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スパイスカレーは意外と簡単!?本格キーマカレーの作り方とアレンジ

スパイスカレーは意外と簡単!?本格キーマカレーの作り方とアレンジ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 鈴木亜子(すずきあこ)

鉛筆アイコン 2021年5月14日

カレーといえばポークカレーやビーフカレーがメジャーだ。しかし、ひき肉を使ったキーマカレーも見逃せない。ほかのカレーと違い、水分が少ないキーマカレーだからこそスパイスの風味が際立つ。そのため、カレールーやカレー粉を使わずにスパイスで味付けしたい。ここでは、スパイスを使ったキーマカレーの作り方やアレンジを紹介する。

  

1. スパイス3つで簡単!キーマスパイスカレーの基本の作り方

カレーは数種類のスパイスを混ぜて作られており、どのスパイスをどのくらい使うかでカレーの印象は大きく変わる。ここでは、基本のキーマスパイスカレーの作り方を紹介する。

本当に3種類で作れるの?

スパイスを複数種類使ったほうがより深みのあるキーマスパイスカレーを作れるが、シンプルなカレーであれば、クミンとコリアンダー、ターメリックの3種類で十分だ。それぞれ役割が異なっており、クミンとコリアンダーはカレー特有のスパイシーな香りを、ターメリックは色を担っている。辛みを担うスパイスが入っていないため、キーマスパイスカレーの具材の味わいをしっかりと感じられる。

基本の作り方

玉ねぎとニンニク、生姜といった香味野菜はみじん切りにする。具材として使う人参もみじん切りにする。3種類のスパイスは混ぜ合わせておく。フライパンに油を入れ熱したら、ニンニクと生姜を加えて香りが出るまで炒める。玉ねぎを加えて色が変わるまで炒めたら、ひき肉と人参を加える。肉に火が通ったらスパイスを加えてなじませる。カットトマト缶とヨーグルト、水を加えて煮詰める。水分がなくなったら完成だ。

2. マイルドな美味しさ!ココナッツミルクのキーマスパイスカレー

ココナッツミルクはお菓子作りに使われることが多いが、実はキーマスパイスカレーに加えるとスパイシーなのにマイルドな味わいを楽しめる。ココナッツミルクを入れることで甘みが加わるため、子どもにもおすすめだ。

ガラムマサラやカレー粉で辛みをプラス

基本の3種類のスパイスにココナッツミルクを加えてキーマスパイスカレーを作ることもできるが、辛みがないためスパイシーさがもの足りない。ココナッツミルクを加える場合は辛みを担うスパイスを入れるのがおすすめだ。ガラムマサラやカレー粉は複数種のスパイスがミックスされており、中には辛みを担うスパイスも入っている。バランスよくスパイスがミックスされているため、味付けがしやすい。

ココナッツミルク入りキーマカレー作り方

使う材料は普通のキーマスパイスカレーのときと変わらず、香味野菜や人参などを使う。すべてみじん切りにし、スパイスはすべて混ぜ合わせておく。サラダ油を熱したら香味野菜を香りが出るまで炒め、玉ねぎ、ひき肉、人参などの具材の順に加えて炒める。肉の色が変わったら、スパイスを加えて全体になじませる。トマトとヨーグルト、水、ココナッツミルクを加えて煮詰めれば完成だ。

3. なすのスパイスカレー「ベイガンキーマ」

日本でキーマカレーといえば、みじん切りにされた玉ねぎや人参が使われることが多い。しかし、本格的にスパイスを使ってキーマカレーを作るならぜひベイガンキーマにも挑戦してほしい。ここでは、ベイガンキーマの作り方を紹介する。

ベイガンの意味とは?

ベイガンという言葉は聞き慣れないが、ヒンディー語でなすを指す。キーマも実はヒンディー語でひき肉を指す。つまり、ベイガンキーマを直訳すると、なすとひき肉という意味になる。キーマカレーは具材をすべてみじん切りにすると思いがちだが、ベイガンキーマに使うなすは乱切りにして存在感を出す。また、ざく切りにしたトマトを一緒に入れることが多い。

ベイガンキーマ作り方

スパイスや香味野菜は基本のキーマスパイスカレーのときと変わらない。乱切りのなすやざく切りにしたトマトを加えるが、作り方の流れも変わらない。まず、油で香味野菜と玉ねぎを炒め、玉ねぎの色が変わったら、トマトを加えて水分が飛ぶまで炒める。トマトの水分が飛んだらスパイスと塩、ひき肉を加えて炒める。ひき肉に火が通ったら、なすを加えて炒め合わせる。最後に水を加えて煮詰めれば完成だ。

4. ホールスパイスで本格的なキーマスパイスカレー

スーパー等で並ぶスパイスの多くはパウダー状になっている。パウダー状のほうが使い勝手がよいため、初めてスパイスカレーに挑戦するならパウダー状のスパイスを使うのがおすすめだ。しかし、慣れてきたらぜひホールスパイスを使ってキーマスパイスカレーを作ってほしい。ホールスパイスの扱いは手間がかかるが、より美味しいキーマスパイスカレーを食べることができる。

ホールスパイスの使い方

パウダー状のスパイスもホールスパイスも同じスパイスだが、使い方が異なる。パウダー状のスパイスは料理の途中で加えて使うが、ホールスパイスは料理に使う前にテンパリングという作業が必要となる。テンパリングとは、ホールスパイスを油で炒めて香りを出す作業を指す。せっかくのホールスパイスもテンパリングしていないと風味が劣る。

本格的なキーマスパイスカレー作り方

ホールスパイスを油で炒める。その際、ホールスパイスが焦げないように火加減を注意しよう。そこに、玉ねぎを加えて色が変わるまで炒める。そこにみじん切りの生姜とニンニク、パウダー状のスパイスを加えてさらに炒める。ひき肉とトマトを加えて炒めたら、仕上げにヨーグルトを加えて煮る。ガラムマサラやコリアンダーで味を調えたら完成だ。

結論

クミンとコリアンダー、ターメリックの3つがあればキーマスパイスカレーを作ることができる。そのほかにガラムマサラやカレー粉などのスパイスを加えれば辛みも加わり、普段食べているカレーの味わいに近くなる。ココナッツミルクやなすを使えば簡単にアレンジができるのも嬉しい。スパイスの扱いに慣れてきたら、ホールスパイスにも挑戦してみよう。
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  • 更新日:

    2021年5月14日

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