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スリランカカレーとは?使われているスパイスや美味しさの秘密に迫る

スリランカカレーとは?使われているスパイスや美味しさの秘密に迫る

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年9月17日

インドの南部に位置するスリランカは、スリランカ特有のスパイスを使った料理で有名だ。その中でも近年日本で注目を集めているのが「スリランカカレー」である。本場のカレーはスパイシーなものが多いが、日本のスリランカ料理店ではマイルドなものも扱っているという。今回はそんなスリランカカレーの特徴や使われているスパイス、本場の食べ方などについて紹介する。

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1. スリランカとスリランカ料理の特徴とは?

スリランカはインドの南部に位置し、インド洋に浮かぶ島国である。高温多湿の熱帯地域であり、南国らしいココナッツなどを使った料理が有名。また、島国であることから漁業も盛んであり、海産物を使った料理も多い。味付けはスパイシーなものが多いが、ココナッツミルクと合わせたマイルドなものもある。地理的にインドの影響を受けているものの、独自の食文化を形成しているといえる。

2. スリランカカレーとは?具材やスパイスなども!

スリランカカレーとはその名前のとおり、スリランカで作られているカレーを指す言葉だ。スリランカでは「ライス・アンド・カレー」の名前で呼ばれており、カレーはスパイスのきいた煮込み料理全般を意味する。メインは魚介類が多いが、ヒラマメ・マトン・チキンなどを使うこともある。また、油や小麦粉を使わずココナッツミルクをベースにしているため、スープ状でサラサラとしている。

使われている主な具材

海洋国であるスリランカでは、カレーのメインに魚・エビ・カニ・イカなどの海産物を使うことが多い。また、味付けにモリジブ魚で作った乾物(鰹節)を使うことも多いそうだ。ただし、必ずしも海産物を使うわけではなく、野菜類・豆類・肉類などを使うこともある。また、煮込むときは一種類の具材だけを使うのが基本であり、メインとなる食材のうま味が楽しめるカレーとなっている。

使われている主なスパイス

スリランカカレーでは、ミックススパイスである「トゥナパハ」が味の決め手となる。家庭やお店により使われるスパイスは異なるが、主にコリアンダー、クミン、マスタードシード、フェンネル、シナモン、カレーリーフ、クローブなどを使うことが多い。現地ではスパイスを乾煎りしてから、パウダー状になるよう擂り潰す。そして、これらを混ぜ合わせたものを「トゥナパハ」と呼んでいる。

3. スリランカカレーとインドカレーの違い

スリランカ料理は南インド料理の影響を強く受けているため、似ている料理が多い。しかし、いくつか違う点もある。例えば、インドカレーとスリランカカレーでは主に以下のような点が異なる。
  • 具材:肉類ではなく、魚やエビ、カニ、イカなどの魚介類をメインにすることが多い
  • スパイス:ホール状ではなく、擂り潰したパウダー状のものを使うことが多い
  • 作り方:油はあまり使わず、ココナッツミルクをベースにして作ることが多い
  • 食べ方:一種類だけでなく、複数の種類やコメを混ぜたりして食べること多い
このようにインドカレーとスリランカカレーはさまざまな点で異なる。ただし、スリランカではカレーは国民食となっており、家庭やお店によって味付け・作り方などが異なる。また、インドカレーも北部と南部で味付け・作り方などが違っている。あくまでも大まかな違いとして覚えておくとよい。

4. 日本で注目を集めるスリランカカレーの魅力

スリランカカレーは少しずつ日本でも知名度が高まり、最近の東京などでは専門店も増えているという。なぜスリランカカレーに注目が集まっているのか。その理由についても確認しておこう。

魅力1.色々な味が楽しめる

通常、日本のカレーライスといえば、一種類のカレーを食べることが基本だ。しかし、スリランカカレーでは数種類のカレーを混ぜて食べることが多い。そのため、味に変化をつけながら料理を楽しむことができる。また、スリランカカレーの場合はおかずの量が多いのも特徴である。数種類あるおかずを組み合わせることで、最後まで違った味のカレーを食べることができる。

魅力2.美味しいのにヘルシー

スリランカカレーはココナッツミルクや魚介類を使って作るため、油・小麦粉・肉類を使うインドカレーや日本のカレーよりもヘルシーといわれている。また、スパイスを多く使っているが、ココナッツミルクを使っているためマイルドなので日本人でも食べやすい。ただし、ヘルシーとはいってもココナッツミルクには100gあたり150kcalのエネルギー量があるので(※1)、食べ過ぎには注意しよう。

5. 絶品!スリランカ風チキンカレーに挑戦しよう

スリランカカレーは専門店で食べたほうが本格的な味を楽しむことができるが、自宅でもスリランカ風のカレーを作ることは可能だ。味の決め手となるスパイスは一つずつ用意してもいいし、ネットで「トゥナパハ(カレーパウダー)」を購入してもよい。準備ができたら以下の手順で作ってみよう。
  • サラダ油を熱した鍋でスライスした玉ねぎを炒める
  • 玉ねぎがきつね色になったら、スパイスを入れて炒める
  • 全体に火が通ったら、一口大に切ったチキンを加える
  • 肉の表面に焦げ目がついたら、水を加えて煮込む
  • 15分程度煮込んだら、ココナッツミルクと鰹節を加えて煮込む
  • 塩で味付けを調整したらスリランカ風チキンカレーの完成

コメはインディカ米がおすすめ

スリランカではコメと一緒にカレーを食べることが多いが、コメは日本でよく食べられている「ジャポニカ米」ではなく「インディカ米」という品種が主流である。インディカ米のほうがジャポニカ米よりも粘り気が少ないため、スープ状のスリランカカレーとよく馴染む。より本場のカレーライスとして楽しみたいのであれば、インディカ米で食べるようにしよう。

スリランカのおかずも用意しよう

スリランカカレーではたくさんのおかずと一緒に食べることが基本。そこで「サブジ」のようなスパイスのきいたポテト煮や、「サンポーラ(サンポル)」のようなココナッツ風味の和え物を作るのもおすすめだ。ほかにも「ポリヤル」のような揚げ野菜とスパイスの和え物などとも相性がよい。詳しくは別ページで解説しているので、合わせてチェックしておくとよいだろう。
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結論

日本のカレーやインドカレーとは異なる特徴を持つ「スリランカカレー」。その味はカレー通の舌をも唸らせるほどで、「注目のカレー」として期待されているそうだ。市販のトゥナパハを使ったり、スパイスを合わせたりすれば家庭でも本場の味を楽しむことができる。一味違うカレーを楽しみたいなら、ぜひスリランカカレーに挑戦してみよう。
【参考文献】
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