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サザエはつぼ焼きだけじゃない!さまざまな料理法をやってみよう

サザエはつぼ焼きだけじゃない!さまざまな料理法をやってみよう

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年3月30日

サザエはゴツゴツとした貝の中に身があるので、そのままつぼ焼きにして味わう人も多いだろう。しかしサザエはコツを掴めば、簡単に下処理をすることができるのだ。下処理をして身を取ることで、さまざまな料理にも活用できる。今回はサザエの正しい調理法を紹介する。

  

1. サザエの料理法:下処理(身の取り方)

サザエの身を取り出して料理にしたい場合は、どのようにしたらうまく身と殻を分けることができるのか気になるところだ。サザエ料理を作りたいときに覚えておきたい、身の取り方を紹介しよう。

サザエの下処理方法

サザエは火を通すと比較的殻は外しやすくなるが、生のままだと殻を外すにはコツが必要だ。まず、サザエをしっかりと洗っておく。ふたを下にしてひっくり返し、20分ほど待つと、サザエのふたが緩んでくるだろう。ふたがゆるんだらサザエをしっかりと持ち、浮き上がったふたの隙間にナイフやフォークを入れ、一気に身を引き出す。引き出した身を皿に置いて、サザエの殻の中に指を入れて内側の貝柱を指で摘まんではがす。そうすると中から貝柱が出てくるだろう。これで身を取り出すことができる。あとは身についている赤い口の部分を包丁で切り落としたら完成だ。好みのサザエ料理に使用しよう。

2. サザエの料理法:焼く・蒸す

サザエの基本的な料理法は焼くか蒸すだ。基本的なサザエのつぼ焼き料理の作り方をチェックしてみよう。

フライパンでつぼ焼き

サザエの一般的な料理がつぼ焼きだ。フライパンで簡単に作れるので、サザエを手に入れた際はぜひやってみてもらいたい調理法になる。フライパンにサザエをのせたら、サザエの隙間から中に日本酒を入れる。フライパンにふたをして加熱する。ブクブクとしてきたら、醤油を入れて完成だ。ナイフを使ってサザエのふたを取ったら、中身を取り出して味わうことができる。

レンジでつぼ焼き

電子レンジを使ってもサザエのつぼ焼きを作ることができる。耐熱容器に洗ったサザエを置いて、日本酒を殻の中に入れてラップをする。このとき、ラップは三重くらいに巻いておくのがおすすめだ。サザエのふたが飛んだり、肝が爆発したりしてしまった際もしっかりラップを巻いておけば安心だ。サザエのふたがグラグラするまで加熱したら完成だ。仕上げに醤油をかけるといいだろう。

味付けをアレンジするのもおすすめ

サザエのつぼ焼きは醤油で味付けすることが多い。ほかにもガーリックバターやポン酢などをかけて食べるのもおすすめだ。

3. サザエの料理法:身を調理する

下処理して身を取り出したサザエはさまざまな料理に活用できる。おすすめのサザエ料理を紹介しよう。

サザエのアヒージョ

オリーブオイルににんにくと唐辛子を入れて作るアヒージョにもサザエはよく合う。一緒にキノコ類やミニトマトを加えるのもいいだろう。サザエの場合は肝の部分を入れると苦味が出てしまう。甘辛く味付けしてから肝を入れるといいだろう。

サザエの炊き込みごはん

身を取り出したサザエは炊き込みごはんの具にするのもおすすめだ。炊き込みごはんにサザエを入れる際は、下茹でをしよう。下茹でした煮汁も一緒に炊き込むと、サザエの旨みがごはんにしっかりしみ込む。

サザエのパスタ

サザエの身は、パスタ料理の具材としても使うことができる。フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて熱す。食べやすい大きさにカットしたサザエとバター、バジルを入れて炒める。そこに茹でたパスタを加えて、塩で味を調えながら和えたら完成だ。

結論

サザエはそのままつぼ焼きにするのが定番だが、下処理をしてアヒージョや炊き込みごはんなどいつもとは違った使い方をしてみるのもおすすめだ。サザエはコツさえおさえれば、簡単に殻と身を外すことができるので、サザエの磯の香りや旨みを活かしてさまざまな料理に活用してみてもらいたい。また、サザエのつぼ焼きをレンジで作る際は爆発のおそれもあるので、ラップを多めに巻いて作るのがおすすめだ。
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  • 更新日:

    2021年3月30日

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