1. 豚ひき肉の栄養
豚ひき肉とは?
豚ひき肉は、豚肉のもも、バラ、肩肉などを挽いたものが多い。なかでも上ひき肉と呼ばれるものは、赤身のもも肉を使用した肉のことだ。
豚ひき肉の栄養
タンパク質も豊富だが、脂質も多いのが特徴。ビタミンB1やB6などが多く含まれている。
調理方法
豚ひき肉は炒め物や煮物、ハンバーグ、メンチカツなどの揚げ物など使い方も多様だ。とくにハンバーグを作る際には牛ひき肉のみで作ると硬くなりやすいので、豚ひき肉も一緒に混ぜることで、柔らかくジューシーなハンバーグができあがる。
保存法
新鮮な肉は変色がなく、色が鮮やかな赤みを帯びている。しかし日持ちがしないため、冷蔵庫で保存し、使いきれない場合は、小分けにしてラップで包んでから冷凍保存するのがおすすめ。パックのまま冷凍すると空気にも触れやすく傷みやすいので注意が必要だ。冷凍庫では2週間くらいの保存を目安にしよう。
冷凍した豚ひき肉の解凍法
電子レンジで半解凍してから調理をすることで、ドリップが流出しにくくなる。冷蔵庫に入れて半解凍する場合、ひき肉100gあたり3〜4時間が目安だ。
2. 豚ひき肉の常備菜
肉そぼろ
作り方は、フライパンに油を熱し、豚ひき肉、生姜、醤油、砂糖などの調味料を加えて炒める。冷ましてから小分けにしてラップに包み、冷凍用保管袋に入れて冷凍する。冷蔵庫で3〜4日、冷凍庫で3週間程度保存可能だ。
- 肉そぼろを使ったメニュー
そぼろごはん、かぼちゃのそぼろあん、ひき肉チャーハン、ひき肉入り卵焼き、ガパオライスなどにも活用できる。
ミートソース
作り方は、フライパンに油を熱し、みじん切りにした人参や玉ねぎ、豚ひき肉を順番に加えて炒める。そして次にトマト缶を加えてコンソメ、塩こしょうで味付けし、水分を飛ばしたらできあがりだ。冷蔵庫で2〜3日、冷凍庫で1週間程度保存可能だ。
- ミートソースを使ったメニュー
トマトソースパスタ、ラザニア、キーマカレー、タコライスなどにも使えるので便利だ。
ミニハンバーグ
作り方は、刻んだ玉ねぎを電子レンジで加熱し、柔らかくしておく。次にパン粉を牛乳に浸す。そしてボウルに豚ひき肉と卵、パン粉、玉ねぎを加えて混ぜ合わせ、塩こしょうで調味する。両手でハンバーグのたねをキャッチボールするように空気を抜き、油を熱したフライパンで焼く。冷めたら1個ずつラップにくるみ、冷凍用保存袋に入れて冷凍する。冷蔵庫で2〜3日、冷凍庫で3〜4週間程度保存可能だ。
- ハンバーグを使ったメニュー
ハンバーグをたねをうまく活用してロールキャベツやメンチカツに七変化。ハンバーグをオムレツの中に入れたボリューム感たっぷりのハンバーグオムレツ、ハンバーググラタンなどもおすすめだ。
3. 豚ひき肉の人気レシピ
豚ひき肉とニラの丼ぶり
丼ぶりメニューは、忙しい時に助かるごはんやおかずが一緒にとれる時短メニューだ。作り方は、フライパンにごま油を熱し、にんにくを炒めて香りを出す。さらに豚ひき肉とニラを一緒に炒め、醤油、みりん、豆板醤で味付けをし、ごはんの上にのせて卵黄や糸唐辛子をトッピングしたらできあがりだ。
レンジで簡単しゅうまい
蒸し器がないと作ることができないと思っている人もいるかもしれないが、電子レンジで簡単にしゅうまいができるので、ぜひ作ってみよう。
作り方は簡単で、まず玉ねぎをみじん切りにする。次にボウルに豚ひき肉、塩、玉ねぎを加えてこね、鶏ガラスープの素やオイスターソース、醤油で味付けをしてしゅうまいの皮で具材を包む。耐熱皿に細切りにしたキャベツをのせて、その上にしゅうまいをおいて少量の水をふり、電子レンジで600Wで6〜8分くらい加熱したらできあがりだ。
作り方は簡単で、まず玉ねぎをみじん切りにする。次にボウルに豚ひき肉、塩、玉ねぎを加えてこね、鶏ガラスープの素やオイスターソース、醤油で味付けをしてしゅうまいの皮で具材を包む。耐熱皿に細切りにしたキャベツをのせて、その上にしゅうまいをおいて少量の水をふり、電子レンジで600Wで6〜8分くらい加熱したらできあがりだ。
結論
豚ひき肉にはタンパク質やビタミンなども含まれており、ほかの食材などと組み合わせてバランスよくとりたい食材だ。また、豚ひき肉は余ったら小分けにして冷凍もできるので使いやすく便利だ。ハンバーグなど、加熱調理をしてから冷凍すると日持ちもしやすいメリットがある。常備菜からいろいろなメニュー展開も可能なのでアレンジしてみよう。
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