塩茹でしてから冷凍しよう。
そら豆の塩茹での冷凍方法
冷凍保存用にそら豆を塩茹でするなら、茹で時間を短くして固めに仕上げよう。固めにしておけば解凍後に再加熱しても柔らかくなりすぎるのを防げる。茹でたそら豆をそのまま冷凍してしまうと、そら豆同士がくっついてしまい解凍しづらくなる。そのため、水気を拭き取ってから冷凍するようにしよう。バットにそら豆を並べた状態で冷凍庫に入れれば、そら豆同士がくっつくのを防げる。バット上で一度冷凍してから、密封できる袋に入れれば、バラバラに取り出すことができる。
結論
そら豆を塩茹でする前に切れ目を入れるのがポイントだ。薄皮に切れ目を入れるだけで火の通りや塩のしみ込みがよくなるだけではなく、薄皮がキレイにむきやすくなる。1個ずつ切れ目を入れるのは大変だが、美味しいそら豆の塩茹でが食べたいなら実践しよう。もし余ってしまっても、冷凍したりさまざまな料理にアレンジしたりと活躍してくれるそら豆の塩茹でを、ぜひ旬の時期に堪能してみてほしい。
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