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貝柱とはいったい何?ホタテそのものではない?違いや殻からの外し方

貝柱とはいったい何?ホタテそのものではない?違いや殻からの外し方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年5月 1日

貝柱は、料理につまみに美味しく食べられる食材だ。しかし、具体的に何を指すのかがわかりにくいかもしれない。そこで本記事では、貝柱が一体何なのか、とくにホタテとの違いについて説明していく。貝柱の正体を知りたい人の参考になれば幸いだ。また、あさりの貝柱の外し方もあわせて紹介する。

  

1. 貝柱とは貝の何のことで役割は?

まず、貝柱がそもそも何なのかを見ていこう。じつは貝にとって重要な器官だ。

2枚貝の器官の1つ

貝には、ほかの生物と同様にさまざまな器官がある。貝柱はその中の1つで、筋肉の塊だ。2枚貝には必ずといってよいほど付いている。貝の種類によって大きさは違い、たとえばあさりやしじみの貝柱は小さい。

貝柱の役割

貝柱は閉殻筋とも呼ばれる。2枚貝は基本的に堅く閉じられ、素手ではなかなか開けない。この殻を閉じる役割をもっているのが、貝柱だ。つねに張力が働き、殻が開かないように引っ張っている。貝柱が小さい種類でも、強い力をもつ。貝柱を切ると殻が簡単に開くことからも、貝柱は2枚貝にとって欠かせない器官だといえる。

貝柱の栄養

貝柱には、たんぱく質が豊富に含まれているほか、ミネラルや脂質も幅広く含まれる。貝の種類によっては少量ではあるが、積極的に食べて損はない。

2. ホタテと貝柱の違いとは

貝柱といえば、ホタテを連想する人も多いだろう。ホタテそのものが貝柱だと思うかもしれないが、実際はそうではない。

そもそもホタテとは

ホタテは、大型の2枚貝の一種だ。北海道などの寒い地域で獲れ、刺身や寿司ネタなどとして食べられることが多い。貝としては珍しく、高速で泳ぐこともできる。

あくまでホタテの器官の1つ

先述のように、貝柱は2枚貝の器官の1つだ。もちろんホタテも貝柱をもつ。ホタテの貝柱は大きく、刺身などとして食べられるのは貝柱だ。また、ホタテが泳げるのも貝柱の働きによる。しかし、ホタテにはほかの器官もある。たとえば心臓や生殖巣、中腸線などの内臓、多数の眼が付いた外套膜だ。外套膜は別名貝ひもで、つまみなどとしても食べられる。加工されたホタテは貝柱だけになっているので、わかりにくいかもしれない。
このように、ホタテは貝柱が目立つものの、ほかの器官も多数もつ。決してホタテ=貝柱というわけではない。もし姿のままのホタテを見る機会があれば、どのような器官があるかを確認してみるのも面白いだろう。興味があれば、自分で捌いてみるのもおすすめだ。貝柱が大きく強力なため、ナイフなどを使って殻から切り離す必要がある。

3. あさりの貝柱をするっと取る方法とは

あさりなどの貝柱が小さい貝の場合、貝柱を外そうとすると途中でちぎれてしまうことが多い。ここでは、貝柱をキレイに取る方法について見ていこう。

なぜ貝柱がちぎれるか?

貝柱は殻に強く吸着しているが、加熱すると貝柱自体に火が通り、柔らかくなる。すると、貝柱を外す際、殻から外れるより先に貝柱がちぎれてしまう。そのため、貝柱が殻に中途半端に残ってしまうのだ。したがって、貝柱がちぎれないよう何らかの対策が必要となる。

貝柱を緊張させた状態で加熱する

貝柱をちぎれにくくするには、貝柱がより緊張した状態で加熱してやればよい。具体的には、あさりを揺らす、あるいは入っている水をかき混ぜるなどして、あさりに刺激を与えてやればよい。そうすると、殻を強く閉じようと貝柱に力がかかる。この状態ですぐに熱湯に入れて加熱すれば、貝柱が緊張した状態で火が通り、ちぎれにくくなる。こうすれば、殻から貝柱を外しやすくなるのだ。
あさりの貝柱は小さく、キレイに外しても可食部が大きく増えるわけではない。ただ、見た目が気になる人は試して損はないはずだ。

結論

貝柱とは2枚貝の器官の1つで、危険に備えて殻を閉じる役割をもつ。ホタテは大きな貝柱をもっており、食べるのも主に貝柱だが、内臓などほかの器官ももっているため、貝柱はあくまで身体の一部だ。貝柱はナイフを使って外せるほか、あさりなどの小さい貝でもひと工夫すればキレイに取り除ける。余裕があれば試してみよう。
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  • 更新日:

    2021年5月 1日

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