1. そら豆は新鮮なうちに冷凍保存すれば長持ちする
まず、そら豆を美味しく冷凍保存する方法を見ていこう。
そら豆は鮮度が落ちやすい
そら豆は、じつは鮮度が落ちやすい食品だ。3日もすれば味が落ちてしまうといわれる。冷凍すると美味しくないといわれるのは、鮮度が落ちてから冷凍しているから、というケースが多いのではないだろうか。
新鮮なうちに冷凍すれば長持ちする!
そら豆を冷凍するなら、味がよい間、できれば買ったその日のうちだ。新鮮なうちに冷凍できれば、美味しさを保ったまま長く保存できる。状態にもよるが、おおよそ1ヶ月程度保存できる。ただし冷凍中でも味は落ちていくので、なるべく早く食べきりたい。
冷凍の方法は大きく2つ
そら豆の冷凍保存の方法には、大きく2通りある。風味をしっかり残したいなら、さやに入ったままフリーザーバッグなどに入れて冷凍すればよい。かさばるのがネックではあるが、長く美味しさを保てるのが嬉しい。
もっと手軽に保存したいなら、さやから豆を出して冷凍するのがよい。フリーザーバッグやラップで生のまま包み、冷凍庫に入れる。そのまま出して調理に使えるほか、さやに入れた場合と比べてコンパクトにおさまるのがメリットだ。軽く茹でてから冷凍するのもよい。
ちなみに、冷凍する前に皮に軽く切り込みを入れておくと、調理の際に皮をむきやすくなる。
空気はしっかり抜くこと
さやに入れる場合も出す場合も、フリーザーバッグから空気をしっかり抜いて保存すること。そうすれば、霜が付いて味が落ちるのを防げる。ちょっとしたことだが、忘れずに処理しておきたい。
2. そら豆の冷凍保存:茹で方
次に、冷凍したそら豆の食べ方を見ていこう。簡単なので、確実におさえておこう。
さやに入れて冷凍した場合
そら豆をさやに入れたまま冷凍した場合は、まずさやから出す必要がある。といっても、そのまま外すには手間がかかる。簡単に済ませたいなら、まずはさやごとレンジで軽く加熱しよう。そうすればさやから外れやすくなる。さやから出したら、あとは塩茹ですれば食べられる。茹で時間はおおよそ3分ほどだ。茹で過ぎると味が落ちるので、注意したい。
さやから出して冷凍した場合
そら豆をさやから出して冷凍した場合は、もっと簡単だ。フリーザーバッグから使う分を取り出し、そのまま塩茹ですればよい。こちらも、おおよその茹で時間は3分ほどだ。レンジで加熱することでも食べられるので、好きな方法で調理していただきたい。レンジを使う場合は様子を見ながら加熱していこう。皮が破裂しやすいので、あらかじめ皮に切り込みを入れておくのがおすすめだ。
3. そら豆のおすすめ冷凍食品
そら豆は、冷凍食品として販売されることも多い。ここでは、おすすめの冷凍そら豆をいくつか見ていこう。
ニチレイ「塩ゆでそら豆」
旬の時期のそら豆を、美味しい状態で調理し冷凍してあるため、美味しさが保たれている。電子レンジとボイルの両方で手軽に調理できるのも嬉しい。
マルハニチロ「塩ゆでそら豆」
たんぱく質がしっかり含まれており、塩も効いているため、つまみなどにおすすめだ。レンジなどでさっと調理できるため、準備も簡単にできる。
ニッスイ「塩あじそら豆」
塩分がやや控えめで、塩分を気にしている人にも食べやすい。レンジでの加熱のほか、自然解凍や流水解凍も推奨されている。食感を保ったまま解凍し、美味しく食べたいという人におすすめだ。
食べ比べもおすすめ
ほかにも、さまざまなメーカーから冷凍そら豆が販売されている。それぞれ栄養成分や塩の量などが違うほか、味や食感もさまざまだ。いろいろなメーカーのそら豆を食べ比べてみるのもよいだろう。
結論
そら豆は味が落ちやすいが、新鮮なうちに冷凍すれば美味しさを保ったまま長期保存できる。凍ったまま塩茹ですればよいので、食べ方も簡単だ。冷凍庫にスペースがあるなら、さや付きのまま冷凍してみるのもアリだろう。正しく冷凍保存し、旬のそら豆の味を長く楽しんでいただきたい。
この記事もCheck!