1. レンジで簡単な鶏皮のおすすめおつまみ

この項では、レンジで簡単に作れる鶏皮のおつまみを2つ紹介する。
【鶏皮のレンジ調理】鶏皮ポン酢
鶏皮をフライパンで焼く、茹でるなどして作ることが多い鶏皮ポン酢だが、レンジでも作ることができる。鶏皮は食べやすい大きさに切り、耐熱の器に入れて、皮が浸るくらい水を加えて、レンジで約2分半加熱する。ラップは不要だ。水を加えて加熱することで、茹でたような仕上がりになる。器に鶏皮、ネギを盛り、ポン酢と茹で汁を少し加えれば完成。
【鶏皮のレンジ調理】鶏皮キャベツ
鶏皮は3cm程度にし、火が通りやすいようにそぎ切りにして酒と顆粒の和風出汁をまぶしておく。キャベツを食べやすく角切りにして耐熱皿に敷こう。キャベツの上に準備しておいた鶏皮を、間隔を置いて並べる。ラップをかけてレンジで約6分加熱しよう。鶏キャベツは、モモ肉など別の部位でも美味しく作れる。
2. レンジで油抜きしてカリカリ鶏皮!加熱は何分?

この項では、鶏皮をレンジで油抜きする方法について紹介しよう。油抜きした皮は、カリカリ食感になり、柔らかく弾力がある料理とはまた違った美味しさがある。また、鶏油やチキンオイルと呼ばれる、鶏の油を取る方法、鶏油の使い方にも注目しよう。
【鶏皮のレンジ調理】油抜きしてカリカリに仕上げる方法
鶏皮は、胸肉でも、モモ肉でもどちらでもOKだ。まずは、皮と肉の部分を取り分ける。肉の部分はほかの料理に使おう。平らな耐熱皿に鶏皮を重ならないように広げ、塩こしょうをふりかけたら、ふわりとラップをかけよう。5分ほどレンジで加熱する。加熱時間が何分かは、あくまで目安なので鶏皮がこんがりカリカリになるまで、様子を見ながら1~2分ずつ追加して仕上げていこう。
【鶏皮のレンジ調理】鶏油を取る
鶏皮をカリカリになるまでレンジ調理したら、油がたくさん出てくる。これが鶏油だ。カリカリの鶏皮を作ると、同時に旨みたっぷりの鶏油が取れる。取れた鶏油は、ざるでこす。煮沸消毒をした空き瓶や密閉容器に入れれば、1週間程度、常温保存が可能だ。
鶏油のおすすめの使い方
鶏油は、炒め物やスープなどいろいろな料理に使うことができる。中でも簡単&美味しいおすすめの使い方を2つ紹介する。鶏油を取った際にはぜひ試してみてほしい。
一つ目はカップラーメンに入れる使い方。スプーンでひとさじ鶏油を加えると香ばしさと鶏の旨みがプラスされてとても美味しくなる。
二つ目はチャーハンを作るときの油を、鶏油に変えて作る方法だ。それだけで香りとコクが加わって味がワンランクアップするのでおすすめ。
3. 爆発注意?鶏皮をレンジ加熱するときの注意点

食材をレンジで加熱して、爆発した経験がある人もいるだろう。魚の皮やナス、卵の黄身、ウインナーといった殻や皮、膜がある食材は、爆発を起こすことがある。レンジで食材を温めることで、食材内部にある水蒸気が膨れあがるのだが、殻や皮などが邪魔をしてしまい、蒸気が外に逃げられなくなり、ボンっと爆発してしまうのだ。鶏肉も膜がある食材のため、加熱する前には、切れ目を入れる、フォークで数ヶ所穴を開けておくなど下処理が必要だ。
では、鶏皮をレンジで加熱する際はどうか調べてみると、鶏皮に穴を開けて調理するレシピはほぼ見かけない。鶏肉の爆発は、皮と肉の部分の間にある膜が原因になることが多いからだろう。それでもやはり爆発が心配な人は、鶏皮をレンジ加熱する際も、念のため下処理をすると安心だろう。鶏皮は油分が多いため、爆発というよりも温まった油がはねることがある。鶏皮を調理する際は気をつけよう。
結論
鶏皮は、カリカリ、ぷりぷり、いろいろな食感が楽しめる。そのうえ、加熱することで抽出される鶏油まで無駄なく美味しく味わえることも魅力だ。紹介した鶏皮のレンジ料理は、どれも簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてほしい。
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